本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
8月18日(逆瀬川、「そば処 三佳」)
@rinakko
もみぢ葉に雨ふりそそぎ森のなか落葉を踏めば消えてゆくわれ──前川佐美雄
さむいさむいと尼らしとしと燃える橋──西川徹郎
#詩歌蠱術函
@rinakko
昼ビール部です。今日は逆瀬川のお店。
@rinakko
穴子煮こごり。濃ゆくてつるりん。
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お昼ごめん。「そば処 三佳」にて、すだちそば。むまかった。
8月16日(西宮、「拉麺 水輝」)
@rinakko
昼ビール部です。夏の昼間の餃子ビールは善。
@rinakko
お昼ごめん。西宮北口、「拉麺 水輝」にてTORI豚白湯ラーメン。むまかった〜。
8月15日
@rinakko
視界には幾万の蝶かがやきぬ世界を走る罅より出でて──黒瀬珂瀾
木管吹いて芒が生えてくるからだ──西川徹郎
#詩歌蠱術函
@rinakko
夫と買い出しを済ませたから、これからしばしの篭城かー。ビールはたんもりあるし。てか、まだ晴れ間もあって蝉がせっせと鳴いておる。
@rinakko
阪急電車はぎりまで走る。頼もしいマルーン色だ。
@rinakko
【ロマンス ダンセイニ卿 未収録短篇集/ダンセイニ卿】を読んだ本に追加
8月14日
@rinakko
群衆仰ぎ見るは墜落死の直後縹澄む空間の墓原──塚本邦雄
着物着て蛇の野に我が遊びけり──永田耕衣
#詩歌蠱術函
@rinakko
【葉書でドナルド・エヴァンズに/平出 隆】
“それは完全な空想の世界というよりも、この世界の皮膜という皮膜、縁(へ)りという縁りに寄り添った世界であるようにみえます。つまり、世界の不完全性そのものが生み出した世界であるように。” “現実における悲しい欠落を、まったく別の世界の、愛らしい出現に変えること。”
@rinakko
神泡屋。阪急電車の泡アート。
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そして昼ビール部です。うむ。
@rinakko
お昼ごめん。小さいちゃんぽん。
8月12日
@rinakko
月明とは遠き破壞音わが家の黑屋根のうへに汝は行きて見る──森岡貞香
羊に顔がない鉄窓よりの遠景──西川徹郎
#詩歌蠱術函
@rinakko
お昼ごめん。今日は梅田のサバ6製麺所にて、サバ塩そば。むま〜い。そして食後があっつ〜い。
8月11日(読んだ本、『小鳥たち』)
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漆黑の揚翅蝶脈搏つ大寒の夜の展翅板發火寸前──塚本邦雄
駅裏に昨夜の月が捨ててある──高岡修
#詩歌蠱術函
@rinakko
【小鳥たち/山尾悠子】
2篇は再読。大好きな麗しい1冊です。いつまでも眺めていたい‥‥、とても華奢なのに逃げるのだけは得意そう(誰にも決して捕まえられないよ‥と)な小鳥たちの姿にうとりうとり。儚げでありつつ硬質な侍女たちの佇まいと、散りしくほどの小花の吹雪と。
あとがきにもあるように、この子はどんな性格かな内気なのかな仕切ってる方かな‥と想像は尽きない。そして何より、老大公妃の存在は忘れがたい。
8月10日(読んだ本、『フェリシア、私の愚行録』)
@rinakko
雪割草咲く野に少女を攫いたく夕暮るるまで風を集めぬ──永田和宏
円筒帽のみな顔亡しぞ昼の月──安井浩司
#詩歌蠱術函
@rinakko
フェリシア、私の愚行録 (ルリユール叢書)/ネルシア】
“私は浮気から浮気へと飛んで回るように生まれついた女だ。全部つまみ食いしてひとつところにはとどまらないようにできている。(略)こんなに強い情熱を一人の人に対してだけもつなんてことは私にはできない。”
面白かった。うおん。美しき遊女フェリシアの軽やかで賢く優雅なことよ。
愛は惜しみなく分け与えることが出来るし、更に末永い友情へとゆるゆる変化させていけばよろしい…と。愛着は持っても執着はせず、激しい情熱には一歩退きつつ己の官能には素直(過ぎるほど)に従う。こんなに奔放に生きてきて、誰のことも不幸にしなかったと言い切れるところが見事なひとだ。びば浮気女。
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