1月20日(金)のつぶやき(敦賀、「イタリア食堂 ベルカント」)

 (後日追記)この日のお昼ご飯は、「イタリア食堂 ベルカント」という新しいお店にて。ランチのパスタしか選べなかったけれど、期待以上に美味しかった。もちもちスパゲッティ。

 だーさんは“ボンゴレ(ロッソ)”。


 私は“きのこのペペロンチーノ”。
 サラダもよかったなぁ。
 お店の方も感じがよくて、ぜひ夜にも行ってみたいお店。ご馳走さまでした♪

19:22
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今夜はだーなさんが作ったハンバーグ。

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アン・マイクルズ、『冬の眠り』

 勝本みつるさんの作品が装画なので、それだけでも持っていたくなる。『冬の眠り』の感想を少しばかり。

 “その約束も移してもらえるの? 一人の人間にとって神聖なものを移すことができるの? あたしはあの人の隣で永遠に眠ると決めていた。そのまだ空っぽの場所を移すことができる?” 56頁

 素晴らしかった。ひたひたと潮が寄せるようにゆっくりと胸に浸みこむ。読み終えて直ぐよりも少し時間を置いて、反芻しているうちにじわじわと感慨が溢れてくる本が時々あるが、まさにそんな作品だった。静謐に張りつめた詩の世界が、そのままどこまでも押し広げられて物語となっていく…そんな作風に魅了された。
 そしてまた、大きなダムの建設が物語の背景にあり、その為に水没した村のこと、頭も胴体も四肢も切断されるラメセス二世の巨像や移築される神殿についての記述の中には、物悲しく儚い気持ちになると同時に、それゆえに心魅かれてしまう眺めがあった。とりわけ、夫の墓を移されることを拒んだジョージアナ・フォイルが、ボートでお墓の上まで行って水底の夫に語りかける情景を思い浮かべるだけで、心がゆるんで泣きたくなる。

 ダム建設に伴う神殿の移築工事に関わる技術者のエイヴァリーと、植物を深く愛するジーン。神殿の移築作業がすでに始まっていた1964年、二人はエジプトのアブ・シンベルにやってきた。そして彼らが出会ったのは1957年、海路建設の為にもうすぐ水没する、セント・ローレンス川の土手の上でのことだった。物語は二つの時間を、行きつ戻りつしながら進んでいく。新婚の彼らに待ちうけていたものとは…。

 求め合って一度は結ぼれたはずの絆が、離れていくこともある。かけがえのない存在を守り抜いても、死によって別たれる日がいつかくる。離れて生活することなど考えられなかった土地を、容赦なく奪われる人々がいる。生きることはすなわち、失い続けることだ。なのに、疾うに喪失してしまったものへの狂おしい思いを、恋しさを、誰にも飼い慣らせやしない。それでもどうにかして宥めては癒し宥めては癒し、次の場所へと行くのだなぁ…などと、ぼんやり思った。その“癒し”すら欺瞞なのではないか…と、この物語が問いかけてくるけれど、そうではないのだと。
 ジーンとエイヴァリーの、お互いを必要とし合う姿がとても特別に見えて、それを尊く感じられるからこそ、その後の展開が切なかった。水のように流れていく人の心は、どうすることも出来ないということ。真ん中に置かれた石に引き裂かれるのは、川も人の思いも同じだということ。たどり着くべき答えは、同じものを取り戻すことではない。どんなに哀しくても痛くても、同じものなど二度とないのだから…ということ。
 でも、だからこそそこに、冬の景色のようにまっさらな、希望を見いだすことも出来るはず…と、静かな最後の場面で思った。

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1月18日(水)のつぶやき

04:33 from web
さほど、宿酔いでは、ない……。ちょっと驚き(おい)。緑茶をごきゅごきゅ。
08:00 from web
おはよーございますー。緑茶にゃうー。今朝は苺の気分。いちご、食びたい…。
12:05 from 読書メーター
【冬の眠り/アン マイクルズ 他】を読んだ本に追加 →book.akahoshitakuya.com/b/4152092688 #bookmeter
18:24 from web
やっとトリストラム命名(と言っていいのか…)された。でもちょっと他の本に行く。

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1月17日(火)のつぶやき(敦賀、「カメレオン食堂」 その2)

18:19 from web
PMSでへたっていたけれど、もうすぐ呑みに行くのでちょっと元気ー。だーさん待ち。あ、帰ってきた。

 ☆    ☆    ☆    ☆

 (後日追記)先日ランチをいただいた「カメレオン食堂」にて。夜のメニューは小皿料理が充実していて(タパスっぽい)、どれもとても美味しかった。近くによいお店が増えて、ほくほく♪


 “ポテトサラダ”。




19:59
from twicca
トリッパのトマト煮込み。うまー。


 “魚貝のガーリックオイル煮”。


 “自家製サルシッチャ”


 ご馳走さまでした♪

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1月15日(日)のつぶやき

09:29 from 読書メーター
【ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)/スタニスワフ レム】を読んだ本に追加 →book.akahoshitakuya.com/b/4336045011 #bookmeter

09:32 from 読書メーター
【ソラリス (スタニスワフ・レム コレクション)/スタニスワフ レム】 こういう話かー!とのけ反りつつ、面白く読んだ。「怪物たち」の対称対の件辺りは、軽くくらくら。

11:54 from twicca
ビール呑みつつ餃子待ちにゃう。またも…。
14:40 from web
さっき図書館に行ってみたら休みだったよーん。ま、すぐそこだけれど。赤玉スイートワインソーダ呑みつ。

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1月14日(土)のつぶやき

08:31 from web
おはよんございますー。お湯張りしながら2杯目の緑茶にゃうー。今日は雨のち雪の予報。でも午後にはロボジーを観にいくよ。だーなさんが好きそうな映画…かな。面白いといいなー。
15:48 from twicca
映画を観終えてからのビール休憩で、冷えてきたにゃう。ロボジーは、ほのぼのと楽しかった。主演の五十嵐さんが凄い人と知り、吃驚していたところ。

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1月13日(金)のつぶやき

07:49 from web
おはよんございますー。こーし2杯目にゃうん。カーネーションみて、続きが気になってふがふが。
07:51 from web (Re: @choroimo
@choroimo @hanakochia @catscradle80 とても面白いので、早く中巻に行きたいです。くすっ。
09:18 from web
知世ちゃんの美しい首筋から目が離せないにゃう。
17:45 from web
「トリストラム・シャンディ」よりか「ソラリス」の方が余っ程変…と言おうとして、どっちもどっちかと考えなおしました。
17:51 from web
ブラックウッドの新訳が出ているのか。むむ。
18:05 from web
「ラピスラズリ」、私は10月に再読したんだぜ(ぼやき)。

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1月12日(木)のつぶやき

04:48 from web
おはよんございますー。緑茶のみのみしばし本読み。ねむー。
09:48 from twicca
こんなクッキーをもらった。これ、顔だよな…。
09:56 from web (Re: @choroimo
@choroimo えー、似てないような気がww おでこの二重丸が謎ですもん。
10:08 from web (Re: @choroimo
@choroimo そのまま売ったのね!そしてコップちっちゃいよ…!

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1月11日(水)のつぶやき

04:59 from web
「トリストラム・シャンディ」は併読で読むつもりだけれど、今は上巻の半分くらい。面白い…。(まだ眠いにゃう)
07:11 from web (Re: @shiki_soleil
@shiki_soleil いや面白いのですよ~、これが(笑)。まだまだ取っ掛かりですが。この語り口は人によっては受け付けないかも…と思いつつ、私はくすくす笑ってますよん。
07:13 from web
おはよんございます。ラブレ→緑茶→珈琲→おかわり欲しい←イマココ!
08:05 from web (Re: @shiki_soleil
@shiki_soleil @catscradle80 も、もしや私が奇書好きなだけ?(爆) 理屈っぽいのも嫌いじゃないしなぁ。でも本当に、意外と読みやすいです。ふふふ。  
08:06 from web
糸子は女傑…!
08:37 from web (Re: @choroimo
@choroimo 泣かないで~~まずはしっかり養生して、いつでも混ざってください~。私はゆっくり読むつもりなので^^(あ、そろそろソラリスも)。お大事に~。
14:01 from web
ほう、「バレエ・メカニック」は加筆があるのか。あ、あれは四谷シモンだったのか…。
18:18 from web (Re: @catscradle80
@catscradle80 買えばよかったなぁと思った作品なので、これは嬉しいのですけれどねー。“書下ろしだった第三章を中心に加筆”という情報があったのですよ。読み返せるのはいつのことやら(笑)。
18:24 from 読書メーター
【トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1)/ロレンス・スターン】を読んだ本に追加 →book.akahoshitakuya.com/b/4003221214 #bookmeter
18:26 from 読書メーター
【トリストラム・シャンディ 上 (岩波文庫 赤 212-1)/ロレンス・スターン】 うーむ、可笑しい。道楽馬。

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1月10日(火)のつぶやき(読んだ本、『草原の神々の黄昏』)

05:03 from web
おはよーさんですー。連休続きで、お弁当作りの感覚が鈍りますー。
09:08 from web
長ねぎたぷーりの納豆入り粕汁で、ぽかぽかにゃう…。これから材料を買い足して、おでんを仕込むのだー。
09:10 from web
出汁は作ってるところ。

 ☆    ☆    ☆    ☆

12:49
from 読書メーター
【草原の神々の黄昏/イスマイル カダレ】を読んだ本に追加 →http://t.co/3wwZywsY #bookmeter

13:00
from 読書メーター
【草原の神々の黄昏/イスマイル カダレ】
 作家専用の保養所でバカンスを過ごす語り手が、そこで出会ったプラチナ色の髪の女性と、海辺の町をさ迷うように夜を過ごす1章の雰囲気がとても好きだった。そして
その時語られる、バルカン半島に残るアルバニアの物語詩の内容(約束を果たそうとして死者が蘇る話)が、2章以降のモスクワに戻った主人公の物語の底を静かに流れている。対称的に騒がしい、議論好きな学生たちとの付き合い。外国人としてモスクワの大学に通う日々、襲ってくる疎外感、恋人とのすれ違い…。悲哀の色濃く胸に残るが、ラストの余韻は素晴らしい。パステルナークの件など、とても興味深かった。

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