1月18日(月)のつぶやき(読んだ本、『アイルランド幻想』)

06:48 from web
おはようございます。なみなみのソイラテなう。
08:43 from web
生姜湯を配り歩きたい…。私の場合、モームは新潮文庫のイメージ一色なので、有無を言わせず上田勤訳。うーん、昔「月と6ペンス」だけ読んだことがあるのだけれど、はて誰の訳だったのだろう? 「お菓子と麦酒」はまだこれから。ぱらぱらぱら…“タート”ってタルトか…。
09:04 from web (Re: @hanakochia
@hanakochia ああー、訳者がばらばらなのですね。そして「月と六ペンス」は中野好夫と。お蔭さまですっきり♪です。
09:09 from web
アイルランド関連めも。クレア・キーガンの「青い野を歩く」が気になる。好みな匂いが鼻をくすぐる。
09:10 from web
さて、片すぞ!
17:55 from web
実家から野菜が届き、とりあえず開けたところなう。相変わらずの恐るべし量だけれど、ありがたくいただくよ。根菜メインに葉野菜も少し、ニューフェイスはヤーコンばんは…(苦しい)。
18:03 from web
間違えて買った分も合わせて、長ねぎが植えるほどいっぱいある。
18:22 from web (Re: @lisky
@lisky なるほど。私は長ねぎが大好きなので、ザクザク切って消費出来ると思っているのですが、冷凍はいいですね。実家から届いた分が当然土付きでして、半ば本気で植えたい気分です(笑)。
23:56 from API
【アイルランド幻想 (光文社文庫)】を読んだ本に追加 http://book.akahoshitakuya.com/b/4334761577

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 先日お薦めいただいた、ケルト学者ピーター・トレメインのアイリッシュ・ホラー集。『アイルランド幻想』。

 ただ雰囲気だけで好きなつもりでいても、ケルト神話のこともアイルランドの歴史のこともまだまだ知らないことばかり。ここに収められている11話は現代の設定でありながら、内から外からそれらを見つめつつ描かれたものばかりだったので、物語を堪能すると同時にアイルランドへの関心も満たされる一冊だった。
 恨みや嘆きを抱えた哀しい物語群なのに、アイルランドに根付く神話の世界の怖ろしさと想像力豊かな深み、そして古代の叡知への畏敬の思いに、引き込まれた。
 とりわけ好きだったのは、先ず1話目の「石柱」。神殿の跡に建てられた邸で、盲目の作曲家が若い妻に欺かれ…というサスペンスタッチな設定が楽しめた。あとは、バン・シイの不気味な泣き声が後を引きそうな、「髪白きもの」。イギリスによる理不尽な侵略を受けた時代の、当時の農民の呪詛のこもったような古家。そこで見つかった古文書に書かれていたこととは…という話。「メビウスの館」や「妖術師」のように、幽霊譚でもありケルト的呪い話でもある作品もとても面白かった。そして11話目の「幻影」は、ローマの神学校を出た若き司祭の驕りが、アイルランドの島の異教の魔(彼にとっての)に絡め取られていく話。誘惑する少女の存在が印象的だった。
 これからアイルランド関連の本を、もっと読んでいきたいと思う。
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