本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
映画、「タロットカード殺人事件」
今日はお昼過ぎから、梅田まで出かけて本の買い出し。ゆっくり丁寧に見て廻って、欲張ってはいけないなぁ…と自制しつつ5冊購入しました。積読本もまだまだあるのに、まるで冬籠りの準備です。
のどが渇いて休憩したくなったので、そんなときの為に押さえてある穴場的なお店で、一人ビールをしました。休日の昼間でもいつも空いているので、よくだーさんと一緒に利用するバー。うふふ。
そうそう、昨日は映画を観ました。10月に「めがね」を観たのと同じ劇場でした。 元町駅から少し歩きますが、素敵な建物なので気に入っている場所です。劇場は、建物の地下深くへともぐります。
観てきた映画は、「タロットカード殺人事件」です。
監督・脚本: ウディ・アレン
出演: スカーレット・ヨハンソン ヒュー・ジャックマン
ウディ・アレン イアン・マクシェーン
2006年/イギリス/95分
配給: ワイズポリシー
〔 ロンドンの夜に悲鳴が響く…。切り裂きジャックの再来と言われる連続殺人鬼が世に姿を現す。狙われるのはブルネットの美女ばかり。そしていつも殺人現場に残されるのはタロットカードが一枚。いったい犯人は誰なのか…? アガサ・クリスティへのオマージュたっぷりに描かれるウィットとペーソスに溢れた上質ミステリー。 〕
ふふ、面白かったです。
観てみたくなったきっかけは単純で、“アガサ・クリスティへのオマージュたっぷり”という惹句に捉まったのでした。でもそれだけじゃなくて、イギリスが好きな人には堪らない映画かな? かく言う私もイギリス贔屓なので、堪能しましたわよ。
占いには関心がないのでタロットカードのことも全然知りませんが、作品中タロットカードの薀蓄が少しは出てくるのかと心待ちにしていたのに、ぜ~んぜん! あくまでもタロットカードは、小物なのでした。何だか人を喰ってるなぁ…と思いきや、そもそも原題には“タロットカード”なんて入っていないのでしたよ。
全体的にすごく品の良いコメディになっていますが、その中でも素晴らしいのがウディ・アレンが演じる三流マジシャン・シドニーのお惚けぶり!です。いやもう、しょうもないことばっかり喋る喋る。一方、お相手のスカーレット・ヨハンソン演じるジャーナリスト志望の学生・サンドラも負けじと喋る喋る。この二人が一緒の場面は、兎に角とても楽しかったです。
私はこういう映画が好きだなぁ。色々と複雑でむつかしくて終始はらはらさせられっぱなしの映画よりも、心に少しばかり油断や隙間があっても安心して観られる映画。
最後まで、「うふふ…」と笑わせてくれる映画でした。 スカーレット・ヨハンソン、とってもキュートでした。
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ウッディ・アレンというとみたことないけどアニー・ホールが浮かびます
正直実はまだご存命だと思ってなかった・・結構なお歳では?
しかしこのタロット・・みたいけど田舎ではやりそうにないような
WOWOwか市の観賞会で奇跡的に上映するのをまつしかないきがします
1935年生まれなので、今72歳でしょうか。
でも流石に動きとかは、老人ぽくなかったです。 何しろマジシャン役ですし。
タイトルとは裏腹に、気持ち良く笑える映画だと思います。 機会がありましたら、ぜひ♪
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