大衆中華の老舗♪ 「焼賣太楼」 その2

3月8日、日曜日。曇り。 
 昨日読了出来なかった小説のラストを、湯舟に浸かりながらとうとう読み終えた朝。しびれてしまった。そのまま沈みそうだった……ぶくぶくぶく…(『百年の孤独』)。
 それはさておき。

 今日は梅田まで繰り出して、「焼賣太楼」でお昼ご飯。「焼賣太楼」は4度目。ホワイティ梅田の店舗にお邪魔するのは3度目だった。

 昨夜は湯豆腐(今頃…)にしたけれど、水菜を中心につまんでいたので朝になったらお腹が空いていて、お昼ご飯が待ち遠しいったら…。梅田駅に着いたらば、だーさんの腕に腕を絡ませて(無理やり)、お店を目指してすたたたたっ♪
 
 …と言いつつ、お店に着いたらまずはやっぱりビール。こちらのお店、風の吹き抜ける地下街にあるのに入口が開けっぱなしなので、相当寒くて、正直ちょっといらっとしたけれど…(寒がりな人にはわかってもらえると思うの…)。とりあえずビール、頼んでしまった。

 コートを肩にかけたまま、ビールを呑む私って…。 
 でもまあ、いろいろと食べているうちにはちゃんと温まるでしょう。 

 今日の焼賣は6個で頼んだので、ちょっと小振り(食べやすかった)。相変わらず美味しいのーう。 
 あっと言う間に空っぽになる。

 焼き餃子も、あっつあつで凄く美味しい。
 と言っても、普通の餃子だけれど。

 さらに、八宝菜。
 これも普通に美味しかった。今にもお皿からこぼれそうで吃驚した。こういうところがいかにも、大衆中華っぽい。 

 ビール一杯を乾してから、どうにも寒いのでだーさんが呑んでいた紹興酒を私もちびちび。
 これでやっと、ほんのり温まった。 

 …が、最後に頼んだ一品で、本当にぽっかぽかになることに…!
 だーさんから「後は何を頼みますか?」と訊かれ、シェアするつもりで「胡麻そば」と答えたら、「じゃあ、胡麻そば二つ!」という答えが返ってきた。え、ふ、二つ? まあ、いっか…。

 じゃじゃーん。はいっ、これが人気メニューの“胡麻そば」”。
 な、なんか、一応一人分なのに多めに見えちゃう。しかもこの胡麻の量、そしてあんかけ…。カ、カロリー計算なんて、絶対にしたくない一杯であるよ。

 でも、肝心なお味の方は美味しい~♪ので、箸はどんどんすすんだ。惜し気もなく振りかけられた胡麻に、もやしと豚肉…という、シンプルな組み合わせ。胡麻パワーは、侮れませんな(そのカロリーもね…)。
 熱々なあんかけ。

 
 お店をあとにしてからは、ちょっと寄りたい雑貨屋さんがあったのでだーさんに付き合ってもらって、それからは別行動。昨日三宮の方で立ち寄ったばかりなのに、堂島のジュンク堂にも足を向けてしまった。 
 
 あ、そう言えば、早川文庫の棚の前で、「おおお、このことか…!」と腰を抜かしそうになったのが、「アンドロイド~」と「高い城の男」の黒い二冊だったわ。「アンドロイド~」は手元にあるけれど、「高い城の男」は実家にあるのかどうかも心許ないので、ちょっぴり複雑な気分。うーん。

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