本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
今日はロシア♪ 「神戸 バラライカ」 その2
2月8日、日曜日。晴れ。
風が吹くと寒いけれど、陽射しは柔らかな日。 かわゆし(ロシアと言えばチェスも…)。
最近、銀色さんの『銀色ナイフ』を併読している。今日はこんな箇所でにやにや。
〔 確かに、どの夫婦も、お互いに助け合ってて、生活するのに、お互いが必要みたいだ。生活共同体のようだ。そうすると、私は、それ、いやだなあ。 〕 44頁
銀色さんのこういうところが、かなり好きだ。私はここまで潔くはなれないけれど。
閑話休題。今日はいつもよりも早めに出かけて、三宮の旅行会社でまず所用。それからコーヒー1杯で時間をつぶし、先月お邪魔したばかりの「バラライカ」へと向かったのであった。
「バラライカ」再訪は、だーさんの強い希望。でも、私もかなり気に入ったお店なので、るるる~♪とその案に乗っかってみた次第。
…が、実は着くのが早過ぎた。ここは12時開店。 入口の隣に飾り棚があって、マトリョーシカのチェスが並んでいる。
読みかけの本を開きつつ雑談しつつ待って、やっと開店。わーい。
今日は一番奥のテーブル席。壁の隣で落ち着く。 待ち時間で体が冷えたと言いながら、とりあえずビール。このテーブルだけ浮いてる…(周りはロシアンティー)。
ビールのお供は、前菜のサシースカ(ウインナーソーセージ)、マリノーバナヤ・リーバ(魚のマリネトマト風味)。 マリネ、随分しっかり冷えていたよ…(冷菜だからしょうがないか)。
ここでお酒を替える。だーさんは、楽しみにしていたズブロッカ。私は気まぐれを起こしてブラッディマリー。 トマトジュースは得意じゃないのに、アルコールが入るとちゃんと呑める。
さらにさらに、ビフストローガノフ(牛肉細切クリーム煮 フレンチフライポテト添)。 混ぜながらいただく。私は美味しく頂いたけれど、だーさんが想像していたものとはちょっと違ったらしい。
ガルショチク・ボーバラライカ(海の幸クリーム煮つぼ焼・サラダ付)。今日、私が楽しみにしていたのはこれかな。だーさんが興味なさそうだったので迷ったものの、頼んでみたらこれが予想外に好評で…。
これこれ、この蓋になっているパイをシチューに浸していただくのが私は大好き。…なのに、ウォッカですっかりご機嫌なだーさんにほとんど取られちゃったわよ、ふっ。いいえいいのよ、あなたがお気に召したのならば…(棒読み)。
そして〆。コースの順番に逆らって、最後にピロシキを一つずつ。美味しいものは最後のお楽しみ…、ということかな。 旨いんだな、これがっ。
今日も1時間ほどかけて、ゆるりとしたためたのであった。美味しかったよぅ、ご馳走さまです♪
ズブロッカでだーさんが超ご機嫌になってしまったので、何だか心配でお買い物を諦めて一緒に帰った午後…(その後のことは書けません)。
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美味しそうですねー。
ビーフストロガノフは僕のイメージとも違います。。
でも、ピロシキは美味しいですね。私が初めて食べたのは、ミスドのピロシキでした。昔の話です。
いつも楽しく読ませていただいてます
ところで一つ教えていただきたいんですが
多和田葉子著の「変身のためのオピウム」
の装丁はどなたが手がけたか
本のほうにしるされていませんか?
探索しても出て来ないので
よろしければちょっと確認していただけませんかね
突然すみませんがよろしくおねがいします
多和田さんの「変身のためのオピウム」ですが、装丁は坂川事務所となっており、装画が落田洋子さんの「眠る砂」です。
私も本を入手した当初、落田さんのことを少し調べたりしました。素敵ですよね。
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