人気の回転すし、「磯寿司 くるくる丸」 その5

8月30日、土曜日。曇り。 
 8月最後の週末。いつもよりも遅めの起床。はっきりしない色の空と涼しい風で、夏はゆくー。  

 最近やたらと眠くて転寝してしまったり、妙に食欲がないのだが、季節の変化に体が戸惑っているのかも知れない。厄介な(やわな?)体質になってしまった。  
 今日は、だーさんが午前中に床屋さんに行っていたので、毛づくろいを終えて家でぼーっと待っていたのだが、体がだるくてだるくてしんどかった。ちょっと動きまわったら、動悸がしそうな感じ(あたしゃ幾つなんだ)。空腹な所為かと思い、だーさんの帰宅を大人しく待つ。

 で、帰ってきたので、お昼ご飯のお店を決めようとあだこだ話し合う。しかし、なかなか決まらない。中休みのあるお店はぎりぎりになってしまうので、結局西宮の「磯寿司 くるくる丸」へいくことになった。なんともう5回目よ。

 遅めの時間なのが幸いして、待ち時間はほぼなし。なぜかいつもテーブル席にありつけるのも、嬉しいことじゃ。
 スタンバりましてビール。

 とりあえずお約束の玉子をいただいてから、“はも”がありましたので、鱧~♪
 ざくっとした歯触り、美味。梅肉も、ちゃんとしたものが使ってある。

 “かんぱち”。前回も頂いてるわ…。
 ぷりぷりに身が締まっているのじゃ。

 “すずき”。これも前回と同じ…。
 鱸の旬を調べてみたら6~8月と出たので、この選択はよかったみたい。

 前回だーさんが美味しそうにいただいていたので、“あわび”。  うっ。美味しいのだが、今日は肝が付いてこなかったよう…! ちょっとショック。

 ビール2杯と冷房で体が冷えたので、茶碗蒸しを頼んでみることにした。いつもだーさんが食べているのを、「いいなぁ…」と指をくわえて眺めていたのだ。こういう水気の多い料理って、私はお腹が膨れちゃうのだけれど。
 出汁が美味しい! 回転すしのお店で茶碗蒸しをいただいたのは、本当に今日が初めて。喉越し良く、少しずつ魚介が沈んでいた。

 ところで、茶碗蒸しは、実家では昔から夕餉のおかずの定番だった。もちろん母の手作りで、今では見かけなくなった大きな蒸し器で、一度に器6つ分を蒸してしまう。父親と弟の好物だったので、二人にはお代わりが用意されていた。で、お店のようにはちゃんと卵を濾さないので、下の方に白身だけ固まっていることがよくあったが、私はその部分が大好きだったなぁ。あと、具材がびっしり入っていた。私のお気に入りは、お餅と鶏肉と花麩だった。…と、そんなことをだーさんと話しながらいただいた。

 まだいけそうだったので、〆に“しそ巻き”。だーさんとかぶったのはこれだけ。 
 そも、〆に海苔巻きをいただくのは、だーさんの真似。海苔と紫蘇と梅の風味を味わい分けていると、日本人の味覚が繊細なのはこういうものを食べ続けているからだー、と思ったりして。
 ゆるゆると呑んでいた所為もあって、相当に長居の客であった。

 この後だーさんに付き合ってもらい、家の鍵に付けていた茶色い熊の鎖が外れやすくなってしまったので、駅ビルのデパートでキーホルダーを物色。あの、小さい球がつぶつぶつぶ…と連なった鎖では心もとないと思い、頑丈なわっかタイプを求めていたら、Afternoon Teaで見つかったのでさくっとそれにした。透き通った黄色いキャンディ! 

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