8月13日(火)のつぶやき(読んだ本、『解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯』)

@rinakko 09:14
【解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 (河出文庫)/ウェンディ・ムーア】を読んだ本に追加

 おおお面白かったー! ジョン・ハンターの飽くなき探求心が兎に角凄まじくて、もうどこまで広がっていくものかと目を丸くして頁を繰った。“生き物の発生の過程を知ろうという大航海”、定説に疑問をもって徹底的に調べることを提唱する講座から、優れた後継者たちを輩出したこと、様々な動物にまで及ぶ解剖と標本、自分の体さえも実験に…などなど。一方で、粗野で癇癪持ちで口が悪かったという人物像。この、変人で稀有な天才だった人の、妻の声もこそっと聞いてみたい…なんて思ったり。
 18世紀の医療については、悪名高い瀉血(一度で30オンスにおよぶことも…ひいい)とか梅毒の水銀治療の件とか、読んでいるだけで貧血を起こしそうだったわ。


@rinakko 11:19
桃美味桃美味桃美味ー。
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