1月5日(火)のつぶやき(読んだ本、『明暗』)

06:33 from web
おはようございまっすん。こーしーなうっすん。
11:20 from web
おでん、仕込んでるところ。今日はシンプル具材で少なめ。おだしの香り充満。
13:41 from web
スープを飲みながら雷に耳を傾けていたら、雨が降り出した。はじまりはいつも雨、徐々に雪。
14:07 from API
【明暗 (新潮文庫)】を読んだ本に追加 http://book.akahoshitakuya.com/b/4101010196
15:16 from web
次の本に手を出す気分でもなかったので、ちゃちゃっと「明暗」の感想を読書会に書いてきた。これにて宿題提出!かと思いきや、そう言えば去年の課題だったよ…。

 ☆    ☆    ☆    ☆

 という訳で、読書会の課題本だった漱石の『明暗』。年越しの一冊。

 読書会用の感想を書いたので、こちらに。
 十何年ぶりかに読みましたが、やはり面白かったです。
 津田とお秀の兄妹喧嘩からお秀とお延の一騎打ちまでの流れは、一旦駆け上がってまた引き摺り下ろされる…みたいなメリハリが素晴らしく、お金絡みのありがちな諍いがどうしてこんなに面白いのか…!と感心しました。
 あと、お延・お秀とか、お延・清子とか、それぞれに対照的な女性たちを比較してその相違をどんどん暴いていくような箇所は、結構辛辣と言うか容赦なくって息を呑んだりもしました。
 そして細部の描き込みまでが心憎く、そこがまた堪りませんでした。私は漱石と言うと、そんなところが好きなのかも知れません。
 たとえば先ほど読んだばかりのラスト辺りでは、清子の髪形のことがチラッとさり気なく出てきます。津田がお調子よく下女に向かって「銀杏返しかい、丸髷かい」などと言っていたのに対し、実際には清子が結わせたのは平常っぽい庇髪であった。これってつまり、久方ぶりな再会へ向けたお互いの意識や気合の入れ具合に如何に落差があるか…ってことですよね。男が女の装いに目を走らせて、自分に合うために相手がどれだけの気を遣っているか見定めて…「ちっ」みたいな(笑)。
 だから津田と清子のこの再会場面の場合ですと、清子の方には津田への未練がさっぱり残っていないんだなぁ…ということが、ちゃんと読み手側にも自然と伝わってきます。そういうちょっとした思惑の齟齬や登場人物同士のすれ違いなどが、意外で皮肉な角度からサラリと示されていたりする辺り、読んでいてにやにやしてしまいました。
 …しかし何回読んでも〈未完〉の文字が現れる唐突さには、あっと驚く。
15:42 from web (Re: @choroimo
@choroimo まあ、言うほど気にしていないのですけれど(笑)、このずれが修正されないまま続いていきそうで…。なんか、いつも宿題を遅れて出す子みたい。まあ、それも言うほど…。:∥ 
15:45 from web
あごににきびが出来た。ききかえされても、にきびはにきび。そう言えば胃の調子が。
16:18 from web (Re: @hanakochia
@hanakochia ほうう、クラッシュ良かったですか。それは読むのが楽しみです。当時映画を観に行った知り合いは、「訳がわからんかった」と言っておりました。さもありなん(笑)。私は今、「時の声」が待機中です。バラードバラード♪
19:52 from web (Re: @naoko_1999
@naoko_1999 うふふ、白熊さんの発言にすっかり誘導されちゃいますよね(ぽっ・頬染め)。私もこの作品はとても好きでしたので、続きが読みたい…です。良い男の子(素材)がそろってますもの(笑)。
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