本が好き!な、りなっこのダイアリーです。週末は旦那と食べ歩き。そちらの報告も。
本読みの日々つらつら
蕎麦日和に♪ 「そば処 卓」 その3
1月24日、土曜日。曇りときどき晴れ。
今日も寒いー。
昨夜の夜更かしの所為か、まだ宵の口に寝入ってしまった。ふと目が覚めたらミュージックフェアが始まっていて、中村あゆみと坂本冬美が「翼の折れたエンジェル」を歌うところだった。それで、何だか、とても眩しいものに目を細めるような心持ちで、ぼーっと聴いていた。くぅーっと歌の中に入っていって、うずくまって泣いている女の子の姿が見えてくるような甘苦しい気分で。歌って凄い。しかも私、流行っていた頃は特に好きでもなかった曲なのに…。あ、坂本さんの新曲もよかった。
はい、ここから時間をさかのぼりまして。
今日はいつもよりも早めに家を出て、元町の「卓」にてお昼ご飯。お蕎麦の美味しいお店、今日で三度目だった。開店時間のちょっと前に着いたが、お店の前で待っていたら招き入れていただけた。寒い中を歩いてすっかり体が冷えていたので、その上お腹がペコペコだったので、嬉しく嬉しく奥のテーブル席へ。
初めて訪れた時と同じ一番奥のテーブル席は、落ち着いて呑めるのだ。
体が冷えたと言いつつも、先ずはビールを少々。
お約束の出し巻。
お蕎麦屋さんの出し巻だもの、ふふふ、ふ…。
すぐにお酒をかえる。熱燗♪
この徳利、突起の部分に指をかけるととても持ちやすいという優れもの。
そしてこちら、初めて頼んでみた天ぷらの盛り合わせ。お上品な天つゆと抹茶塩で。
こ、この天ぷら、二人で目を丸くするくらい美味しかったのー。さくさくな衣の軽さが、兎に角素敵。
玉ねぎはほろほろとたいへん甘く、ズッキー二はどこまでも瑞々しく、蓮根の穴は果てしなく透徹…(何のことやら)。
このお店、器類にも感心してしまう。
こういうごっついお皿、私の好み。
これもお約束、蕎麦寿司。
お蕎麦のぬめりと海苔の食感が、素晴らしい塩梅で溶け合う逸品。
はい、〆のお蕎麦。
だーさんはいつもの、“田舎もりそば”の黒。
そして私は、壁の貼り紙メニュー“下仁田ねぎそば”。
温かい蕎麦はあまり頼まないが、こんな寒い日にはやっぱり良いわ。ねぎ×生姜で、ぽかぽか♪
とっても太い下仁田ねぎは焦がし具合も絶妙で、箸でつまんで口に運べば、とろとろと舌にしな垂れてくる。そして、甘いのだー。
ううう、美味しかったなぁ。
最後に出てくるデザートはみかん。
お店の方たちがとても感じ良くて、行き届いたサービスが何よりも美味な、お気に入りなお店の一つ。ご馳走さまでした♪
三宮まで歩いてジュンク堂に立ち寄り、その後いつもの「多聞」でニンニク丸(だーさんのお気に入りになってしまった…)なんぞをつつく。DONQでパンを買って帰路についた。
空が晴れたら蕎麦日和、風が吹いても蕎麦日和、今日みたいな寒ーい日ももちろん蕎麦日和。