バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

C型肝炎ウイルス排除後の肝発癌に関わる遺伝要因(体質)を発見

2017年02月06日 | 癌 ガン がん 腫瘍


日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.02.06
名古屋市立大学 東京大学 日本医療研究開発機構

名古屋市立大学大学院医学研究科の田中靖人教授、松浦健太郎研究員は、東京大学大学院医学系研究科の徳永勝士教授との共同研究により、HCV排除後の肝発癌に関わる遺伝要因を世界で初めて発見することに成功しました。我々が発見した「TLL1(トロイド様遺伝子1)」という遺伝子型を測定することによって、HCV排除後の肝発癌リスクの高い患者群を絞り込むことが可能となり、肝癌の早期発見・治療につながるものと考えられます。また、さらなる研究によりHCV排除後やその他の疾患(B型肝炎、非アルコール性脂肪性肝炎、糖尿病など)を原因とする肝発癌のメカニズムの解明、新規の治療法の開発も期待できます。
https://research-er.jp/articles/view/55090

アルビノ個体を用いて菌に寄生して生きるランで はたらく遺伝子を明らかに

2017年02月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

アルビノ個体を用いて菌に寄生して生きるランで はたらく遺伝子を明らかに
~光合成をやめた菌従属栄養植物の成り立ちを解明するための重要な手がかり~

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.02.06
千葉大学 神戸大学 鳥取大学 基礎生物学研究所

https://research-er.jp/articles/view/55091


二本鎖DNA末端に対する強い塩基付加活性の発見-逆転写酵素の知られざる横顔

2017年02月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.02.06
東北大学

DNA 合成酵素のうちあるものは平滑 DNA の 3'端に、鋳型配列非依存的に塩基を付加することで、3'突出を形成することが知られています(図)。これまでに知られていたこのような活性を有する酵素は、いずれも A を付加する活性のみが強く、付加できる A の数も 1 つだけでした。東北大学大学院生命科学研究科の大坪嘉行准教授、永田裕二教授、津田雅孝教授らの研究グループは、逆転写に広く使用されているマウス白血病ウィルス由来の逆転写酵素*1が、平滑 DNA 末端*2に対して A、C、G、T のいずれも 1 から 4 個付加可能な非常に強い活性を有していることを見出しました。
https://research-er.jp/articles/view/55097

子宮頸がんワクチン投与後の簡易な血中抗体価測定法の開発に成功

2017年02月06日 | 医療 医薬 健康
記事一覧プレスリリース

子宮頸がんワクチン投与後の簡易な血中抗体価測定法の開発に成功
~パピローマウイルス16・18型に対する抗体価を採血後15分以内で判定可能~

日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.02.06
東京都医学総合研究所

東京都の特別研究の一環として、(公財)東京都医学総合研究所・芝崎 太 参事研究員らは、子宮頸がんワクチン接種後に血液中で上昇するパピローマウイルス16型、18型に対する血中抗体価※1を、血液1滴以下を用いて15分以内で測定できる簡易イムノクロマトキット開発に成功しましたのでご報告致します。
https://research-er.jp/articles/view/55103

多能性幹細胞及び心筋細胞以外の分化細胞に対する細胞死誘導方法

2017年02月06日 | 医療 医薬 健康

WO 2010114136 A1
発明者 Fumiyuki Hattori, 文幸 服部, Keiichi Fukuda, 恵一 福田
特許出願人 Daiichi Sankyo Company, Limited, 第一三共株式会社, Keio University, 学校法人慶應義塾

要約書
 遺伝子改変を行うことなく、胚性幹細胞や誘導性多能性幹細胞等の多能性幹細胞、及び多能性幹細胞由来の心筋細胞以外の分化細胞には細胞死を誘導するが、心筋細胞に対しては細胞死を誘導しない方法を開発することを課題とする。本発明は、物質的な毒性や細胞死誘導作用が認められていない物質を多能性幹細胞や非心筋細胞の培養条件に対して添加することにより、非常に効率的に心筋細胞以外の細胞に対して細胞死を誘導する方法を構築することにより、遺伝子改変によることなく、上記の課題を解決することができることを明らかにした。
https://www.google.com/patents/WO2010114136A1?cl=ja


RNA干渉剤、その製造方法及びその利用

2017年02月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学

整理番号 (GI-H23-45)
掲載日 2017年2月2日
出願番号 特願2014-549919
出願日 平成25年11月29日(2013.11.29)
国際出願番号 JP2013082179
国際公開番号 WO2014084354
国際出願日 平成25年11月29日(2013.11.29)
国際公開日 平成26年6月5日(2014.6.5)
優先権データ

特願2012-261730 (2012.11.29) JP

発明者

北出 幸夫
中島 礼美

出願人

国立大学法人岐阜大学

発明の名称 RNA干渉剤、その製造方法及びその利用 NEW コモンズ 新技術説明会
発明の概要 簡易な構成でオフ・ターゲット効果の抑制効果が得られるRNA干渉剤を提供する。このため、本開示は、3’末端にPAZドメイン低親和性ユニットを1又は2以上を備える、一本鎖オリゴヌクレオチドをパッセンジャー鎖として備えるRNA干渉剤とする。J-Store >>国内特許コード P170013692

炎症及び脱髄の少なくとも一方を伴う神経疾患の検出方法

2017年02月06日 | 医療 医薬 健康

出願番号 特願2014-548612
出願日 平成25年11月21日(2013.11.21)
国際出願番号 JP2013081385
国際公開番号 WO2014080979
国際出願日 平成25年11月21日(2013.11.21)
国際公開日 平成26年5月30日(2014.5.30)
優先権データ

特願2012-256701 (2012.11.22) JP

発明者

竹居 光太郎
高橋 慶太
鈴木 ゆめ
五嶋 良郎

出願人

公立大学法人横浜市立大学

発明の名称 炎症及び脱髄の少なくとも一方を伴う神経疾患の検出方法
発明の概要 多発性硬化症や視神経脊髄炎等の炎症及び脱髄の少なくとも一方を伴う神経疾患の確定診断に有用な新規な手段が開示されている。本発明が提供する炎症及び脱髄の少なくとも一方を伴う神経疾患(ただし脳梗塞を除く)の検出方法は、被検者から分離された試料中のCrtac1Bタンパク質を測定することを含み、Crtac1Bタンパク質量の低値により前記神経疾患の存在が検出される。 J-Store >>国内特許コードP170013691

糖タンパク質の糖鎖を遊離させる活性を有する酵素およびその製造方法

2017年02月06日 | 糖鎖生化学

整理番号 (2012-033,S2013-0214-N0)
掲載日 2017年2月2日
出願番号 特願2014-548618
出願日 平成25年11月21日(2013.11.21)
国際出願番号 JP2013081422
国際公開番号 WO2014080991
国際出願日 平成25年11月21日(2013.11.21)
国際公開日 平成26年5月30日(2014.5.30)
優先権データ

特願2012-255631 (2012.11.21) JP
特願2013-108153 (2013.5.22) JP

発明者

伊藤 和央

出願人

公立大学法人大阪市立大学

発明の名称 糖タンパク質の糖鎖を遊離させる活性を有する酵素およびその製造方法、該酵素を用いる糖鎖の遊離方法
発明の概要 コンプレックス型糖鎖に作用し、糖タンパク質そのものから糖鎖を直接遊離させる活性を有する酵素を提供することを課題とする。
ラクトバシラス属およびプレボテラ属から選択される微生物に由来するか、または配列番号1、配列番号3、配列番号5、配列番号7、配列番号9もしくは配列番号11のアミノ酸配列またはこれらの配列のいずれか一つと少なくとも70%の相同性を有するアミノ酸配列を有し、かつ、糖タンパク質の糖鎖を遊離させる活性を有する酵素により上記課題を解決する。J-Store >>国内特許コード P170013690

IL-6産生抑制作用を有する非下痢原性分散接着性大腸菌及びその利用

2017年02月06日 | 腸内細菌 プロバイオティクス

出願番号 特願2015-121127
公開番号 特開2017-000126
出願日 平成27年6月16日(2015.6.16)
公開日 平成29年1月5日(2017.1.5)
発明者

西川 禎一

出願人

公立大学法人大阪市立大学

発明の名称 IL-6産生抑制作用を有する非下痢原性分散接着性大腸菌及びその利用 NEW
発明の概要 【課題】腸管の炎症、特に炎症性腸疾患の予防又は治療に有用なプロバイオティクスを提供することを課題とする。
【解決手段】上皮細胞のインターロイキン6産生を抑制する作用を有する、非下痢原性分散接着性大腸菌を見出して、上記の課題を解決する。J-Store>>国内特許コード P170013684

核磁気共鳴法のための細胞標識試薬とその用途

2017年02月06日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
出願人: 関西ティー・エル・オー株式会社, 滋賀県
発明者: 遠山 育夫, 犬伏 俊郎, 田口 弘康, 白井 伸明, 岡田 俊樹, 平尾 浩一

出願 2005-304834 (2005/10/19) 公開 2007-112736 (2007/05/10)

【要約】【課題】細胞や組織を標識し、核磁気共鳴法を用いて移植後の細胞や組織を非侵襲的に検出するための試薬を提供する。【解決手段】CF3基を有するアミノ酸あるいはペプチドからなる核磁気共鳴イメージング(MRI)用の細胞標識試薬。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/a2007112736/