バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ポリガンマグルタミン酸を含むウイルス感染を予防する組成物

2017年02月17日 | 医療 医薬 健康
出願人: バイオリーダーズ コーポレーション, BIOLEADERS CORPORATION, コリア リサーチ インスティテュート オブ バイオサイエンス アンド バイオテクノロジー
発明者: スン ムンヒ, キム チョルジョン, プ ハリャン, チョイ ヨンギ, イ イルハン, ヨ テウォン

出願 2010-524763 (2007/09/13) 公開 2010-539158 (2010/12/16)

【要約】本発明は有効量のポリガンマグルタミン酸を含むウイルス感染の抑制または予防用医薬組成物に関し、より一層詳しくは、呼吸器及び全身感染を誘導するウイルス、例えばインフルエンザウイルスに対する感染抑制効果を有するポリガンマグルタミン酸を有効性分として含み、ウイルスの感染を抑制して、ウイルス性疾患を予防できる医薬組成物、健康機能性食品または飼料添加剤に関する。本発明によるポリガンマグルタミン酸を有効性分として含む組成物はインフルエンザウイルス及び多様なウイルス性疾患の予防のための動物用飼料添加剤や薬品として使用可能なだけでなく、人体用医薬組成物及び健康機能性食品として使用できる効果がある。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2010539158/

茄子科の形成層由来植物幹細胞及びこれの分離培養方法

2017年02月17日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願人: 株式会社ウンファ
発明者: ユ ヨンミ, キム ソヨン, チン ヨンウ, イ ウンギョン, ホン ソンミ

出願 2012-512980 (2010/05/28) 公開 2012-527890 (2012/11/12)

【要約】本発明は茄子科(family Solanaceae)の形成層由来幹細胞及びその分離培養方法に関する。本発明に係わる茄子科の形成層由来幹細胞は脱分化過程を経ることなく未分化状態で分離され、長期培養時にも細胞生長率と生長パターンが変化せず安定的に維持され、大量培養が可能で有用である。また、本発明に係わる茄子科の形成層由来幹細胞及びその培養物は、シワ改善効果が強いと知られているレチノイン酸によりも優れた効率で老化と係わる酵素の生成を抑制させ、さらにプロコラーゲンの生合成を誘導効果があるため、老化防止及び老化遅延に有用である。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012527890/

審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

インドール−3−アルキルカルボン酸を含む光感作剤、及びこれを含む光線力学治療用キット

2017年02月17日 | 医療機器 検査機器
出願人: ウェルスキン カンパニー リミテッド, WELSKIN CO., LTD.
発明者: パク ギョンチャン, キム ドンソク, キム ソヨン

出願 2009-519371 (2007/07/06) 公開 2009-542801 (2009/12/03)

【要約】本発明は、インドール−3−アルキルカルボン酸(ICA)を含む光感作剤、及びこれを含む光線力学治療用キットに関するものである。より詳細には、本発明はICAまたはその薬学的に許容可能な塩を含む薬学的組成物、そして光感作剤としてICAを使う新規の光線力学治療方法に関するものである。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2009542801/

ガエグリン5から合成され取り出された抗菌性及び抗癌性の新規ペプチド類縁体

2017年02月17日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: プロメディテック インコーポレイテッド, PROMEDITECH, INC.
発明者: リー ボンジン, ソ ミンドク, カン スジン, キム ヒュンジュン

出願 2009-510885 (2007/05/14) 公開 2009-537511 (2009/10/29)

【要約】本発明は、公知のガエグリンペプチドと比較して小さい構造を有し、強い抗菌及び抗癌の活性を示す、韓国のカエル(ツチガエル)から単離されたガエグリン5を用いた、抗菌性及び抗癌性のペプチドの工学に関する。特に、最も長さが短いガエグリン5から合成された、本発明の抗菌性及び抗癌性のペプチドは、グラム陽性菌株及びグラム陰性菌株に対する強い抗菌力、溶血活性が非常に低いという優れた安全性、有利な構造特性による薬剤吸収や薬剤輸送などの好ましい利点を示すので、強い抗菌又は抗癌剤として有用性がある。

http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2009537511/
審査最終処分:未審査請求によるみなし取下

腸内で作用する新たなクローン病治療薬

2017年02月17日 | 創薬 生化学 薬理学
北村 正樹(東京慈恵会医科大学附属病院薬剤部)

【新薬】ブデソニド(ゼンタコート)

、クローン病治療薬ブデソニド(商品名ゼンタコートカプセル3mg)が発売された。本薬は、2016年9月28日に製造販売が承認され、11月18日に薬価収載されている。適応は「軽症から中等症の活動期クローン病」。1日1回9mgを朝に経口投与する。薬剤使用に際しては、患者の病態を十分に観察し、投与開始8週間をめどに薬剤継続の必要性を検討することと、薬剤を中止する場合は用量を徐々に減量することなどに留意しなければならない。 日経メディカル.2016年11月29日

DNAR指示は「治療不要」という意味ではない

2017年02月17日 | 医療 医薬 健康
「Do Not Attempt Resuscitation(DNAR)指示のあり方についての勧告」を提示
DNAR指示は「治療不要」という意味ではない
日本集中治療医学会倫理委員会委員長の丸藤哲氏に聞く

まとめ:増谷 彩=日経メディカル

 日本集中治療医学会は2016年12月16日、「Do Not Attempt Resuscitation(DNAR)指示のあり方についての勧告」をウェブサイト上に掲出した。勧告では、この数十年で終末期医療のあり方に関する理解は深まったとする一方で、いまだに「DNAR指示の誤解」を続ける医療者がいるとして、再度注意を呼び掛ける目的で出されたものだ。今回の勧告が出された経緯とDNAR指示の正しい捉え方について、日本集中治療医学会で倫理委員会委員長を務める丸藤哲氏に聞いた。
日経メディカル 2017/2/6



鳥インフルエンザH7N9、累計感染者数が361人に

2017年02月17日 | NEWSクリッピング
出典:パンデミック・アラート No.345 2017.02.17

 中国で鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスのヒト感染例の報告が続いている。香港衛生署衛生防護センターの発表によると、2017年2月11日までの第1週に53例の報告があり、今年に入ってからの感染者数は361人となり、2013年からの累計感染者数は1160人に達した。

 香港衛生署衛生防護センターの『Avian Influenza Report』によると、中国国内から報告された鳥インフルエンザ(H7N9)ウイルスのヒト感染例は、2016年第50週(~12月10日)以降、10週連続で報告されている。年末までは1例、5例、7例、3例と一桁代が続いたが、年明けの第1週に107例と急増、2週は6例と減少したものの、3週に98例と再び増加した。4週に1例、5週に63例の報告があった。

 香港からも51週に今シーズン初めての報告例があり、53週、1週、2週とそれぞれ1例の感染例が確認されている。2週にはマカオからも1例の報告があった。5週には台湾からも1例の報告(輸入感染例)があった。これで2013年以降、中国を中心に確認されている感染者数は、累計で1160例となった。

・参考
感染研、リスクアセスメントを更新
鳥インフルエンザH7N9、患者流入の可能性も
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_293055_--_5171_--_5

インフルエンザ推計患者、累計で1000万人超える

2017年02月17日 | NEWSクリッピング
出典;パンデミック・アラート No.345 2017.02.17

 今シーズンのインフルエンザ推計患者数が、累計で1000万人を超えた。国立感染症研究所によると、2月12日までの1週間の推計患者数は約151万人で、2016年第36週以降の累積推計患者数は約1098万人となった。1週間に全国の定点医療機関を受診した患者は、定点当たり28.57人と前週の38.14人から減少したが、依然として高いレベルにある。

 感染研によると、都道府県別では高知県(41.63人)、福岡県(39.77人)、大分県(38.55人)、鹿児島県(38.31人)、愛知県(38.03人)、宮崎県(36.64人)、山口県(36.15人)、長野県(35.47人)、埼玉県(35.14人)、福井県(35.06人)、石川県(35.02人)などで高くなっている。秋田県で前週の定点当たり報告数よりも増加したが、46都道府県では減少している。

 基幹定点医療機関からのインフルエンザ患者入院報告数は、1397例だった。前週の1529例から減少したが、まだ1000人レベルと多い。

■参考情報
・インフルエンザ流行レベルマップ 第6週(2/17更新)
http://www0.nih.go.jp/niid/idsc/Hasseidoko/Levelmap/flu/new_jmap.html

オリゴヌクレオチド機能化ナノ粒子の送達

2017年02月17日 | 酵素・蛋白質・ペプチド・核酸
出願人: ノースウェスタン ユニバーシティ
発明者: ミルキン, チャド エー., パラー, エイミー エス., ギルヨハン, デイビッド エー.

出願 2012-505903 (2010/03/15) 公開 2012-524067 (2012/10/11)

【要約】本発明は、オリゴヌクレオチド機能化ナノ粒子を送達するための組成物および方法に関する。本開示は、オリゴヌクレオチド機能化ナノ粒子および経皮ビヒクル含む組成物を、それを必要とする患者の皮膚に投与するステップを含む、オリゴヌクレオチド機能化ナノ粒子の送達方法も提供する。一態様において、オリゴヌクレオチド機能化ナノ粒子の送達は、経皮的である。別の態様において、オリゴヌクレオチド機能化ナノ粒子の送達は、局所的である。別の態様において、オリゴヌクレオチド機能化ナノ粒子の送達は、局所的適用後の表皮および真皮にである。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2012524067/

ゲノム編集で機能改善 筋ジストロフィーのマウス

2017年02月17日 | からだと遺伝子

全身の筋肉が次第に衰えていく難病、筋ジストロフィーになったマウスで、生物の遺伝情報を自在に書き換えられるゲノム編集の技術を使って、遺伝情報を書き換えたところ、筋肉の機能が改善したとアメリカの大学のグループが発表し、将来の治療につながるのではないかと注目されています。NHKニュースweb.,2017年2月15日