バイオの故里から

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二本鎖DNA末端に対する強い塩基付加活性の発見-逆転写酵素の知られざる横顔

2017年02月06日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
日本の研究.com.,プレスリリース 掲載日:2017.02.06
東北大学

DNA 合成酵素のうちあるものは平滑 DNA の 3'端に、鋳型配列非依存的に塩基を付加することで、3'突出を形成することが知られています(図)。これまでに知られていたこのような活性を有する酵素は、いずれも A を付加する活性のみが強く、付加できる A の数も 1 つだけでした。東北大学大学院生命科学研究科の大坪嘉行准教授、永田裕二教授、津田雅孝教授らの研究グループは、逆転写に広く使用されているマウス白血病ウィルス由来の逆転写酵素*1が、平滑 DNA 末端*2に対して A、C、G、T のいずれも 1 から 4 個付加可能な非常に強い活性を有していることを見出しました。
https://research-er.jp/articles/view/55097

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