青森県・八戸沖の海底下にある約46万年前の地層から、生きた微生物を大量に採取することに海洋研究開発機構などのチームが成功し11日、米科学アカデミー紀要電子版に発表した。微生物は極めてゆっくりエネルギーを消費しており、チームは「過酷な環境を“超省エネ”で乗り切っているのだろう」としている。
チームは平成18年、地球深部探査船「ちきゅう」で八戸沖の水深約1200メートルの海底を掘削。海底から深さ約200メートルの約46万年前の地層から、単細胞の微生物を採取して培養した。
多くは未知の微生物とみられ、大きさは0・5~1マイクロメートル。養分を与え質量分析計で測定したところ、約8割が養分を取り込み、生きていることが確認できた。
チームは養分の取り込みに使うエネルギーを節約して生命機能を維持し、数百~数千年間隔で代を重ねた可能性もあるとみている。MSN産経ニュース 2011-10-11
生命史上の「大事件」23億年前に 酸素の濃度、急上昇
朝日新聞(Web版)2011-10-12
チームは平成18年、地球深部探査船「ちきゅう」で八戸沖の水深約1200メートルの海底を掘削。海底から深さ約200メートルの約46万年前の地層から、単細胞の微生物を採取して培養した。
多くは未知の微生物とみられ、大きさは0・5~1マイクロメートル。養分を与え質量分析計で測定したところ、約8割が養分を取り込み、生きていることが確認できた。
チームは養分の取り込みに使うエネルギーを節約して生命機能を維持し、数百~数千年間隔で代を重ねた可能性もあるとみている。MSN産経ニュース 2011-10-11
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