バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

C型肝炎の治療効果を予測するためのマーカー群、検査方法及び検査用キット

2011年10月14日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2010-63622 出願日 : 2010年3月19日
公開番号 : 特許公開2011-193786 公開日 : 2011年10月6日
出願人 : 財団法人ヒューマンサイエンス振興財団 外1名 発明者 : 田中 靖人 外2名

【課題】C型肝炎治療効果について、SNPを利用したC型肝炎治療効果予測用マーカーを用い、より精度の高い予測結果を達成しうる組み合わせからなる複数のマーカーを含むC型肝炎治療効果予測用マーカー群を提供する。また、当該複数のマーカーに対応するプローブ、プライマーを提供し、さらには当該プローブ、プライマーを含むC型肝炎治療効果予測するための検査方法及び検査用キットを提供する。
【解決手段】第一のマーカーは、遺伝子多型のうちrs8099917を含むオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチドであり、さらにrs2076954, rs12907066, rs9528038及びrs341554から選択されるいずれかを含むオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチドを他のマーカーとして少なくとも1種含むことを特徴とする、C型肝炎の治療効果を予測するためのマーカー群による。J-Store>>国内特許コード P110005829

茶抽出物の免疫賦活力を増進する方法

2011年10月14日 | 健康・栄養機能性成分

出願番号 : 特許出願2011-5654 出願日 : 2011年1月14日
公開番号 : 特許公開2011-168579 公開日 : 2011年9月1日
出願人 : 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 発明者 : 物部 真奈美 外1名
発明の名称 : 免疫賦活剤、当該免疫賦活剤の製造方法及び茶抽出物の免疫賦活力を増進する方法

【課題】茶由来の成分を含み、優れた免疫賦活作用を有する免疫賦活剤、当該免疫賦活剤の製造方法、及び茶抽出物の免疫賦活力を増進する方法を提供すること。
【解決手段】エピガロカテキンとエピガロカテキンガレートとを含有させ、質量比(エピガロカテキン/エピガロカテキンガレート)が2以上になるように調整する。好ましくは、質量比を2以上3以下に調整する。さらに好ましくは、エピガロカテキン及びエピガロカテキンガレートの少なくとも一部が核酸と複合体の状態で存在するように調整する。J-Store >>国内特許コード P110005812

アンスラサイクリン系抗がん剤治療の有効性の診断支援方法

2011年10月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2008-86213 出願日 : 2008年3月28日
公開番号 : 特許公開2009-232816 公開日 : 2009年10月15日
出願人 : シスメックス株式会社 発明者 : 柴山 正樹 外3名
発明の名称 : アンスラサイクリン系抗がん剤治療の有効性を判定する方法、及びアンスラサイクリン系抗がん剤治療の有効性の診断支援方法

【課題】より高精度に癌の再発リスクを判定しうる、新規なアンスラサイクリン系抗がん剤治療の有効性判定方法、及びより高精度にアンスラサイクリン系抗がん剤治療の有効性診断を支援しうる、新規なアンスラサイクリン系抗がん剤治療の有効性の診断支援方法を提供する
【解決手段】
本発明による癌の再発リスクの判定方法は、被検癌患者から採取した悪性腫瘍から、第1のサイクリン依存性キナーゼ(CDK)及び第2のCDKの発現量と活性値を取得し、下記式(1)に基づいて判定スコアを求め、得られた判定スコアに基づいてアンスラサイクリン系抗がん剤治療の有効性を判定することを特徴とする。
判定スコア=F(x)×G(y) ・・・(1)
(式中、xは第1CDK比活性を表し、yは比活性比を表す)
明細書pdf >> かんたん特許検索

組織増殖能診断用又は増殖性疾患治療用薬剤

2011年10月14日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2002/000408 国際出願日 : 2002年1月22日
国際公開番号 : WO2002/058740 国際公開日 : 2002年8月1日
出願人 : 日本メジフィジックス株式会社 発明者 : 豊原 潤 外1名

下記式で表される放射性標識化合物又はその医薬として許容できる塩を有効成分として含有する薬剤。


(式中、R1は水素又は炭素原子1~8個の直鎖もしくは分枝した鎖のアルキル基、R2は水素、ヒドロキシル又はハロゲン置換基、R3は水素又はフッ素置換基、R4は酸素、硫黄又はメチレン置換基、R5は放射性ハロゲン置換基である。)
該薬剤は、生体内にて安定で、細胞内に滞留するか、またはDNAに組みこまれ、組織増殖能診断又は増殖性疾患治療に利用できる。明細書PDF >>WIPOPatentScorp

抗がん剤治療の有効性予測方法

2011年10月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍
出願番号 : 特許出願2006-4337 出願日 : 2006年1月12日
公開番号 : 特許公開2007-6882 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : シスメックス株式会社 発明者 : 鳥越 泰光 外4名

【課題】 患者がためらうことなく抗がん剤治療に踏み切れるように、特定の抗がん剤治療が有効であることを高確率で予測できる抗がん剤治療の有効性予測方法を提供する。
【解決手段】 患者から採取した腫瘍細胞のサイクリン依存性キナーゼの活性値、発現量、及び活性値と発現量の比からなる群より選択される少なくとも1つのパラメータと、選択されたパラメータに対応する閾値とを比較する工程;及び前記比較工程の結果に基づいて、前記患者の抗がん剤治療の有効性を予測する工程を含む方法である。複数のCDKについて、各パラメータと該当する閾値と比較し、それらの比較結果の組み合わせによって予測してもよい。閾値は、所定のがんに対して所定の抗がん剤が投与された抗がん剤治療結果と相関のあるパラメータについて、抗がん剤治療結果に基づいて設定されることが好ましい。明細書pdf >> かんたん特許検索



出願番号 : 特許出願2006-179171 出願日 : 2006年6月29日
公開番号 : 特許公開2007-37540 公開日 : 2007年2月15日
出願人 : シスメックス株式会社 発明者 : 松嶋 朋子 外2名
発明の名称 : 抗がん剤治療の有効性予測方法

【課題】 患者がためらうことなく抗がん剤治療に踏み切れるように、特定の抗がん剤治療が有効であることを高確率で予測できる抗がん剤治療の有効性予測方法を提供する。
【解決手段】 抗がん剤を少なくとも一度投与した生体から採取した腫瘍細胞のサイクリン依存性キナーゼ(第一CDK)の活性値、発現量、及び活性値と発現量との比からなる群より選択される少なくとも1つの第1パラメータと、該第1パラメータに対応する閾値とを比較する工程(第1比較工程);及び得られた比較結果(第1比較結果)に基づいて、前記生体に対する前記抗がん剤治療の有効性を予測する工程を含む。さらに第一CDKとは異なる第二CDK又はCDKインヒビターに係る第2パラメータと、該第2パラメータに対応する閾値とを比較し(第2比較工程)、第2比較結果に基づいて抗癌剤治療の有効性を予測してもよい。明細書pdf >> かんたん特許検索

がん細胞が生体内に近い環境で培養でき、試験の精度が向上

2011年10月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍
最近の研究で、がんの増殖や転移にはがん細胞の周囲の間質の影響が大きいことが分かってきました。試験法によっては取り出したがん組織を酵素処理によりバラバラの細胞に単離し、間質を除いた生体内の環境と異なる状態で培養することも、精度を下げる要因と考えられます。先進医療最前線 2011-04-26

抗がん剤感受性の判定方法

2011年10月14日 | 癌 ガン がん 腫瘍

国際出願番号 : PCT/JP2009/000374 国際出願日 : 2009年1月30日
国際公開番号 : WO2009/096196 国際公開日 : 2009年8月6日
出願人 : 学校法人慶應義塾 外1名 発明者 : 谷川原 祐介 外2名

個々の患者の治療反応性を判別できる抗がん剤感受性判定マーカー及びそれを利用する新たながん治療手段を提供する。
カルシウム結合タンパク質S100A7、S100A8又はS100A10を含有する抗がん剤感受性判定マーカー。明細書pdf >> かんたん特許検索



国際出願番号 : PCT/JP2009/000358 国際出願日 : 2009年1月30日
国際公開番号 : WO2009/096189 国際公開日 : 2009年8月6日
出願人 : 学校法人慶應義塾 外1名 発明者 : 谷川原 祐介 外6名
発明の名称 : 抗がん剤感受性判定マーカー

個々の患者の治療反応性を判別できる抗がん剤感受性判定マーカー及びそれを利用する新たながん治療手段を提供する。
L-フェニルアラニン及び/又はN,N-ジメチルグリシンが関与する代謝系上の物質からなる抗がん剤感受性判定マーカー。明細書pdf >> かんたん特許検索

新規糖鎖プライマーとその利用

2011年10月14日 | 糖鎖生化学

国際出願番号 : PCT/JP2008/073079 国際出願日 : 2008年12月18日
国際公開番号 : WO2009/078462 国際公開日 : 2009年6月25日
出願人 : 学校法人慶應義塾 発明者 : 佐藤 智典 外1名

下記一般式(I)で表される糖鎖プライマー。
一般式(I);Lac-O-Ck:m(n)
(式(I)において、前記Ckはアルケニル鎖を表わし、mは二重結合の総数を表わし、nは前記アルケニル鎖中の二重結合の位置を表わす。ここで、kは8~14の整数であることが好ましく、12又は13であることが特に好ましい。また、mが1の場合、nは1≦n≦k-2を満たす一つの整数であり、mが2≦m≦k-1の場合、nは1≦n≦k-1を満たす複数の整数である。)
本発明の糖鎖プライマーを用いて合成された糖鎖は、糖鎖アレイの製造や、糖ペプチドの合成等に用いることができる。J-Store >>国内特許コード P110005412