バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

内部基準試料を用いる核酸のメチル化検出方法

2011年10月10日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願人: 独立行政法人産業技術総合研究所, コンビメートリックス株式会社
出願 2004-562938 (2003/12/25) 公開 2006-524033 (2006/10/26)

【要約】核酸アレイ、好ましくはマイクロアレイを用いてCpG部位でのDNAメチル化を検出する方法を開示する。具体的には、被検試料から基準試料を直接作製して、多数のCpG島部位におけるメチル化を同時に検出する方法を開示する。より具体的には、本発明の方法は、DNA試料を二つの試料に分ける段階(第一の試料および第二の試料);任意のメチルシトシン残基が非メチル化シトシン残基として増幅されるように、核酸増幅工程によって第一のDNA試料を増幅する段階;双方の試料に存在する非メチル化シトシン残基をデオキシウラシル残基に変換するために、増幅された第一の試料および(増幅していない)第二の試料を亜硫酸水素塩で処理する段階;亜硫酸水素塩によって変換された第二の試料を第二の蛍光マーカーによって標識し、亜硫酸水素塩によって変換された第一の試料を第一の蛍光マーカーによって標識する段階であって、第一および第二の蛍光マーカーが重なり合わない蛍光の励起および蛍光の放射スペクトルを有する段階;ならびに第一の試料および第二の試料を、亜硫酸水素塩による変換型および非変換型としてDNA試料のCpG島部位とハイブリダイズするように設計された複数のオリゴヌクレオチド捕獲プローブを有するマイクロアレイ装置とハイブリダイズさせる段階を含む。明細書pdf >> かんたん特許検索


生物マイクロアッセイを使用する標的同定のための普遍的な読み取り

2011年10月10日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物
出願人: コーニング インコーポレイテッド
出願 2006-509066 (2004/03/03) 公開 2006-523312 (2006/10/12)

【要約】【課題】本発明の方法および方法を実施するための装置が提供される。本発明の方法は、生物または化学標的を同定し所定の化合物をスクリーニングするために、マイクロアレイ上で間接的な競合結合アッセイを行う工程を含む。【解決手段】本発明のマイクロアレイは、膜−、脂質−またはタンパク質−結合活性結合部位に位置する共通のリガンドを有する。本発明の方法は、マイクロスポットの限られた境界内での異なる結合部位に対する所定の生物または化学標的と普遍的読み取りユニットとの間の既知のまたはよく特徴付けられた結合運動学、および立体障害を利用する。生物標的、化学物質または有機体は、標的結合部位に特異的に結合することができ、普遍的な読み取りユニットはマイクロスポット中のリガンドに結合する。明細書pdf >> かんたん特許検索

代替抗体の集合を用いてスクリーニングするための組成物及び方法

2011年10月10日 | 医療 医薬 健康
出願人: シンセリカ・コーポレイション
出願 2006-508769 (2004/02/19) 公開 2006-518469 (2006/08/10)

【要約】サンプル中の目的の化合物を検出、同定、及び定量するための方法及び組成物が提供される。上記組成物及び方法は、目的の化合物に結合する代替抗体の集合を含むアレイ及びキットを含む。上記代替抗体は、上記代替抗体中に含まれる認識ヌクレオチド配列と上記固体支持体に付着した捕捉プローブ中に含まれる捕捉ヌクレオチド配列との間の相互作用を用いて固体支持体上に固定することができる。さらに、研究及び臨床診断、薬物開発、環境試験、食物試験、及び生物戦争及び化学戦争の薬剤の使用のための試験のためにアレイを用いる方法が提供される。明細書pdf >> かんたん特許検索

プロバイオティクス、子どもへの効果は限定的 米小児科学会

2011年10月10日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
【10月10日 Relaxnews】「プロバイオティクス」に基づきヨーグルトが究極の機能性食品としてもてはやされて久しいが、子どもたちの健康にはどの程度、効果があるのだろうか。

 前週、米小児科専門誌「ピディアトリクス(Pediatrics)」に発表された米国小児科学会(American Academy of Pediatrics、AAP)の新たな研究によると、子どもの食生活に「善玉菌」を補う効能はあると考えられ、有害性は全くない。たとえば下痢をしている子どもなら、プロバイオティクスによって症状を改善させることが期待できる。ただ、効果のほどは限定的だという。AFP BB News.,2011-10-10s

脳だけで「仮想の腕」動かし「仮想物体」感じるサル、米大研究

2011年10月10日 | 医療 医薬 健康
 サルの脳に電極を埋め込み、このサルに「仮想アーム(腕)」でコンピューター内にある仮想の物体を動かさせたり、その質感を触覚させることに成功したとの研究結果が、5日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。研究が進めば、いずれは重度のまひがある人たちも、物に触れる世界を再び取り戻すことができるかもしれない。AFP BB Newssss.,2011-10-10

光学活性なヒドロキシカルボン酸誘導体の製造方法

2011年10月10日 | 医療 医薬 健康
出願人: ダイセル化学工業株式会社
出願 2004-184581 (2004/06/23) 公開 2006-006133 (2006/01/12)

【課題】 光学活性なヒドロキシカルボン酸誘導体を製造するための方法の提供。【解決手段】 下記式(I)で表されるケトカルボン酸誘導体に、当該化合物を立体選択的に還元しうる能力を有する微生物の培養物、菌体またはその処理物を作用させ、生成する光学活性なヒドロキシカルボン酸誘導体を回収することにより、下記式(II)で表される光学活性なヒドロキシカルボン酸誘導体が製造される。本発明によって得られる光学活性なヒドロキシカルボン酸誘導体は、医薬の合成原料として有用である。

明細書pdf >> かんたん特許検

【化1】(式中、R、X、nはそれぞれ、明細書中のR、X、nと同意義を示す。) 

ロシュ 個別化医療 国内市場もリードへ 

2011年10月10日 | 医療 医薬 健康
 スイスのロシュ・グループは、日本でも個別化医療(PHC)に向けた新薬開発を強化する。がん領域を中心に新薬6品目以上において、治療薬の投与判定に使うコンパニオン診断薬との同時開発を進めている。中外製薬とロシュ・ダイアグノスティックスの協働関係を強め、日本でも関心の高まっている個別化医療市場をリードしていく。またバイオマーカー研究では日本の基礎研究分野で積極的に提携機会を求めていく考えだ。 化学工業日報.,2011年10月07日

“人工細胞”の増殖成功 東大「生命の起源に迫る」

2011年10月10日 | 細胞と再生医療
 化学物質を使って人工的に合成した“細胞”を、生きもののように自己増殖させることに、菅原正東大名誉教授らのチームが成功し、5日、英科学誌ネイチャーケミストリーに発表した。内部にはあらかじめDNAを入れており、DNAの入った“人工細胞”を増殖させたのは世界初という。チームは「無生物から生物が生まれたシナリオを再現したともいえ、生命の起源に迫る知見となる可能性がある」としている。 SankeiBiz.,2011.9.6

「iPS細胞」 再生医療研究の課題を解決

2011年10月10日 | 医療 医薬 健康
イチから分かる (1/3ページ)
 さまざまな臓器や組織の細胞に分化する能力を持つ人工多能性幹細胞(iPS細胞)は、夢の再生医療の実現に道を開き、医療や創薬に革命的な進展をもたらすと期待される。京都大の山中伸弥教授がマウスの皮膚細胞からのiPS細胞作製を発表してから5年。実用化に向けた研究は世界的に活発化している。ノーベル賞候補としても注目されるiPS細胞の基礎をおさらいしよう。SankeiBiz.,2011.9.21

鼻粘膜からインスリン分泌細胞 糖尿病治療に活用も

2011年10月10日 | 医療 医薬 健康
 鼻の粘膜の細胞から、インスリンを分泌する膵臓(すいぞう)のベータ細胞と同じ働きをする細胞を作ることに、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)などのチームがラットで成功した。この細胞を膵臓に移植したラットで、血糖値が下がることも確認した。将来、自分の鼻の細胞を使った新たな糖尿病の治療法につながる可能性があるという。朝日新聞(Web版)011-10-08