バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

アルツハイマー特効薬 ウコン成分から作る試み

2011年10月17日 | 健康・栄養機能性成分
遠藤英俊・国立長寿医療センター内科総合診療部長は、認知症の地域支援制度を報告した。国立長寿医療センターが養成している「認知症サポート医」が1700人に達したこと、認知症サポート医が都道府県などと協力して実施している「かかりつけ医認知症対応力向上研修事業」の研修を2万6000 人が受講したこと、専門家が対応する「地域包括支援センター」が全国に4000か所設置されたこと、など。J-Cast.,2011/10/16

遺伝子操作で「緑色に光る猫」、エイズ治療に道 米研究

2011年10月17日 | 医療 医薬 健康
 米国の研究チームがこのほど、遺伝子操作により、猫のエイズを引き起こす猫免疫不全ウイルス(FIV)に耐性のある細胞を持った「緑色に光る」猫を生み出した。猫エイズの感染防止のほか、人間の後天性免疫不全症候群(エイズ)研究にも役立てたいとしている。MSN産経ニュース 2011.9.14

肉腫治療へ ゲノム創薬 世界初東大が研究、仏で実験 

2011年10月17日 | 医療 医薬 健康
 これまで治療薬がなかったがんの一種、肉腫に対する新しい抗体薬を東大医科学研究所の中村祐輔教授の研究室が作り出し、承認に向けてフランスでヒトへの臨床試験(治験)を開始することが16日、分かった。この薬はゲノム(全遺伝情報)解析から標的を見つけたのがきっかけ。中村教授によると、全ゲノム情報を出発点に創薬(抗体薬)が実現すれば、肉腫治療薬の分野で世界初の成果になる。MSN産経ニュース 2011.10.17

ウイルスはがん制圧のパートナーになり得るか?

2011年10月17日 | 医療 医薬 健康
がん細胞だけに感染し、がん細胞だけを死滅させる
ウイルス療法

 1990年に重度の免疫不全を伴う遺伝病の女の子に対する人類初の治療例が報告された直後、「遺伝子治療」は一躍、脚光を浴びる。ところが、99年に米国で遺伝子を体内に運ぶウイルス(ベクター)の投与ミスから男性患者が死亡、さらに導入遺伝子のがん化例が報告されたため、遺伝子治療は停滞を余儀なくされた。しかしこの間、より安全なベクターの研究が進み、その過程で一つの新しい考え方が生まれる。それは「ウイルスを治療薬にしてしまおう」(外科医)というものだった。
http://diamond.jp/articles/-/14444

走化性運動制御剤

2011年10月17日 | 医薬工学 製剤 DDS

出願番号 : 特許出願2010-4319 出願日 : 2010年1月12日
公開番号 : 特許公開2011-144115 公開日 : 2011年7月28日
出願人 : 国立大学法人群馬大学 発明者 : 久保原 禅 外5名
発明の名称 :

要約:

【課題】細胞の走化性運動の制御剤を提供する。
【解決手段】式(I)、(II)のいずれかで表される化合物またはその薬学的に許容される塩を走化性運動制御剤の有効成分とする。



式中、R1、R2は水素または炭素数1~10のアルキル基から選ばれる基を示し、X1、X2は水素またはハロゲンを示す。明細書pdf >> かんたん特許検索

カルシニューリン阻害剤と免疫抑制剤、抗炎症剤

2011年10月17日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2003-423853 出願日 : 2003年12月19日
公開番号 : 特許公開2005-179284 公開日 : 2005年7月7日
出願人 : 久保原 禅 外1名 発明者 : 久保原 禅 外1名

【課題】 より副作用が少なく、汎用性の高い免疫抑制、炎症抑制にも有用な新しい薬剤を提供する。
【解決手段】 亜鉛もしくは亜鉛化合物を有効成分として含有することを特徴とするカルシニューリン阻害剤とする。明細書pdf >> かんたん特許検索

土壌微生物より単離された新規抗腫瘍因子DIF及びその誘導体の作用機構解析

2011年10月17日 | 癌 ガン がん 腫瘍
2006年度 研究成果報告書概要
代表者:久保原 禅
 細胞性粘菌Dictyostelium discoldeumは、最も下等な多細胞生物の1種であり、発生過程の最後に胞子塊と柄より成る子実体を形成する。細胞性粘菌の柄細胞分化誘導因子として、粘菌細胞が産生する低分子脂溶性物質DIF-1が同定されている。我々は、このDIF-1に抗腫瘍活性があることを発見し、以来、その作用機構の解析を行ってきた。科学研究補助金DB 研究課題番号:17590115

グルコース取込みおよびインスリン感受性を制御するための方法

2011年10月17日 | 医療 医薬 健康

出願番号 : 特許出願2010-504243 出願日 : 2008年4月17日
公表番号 : 特許公表2010-524961 公表日 : 2010年7月22日
出願人 : ファイザー・インク 外1名 発明者 : ビンガム,ジャスティン・トーマス 外3名

本発明は、糖尿病、およびメタボリック症候群(インスリン抵抗性を含む)などの関連障害を、抗体、抗体フラグメント、siRNAおよびアプタマーを含むオステオポンチン(OPN)の阻害剤を投与することにより治療するための方法を、提供する。さらに開示されるのは、OPNの阻害剤を投与することによって、対象における細胞によるグルコース取込みを増加させるための方法である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)

ワクチン中のアジュバントとして有用な免疫賦活性オリゴヌクレオチド

2011年10月17日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2010-520639 出願日 : 2008年8月5日
公表番号 : 特許公表2010-536335 公表日 : 2010年12月2日
出願人 : ファイザー・インク 外2名 発明者 : ジョーグ ヴォルマー 外4名

発明の名称:活性が改善した組合せモチーフ免疫賦活性オリゴヌクレオチド

CpG免疫賦活性モチーフ、ならびに二重鎖および高次構造を含めた二次構造をin vitroおよびin vivoで形成することができる第2のモチーフを含有する免疫賦活性オリゴヌクレオチドを開示する。これらには、5’TCGTCGTTTTCGGCGCGCGCCGT3’(配列番号1)を含む塩基配列を有する、核酸、または薬学的に許容できるその塩が含まれ、ここで、それぞれのCはメチル化されておらず、3’は核酸の3’末端を指す。オリゴヌクレオチドは、B細胞およびNK細胞を活性化し、I型インターフェロンおよびインターフェロン-γの発現を誘発する。オリゴヌクレオチドは、アレルギー、喘息、感染、および癌を含めた様々な障害および状態の治療に有用である。単一薬剤および組合せ療法としてのその使用に加えて、開示したオリゴヌクレオチドは、ワクチン中のアジュバントとして有用である。ekouhou 特許公開・明細書(全文)