バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

活性化プロテインCの抗血栓作用

2010年04月02日 | 医療 医薬 健康
抗血栓薬の現状と新薬開発
勝浦 保宏
日本薬理学雑誌 Vol.116 , No.5(2000)pp.290-297
活性化プロテインC (Activated Protein C: APC) は血液凝固制御機構を司る重要な生体成分で,分子内のγ-カルボキシグルタミン酸とCa2+を介し血栓が形成されている細胞膜上に結合し,活性化凝固第V因子や第VIII因子を不活化し凝固カスケードを抑制するため,出血のリスクが少なく強力な抗血栓作用を発揮することが期待される.  [ 抄録 ][ 全文PDF (8403K) ]

抗凝固薬

2010年04月02日 | 医療 医薬 健康
抗血栓薬の現状と新薬開発
川崎 富久,平山 復志
新しい抗血栓薬の開発は,臨床ニーズの高まりと血栓症発症機序の解明を基盤として,遺伝子工学技術の発展とともに展開してきた.抗凝固薬としては,ワーファリンとヘパリンが種々の血栓塞栓性疾患に従来から繁用されており,その有用性は確立している。 [ 抄録 ][ 全文PDF (9184K) ]

薬理ゲノミクスの新しい展開

2010年04月02日 | 創薬 生化学 薬理学
薬理学-21世紀への架け橋
藤田 芳司
日本薬理学雑誌 Vol.116 , No.3(2000)pp.149-157
21世紀の医療はEvidence based medicine, Tailor(Custom) made medicine, Personalized medicineなどといわれているが,別の表現をすれば“Right drug toright patient at right time by right dose”というように個々の患者に最適の薬を提供できる医療でもある. [ 抄録 ][ 全文PDF (9455K) ]


融合遺伝子発現系によるタンパク質可視化技術の分子薬理学的応用

2010年04月02日 | からだと遺伝子
吉岡 俊正, 塚原 富士子 東京女子医科大学医学部薬理学教室
日本薬理学雑誌 Vol.116 , No.1(2000)pp.36-42

Green fluorescent protein(GFP)および関連する蛍光タンパク質は,細胞生物学の様々な分野に応用されている.その中で蛍光タンパク質と核レセプターなどの細胞内の情報伝達に関与するタンパク質のキメラは細胞内情報伝達の輸送系を可視的に解析することを可能とした. [ 全文PDF (7454K) ] [ 引用文献 ]

In vitro試験からのヒト体内動態予測

2010年04月02日 | 医療 医薬 健康
中川 俊人
日本薬理学雑誌 Vol. 135 (2010) , No. 2 84-86
肝ミクロゾームや肝細胞などをもちいた代謝クリアランスの予測や薬物間相互作用の予測は,近年の低分子医薬品開発にとって非常に影響が大きい.それらを中心に,種々のin vitro試験からのヒト体内動態予測法について概説する。J-Stage >> JOI JST.JSTAGE/fpj/135.84

心筋細胞の製造方法及び心筋細胞への分化誘導促進剤

2010年04月02日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-96458 出願日 : 2006年3月31日
公開番号 : 特許公開2007-267658 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : 株式会社カルディオ 発明者 : 秋丸 祐司

【課題】 心筋細胞を選択的かつ高率に製造する方法、及び幹細胞から心筋細胞への選択的分化誘導を促進する分化誘導促進剤を提供する。
【解決手段】 幹細胞を、分化誘導時に、sFRP-1又はsFRP-2の存在下で培養する。分化誘導時は、胚様体形成期又は胚様体形成期相当期であってもよいし、あるいは胚様体を経ずに中胚葉が形成された後、心筋細胞に分化誘導されるまでの間の少なくとも1日間であってもよい。sFRP-1又はsFRP-2は、既知の分化誘導因子よりも高率に幹細胞から心筋を分化誘導できる。 e-kouhou 特許公開・明細書

ヒト胚盤胞由来幹細胞のフィーダー支持からフィーダーなしの培養系への効率的な移送方法

2010年04月02日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2006-505415 出願日 : 2004年5月10日
公表番号 : 特許公表2006-525007 公表日 : 2006年11月9日
出願人 : セルアーティス アーベー 発明者 : エリクスン,ペーター 外3名

発明の名称 : ヒト胚盤胞由来幹細胞(hBS細胞)のフィーダー支持からフィーダーなしの培養系への効率的な移送方法

 ヒト胚盤胞由来幹細胞(hBS細胞)をフィーダーなしの培養システムへ移送し、細胞をそのようなフィーダーなしの培養システム中にて増殖させる方法であって、該方法は以下のステップ:a.胚盤胞由来幹細胞をフィーダーからフィーダーなし培養へ機械的処理によって移送し、b.状況に応じて胚盤胞由来幹細胞をフィーダー細胞なしの成長条件の下で好適な成長培地中及び/又は好適な支持基質上で培養し、そしてc.状況に応じて、胚盤胞由来幹細胞株を3-10日ごとに酵素的及び/又は機械的処理により継代することからなる。本発明はまたフィーダーなしの条件の下で培養したhBS細胞の薬剤(例えば、心筋再生)、スクリーニング及び毒性試験における応用に関する。 e-kouhou 特許公開・明細書

血液幹細胞の数の増幅のための装置および方法

2010年04月02日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-506626 出願日 : 2004年5月3日
公表番号 : 特許公表2006-525013 公表日 : 2006年11月9日
出願人 : インセプション バイオサイエンス インコーポレイティッド 発明者 : マドランバヤン ジェラルド 外1名

本発明は、造血幹細胞数の増大のための装置および方法を提供する。幹細胞を培養して、分化した細胞および内因性成長因子を除去し(枯渇させ)、長期間の培養および幹細胞の増大を可能とする。造血幹細胞は多くの治療的手順において使用される。 e-kouhou 特許公開・明細書