抗血栓薬の現状と新薬開発
勝浦 保宏
日本薬理学雑誌 Vol.116 , No.5(2000)pp.290-297
活性化プロテインC (Activated Protein C: APC) は血液凝固制御機構を司る重要な生体成分で,分子内のγ-カルボキシグルタミン酸とCa2+を介し血栓が形成されている細胞膜上に結合し,活性化凝固第V因子や第VIII因子を不活化し凝固カスケードを抑制するため,出血のリスクが少なく強力な抗血栓作用を発揮することが期待される. [ 抄録 ][ 全文PDF (8403K) ]
勝浦 保宏
日本薬理学雑誌 Vol.116 , No.5(2000)pp.290-297
活性化プロテインC (Activated Protein C: APC) は血液凝固制御機構を司る重要な生体成分で,分子内のγ-カルボキシグルタミン酸とCa2+を介し血栓が形成されている細胞膜上に結合し,活性化凝固第V因子や第VIII因子を不活化し凝固カスケードを抑制するため,出血のリスクが少なく強力な抗血栓作用を発揮することが期待される. [ 抄録 ][ 全文PDF (8403K) ]