バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ヒト生殖細胞研究:体内の神秘に迫る 不妊症、遺伝病などの解明に期待

2010年04月08日 | 細胞と再生医療
 あらゆる細胞になる能力を持つヒトの胚(はい)性幹細胞(ES細胞)や人工多能性幹細胞(iPS細胞)から、精子や卵子などの生殖細胞を作る研究が近く解禁される。不妊症などの治療に期待が高まるが、自由に研究できる海外でも哺乳(ほにゅう)類の多能性幹細胞から生殖細胞は作れていない。難しさの背景には「子孫を残す」という特別な役割を持つ生殖細胞ならではの複雑な発生機構がある。
再生医療が描く未来 -iPS細胞とES細胞-2010年4月7日

筋ジストロフィー患者由来のiPS細胞における遺伝子修復に成功

2010年04月08日 | 細胞と再生医療
ヒト人工染色体ベクターによる新たな遺伝子治療戦略の可能性
JST目的基礎研究事業の一環として、鳥取大学 大学院医学系研究科の押村 光雄 教授と香月 康宏 助教らは、デュシェンヌ型筋ジストロフィー患者由来の人工多能性幹細胞(iPS細胞)注1)で欠損している原因遺伝子を、独自に改良した「ヒト人工染色体(HAC)ベクター」を用いて完全に修復する技術を開発しました。科学技術振興機構(JST)プレスリリース2009-12-09

ヒト化ニワトリ抗体の製造方法

2010年04月08日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2009-236484 出願日 : 2009年10月13日
公開番号 : 特許公開2010-4895 公開日 : 2010年1月14日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 松田 治男 外3名

【課題】哺乳類動物の抗原に対して反応し、かつ免疫原性の小さい抗体を提供する。
【解決手段】ヒト由来の定常領域と、ニワトリ由来の相補性決定領域とヒト由来の枠組み構造領域とを含む可変領域と、を含むことを特徴とする抗体は、ヒトと系統学的に遠いニワトリ由来の相補性決定領域を含むので、ヒトおよびヒト以外の哺乳類の抗原に対して広く抗原認識活性を有すると共に、ヒトに対する免疫原性が小さい。従って、本発明の抗体は、医薬品として非常に好適に用いることができる。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

抗体およびその利用
出願 2005-056665 (2005/03/01) 公開 2006-241026 (2006/09/14)
出願人: 国立大学法人広島大学
【課題】 哺乳類動物の抗原に対して反応し、かつ免疫原性の小さい抗体を提供する。【解決手段】 ヒト由来の定常領域と、ニワトリ由来の相補性決定領域とヒト由来の枠組み構造領域とを含む可変領域と、を含むことを特徴とする抗体は、ヒトと系統学的に遠いニワトリ由来の相補性決定領域を含むので、ヒトおよびヒト以外の哺乳類の抗原に対して広く抗原認識活性を有すると共に、ヒトに対する免疫原性が小さい。従って、本発明の抗体は、医薬品として非常に好適に用いることができる。明細書pdf >> かんたん特許検索

白血病治療の「末梢血幹細胞移植」非血縁者間でも実施を準備

2010年04月08日 | 細胞と再生医療
 白血病治療のため、健康な人の血液から血液のもとになる造血幹細胞を採取し、患者に移植する「末梢血幹細胞移植」のうち、現在停止している非血縁者間の移植について、骨髄移植推進財団は8日、厚生労働省から再開の準備を始めるよう要請があったことを明らかにした。MSN産経ニュース 2010-04-08

Humicola insolensエンドグルカナーゼ

2010年04月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-193696 出願日 : 2003年7月8日
公開番号 : 特許公開2004-65255 公開日 : 2004年3月4日
出願人 : ノボザイムス アクティーゼルスカブ 発明者 : アンデルセン,キム ビルボール 外4名

発明の名称 : セルラーゼ変異体組成物

【課題】ヒューミコラ・インソレンス(Humicola insolens)エンドグルカナーゼ等に由来するセルラーゼの新規な変異体を含んでなる組成物。
【解決手段】例えば、ヒューミコラ・インソレンス(Humicola insolens)エンドグルカナーゼV(EGV)由来の、例えば、次の変異体:T6S, R7I, R7W, Y8F, W9F, C12M/C47G, W18Y, W18F, S45T, S45N, D114N, F132D, Y147D, Y147C, Y147W, Y147V, Y147R, Y147G, Y147Q, Y147N, Y147K, Y147H, Y147F及びY147Sから成る群から選択されたセルラーゼ変異体を含んで成る酵素組成物。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB


出願番号 : 特許出願2002-164868 出願日 : 1991年5月8日
公開番号 : 特許公開2003-70489 公開日 : 2003年3月11日
出願人 : ノボザイムス アクティーゼルスカブ 発明者 : ラスムッセン,グレテ 外6名

発明の名称 : エンドグルカナーゼ酵素を含んでなるセルラーゼ調製物

【課題】 新規なエンドグルカナーゼの提供。
【解決手段】 フミコーラインソレンス(Humicola insolens) DSM1800 から誘導される高度に精製された~43kDのエンドグルカナーゼに対して産生される抗体と免疫反応性であるか、または前記~43kDのエンドグルカナーゼの誘導体である均質エンドグルカナーゼ成分を必須のものとして含むセルラーゼ調製物。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB

連鎖球菌のための流加培養法

2010年04月08日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-538455 出願日 : 2006年11月1日
公表番号 : 特許公表2009-513155 公表日 : 2009年4月2日
出願人 : ノバルティス ヴァクシンズ アンド ダイアグノスティクス エスアールエル 発明者 : スウェネン, アーウィン

本発明は、細菌培養の分野にあり、そして具体的には、流加培養における連鎖球菌株からの細菌性莢膜多糖類の産生を改善するための培養条件の最適化に関する。本発明の位置実施形態において、連鎖球菌が流加培養で増殖される、連鎖球菌を培養するためのプロセスを提供する。好ましくは、連鎖球菌はGBSである。流加培養は、一定体積フェド-バッチまたは可変体積フェド-バッチのいずれかであり得る。一定体積流加培養において、制限された基質が、該培養物を希釈することなく供給される(例えば、濃縮された液体もしくはガスを使用して、または透析を使用することによって)。 明細書pdf >> かんたん特許検索

低レベルの残存細胞DNAを含む細胞由来のウイルスワクチン

2010年04月08日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2008-538454 出願日 : 2006年11月1日
公表番号 : 特許公表2009-513694 公表日 : 2009年4月2日
出願人 : ノバルティス ヴァクシンズ アンド ダイアグノスティクス ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 発明者 : グレゲルセン, ジェンス-ペーター 外1名

発明の名称 : β-プロピオラクトン処理による低レベルの残存細胞DNAを含む細胞由来のウイルスワクチン

本発明は、ウイルス感染の治療または予防のためのワクチン製品に関する。さらに、細胞培養ワクチンの調製と関連する汚染物質を減少させる方法が提供される。残存機能性細胞培養物DNAは、DNAアルキル化剤、例えばβ-プロピオラクトン(BPL)での処理によって分解され、それによって、残存機能性細胞培養物DNAを実質的に含まない、細胞培養物において増殖されたウイルスから誘導された免疫原性タンパク質を含むワクチンが提供される。 明細書pdf >> かんたん特許検索

インフルエンザウイルスから調製された非ビリオン抗原を含むアジュバントワクチン

2010年04月08日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2008-538417 出願日 : 2006年11月6日
公表番号 : 特許公表2009-514838 公表日 : 2009年4月9日
出願人 : ノバルティス ヴァクシンズ アンド ダイアグノスティクス エスアールエル 発明者 : ラップオリ, リノ 外2名

発明の名称 : 細胞培養物において増殖されたインフルエンザウイルスから調製された非ビリオン抗原を含むアジュバントワクチン

(i)細胞培養物において増殖されたウイルスから調製された非ビリオンインフルエンザウイルス抗原;および(ii)アジュバントを含む、免疫原性組成物。好ましいアジュバントは、水中油型エマルションを含む。上記抗原は、細胞培養物において増殖されたウイルスに由来する。本発明はまた、(i)細胞培養物において増殖されたウイルスから調製された非ビリオンインフルエンザウイルス抗原;と(ii)アジュバント;とを合わせる工程を包含する、免疫原性組成物を調製するための方法を提供する。本発明はまた、(i)細胞培養物において増殖されたウイルスから調製された非ビリオンインフルエンザウイルス抗原を含む第1のキット成分;および(ii)アジュバントを含む第2のキット成分を備える、キットを提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

冷蔵しないインフルエンザワクチンの保存

2010年04月08日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2009-500961 出願日 : 2007年3月23日
公表番号 : 特許公表2009-534303 公表日 : 2009年9月24日
出願人 : ノバルティス ヴァクシンズ アンド ダイアグノスティクス ゲーエムベーハー アンド カンパニー カーゲー 発明者 : シェフクツィク, ハンノ

各インフルエンザウイルス株の抗原を組み合わせて多価インフルエンザウイルスワクチンを製造するまで、冷蔵を行わない。さらに、インフルエンザワクチンの包装から投与までの間にも冷蔵を行わない。こうして冷蔵に対する必要性を最小限に抑えるため、ワクチンの製造から投与に到るまでコールドチェーンを維持する必要がない。本発明の一実施形態においては、インフルエンザワクチンのHA含量は、少なくとも6ヶ月間室温で保管しても許容範囲内にとどまり得る。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB