バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新型インフルエンザをまだ、考える

2010年03月27日 | 医療 医薬 健康
 日本では新型インフルエンザに罹患した人が(罹患、の定義にもよるが)だいたい、2000万人くらいである。これを書いている時点で、死亡者が200人くらい。(いわゆる)致死率はしたがって、10万人にひとり、0.001%となる。それにしても厚労省のHPはこの1年で本当に見やすくなった。すごい進歩ですね。楽園はこちら 2010-03-27

腸の神経筋機能のためのプロバイオティクス

2010年03月27日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2004-522568 出願日 : 2003年7月23日
公表番号 : 特許公表2005-538087 公表日 : 2005年12月15日
出願人 : ネステク ソシエテ アノニム 発明者 : コーテシイトゥラ、イレーヌ 外3名

本発明は、腸の神経筋異常の予防又は治療用の栄養組成物又は薬剤へのプロバイオティクスの使用に関する。そのような異常は、例えば乳児におけるコリック、一般における腸痛又は腸の不快に伴う。具体的には、本発明は感染後の腸の神経筋異常の予防又は治療に関する。プロバイオティクスは生菌状態又は死菌状態で投与でき、本明細書において報告する有益効果を達成するために発酵培地の上清も直接使用できる。明細書pdf >> かんたん特許検索


アルギニンを欠乏させることによってヒト悪性腫瘍を治療する医薬品及び方法

2010年03月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-530914 出願日 : 2003年6月20日
公表番号 : 特許公表2005-538709 公表日 : 2005年12月22日
出願人 : バイオ-キャンサー・トリートメント・インターナショナル・リミテッド 発明者 : チェン、ニン・マン 外2名

【解決手段】 本発明は、患者の体内で適切なアルギニン欠乏状態を維持するのに十分高い酵素活性と安定性を有する単離され且つ実質的に精製された組換えヒトアルギナーゼを提供する。本発明は、修飾された本発明の酵素を含む薬学的組成物及び該薬学的組成物を用いて疾病を治療する方法も提供する。明細書pdf >> かんたん特許検索

医薬分業は、廃止すべきだ

2010年03月27日 | 医療 医薬 健康
井上晃宏(医師、薬剤師)
 30年以上前から、日本薬剤師会は医薬分業を金科玉条のごとく唱えてきた。彼らは厚生労働省と一体になり、医薬分業を推進してきた。
 素人向けに説明すると、「医薬分業」とは、処方権を医師に、調剤権を薬剤師に、それぞれ独占させる制度である。日本では、病院で渡せる薬を、わざわざ、外部の薬局で調剤させる、「院外調剤」を意味する。ここでは、医薬分業=院外調剤という意味で使う。アゴラ 2010-03-24

植物の病原体抵抗性増強方法

2010年03月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2004/007672 国際出願日 : 2004年5月27日
国際公開番号 : WO2004/106512 国際公開日 : 2004年12月9日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 発明者 : 森 昌樹 外4名

本発明者等は、植物の抵抗性増強に関与する諸作用のうち、過敏感反応に注目して鋭意研究を行なった結果、該反応を惹き起こすタンパク質としてAAM97746.1を見出した。該タンパク質等を用いることにより、植物の耐病性または耐虫性を増強させることができる。J-Store >> 特許コード P09S000349

減圧処理/加圧処理の使用を含む、アグロバクテリウムを用いる細胞への核酸導入方法

2010年03月27日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2005/018198 国際出願日 : 2005年9月30日
国際公開番号 : WO2006/038571 国際公開日 : 2006年4月13日
出願人 : 独立行政法人農業生物資源研究所 発明者 : 萩尾 高志

従来法と比較して簡便かつ迅速な植物形質転換方法を確立するために、植物に対して極めて簡便かつ迅速な植物の形質転換法を提供することを、本発明の課題とした。
上記課題は、a)細胞を大気圧と異なる圧力下に維持する工程;および
b)該細胞を、核酸を含むアグロバクテリウムと接触させる工程、を包含し、必要に応じて、さらに、c)前記工程(b)の後に、前記細胞と前記アグロバクテリウムとを、エレクトロポーレーションが起きる条件下に配置する工程を包含する方法によって解決される。
簡便な本発明の方法はこの分野の開発研究において重要な大量処理・大量解析を容易にせしめ、ひいては飛躍的な研究の進歩を誘発し、画期的な組換え作物の開発につながる。J-Store >> 特許コード P09S000354

細胞壁構成成分を連続的に産生するプロトプラストの培養方法および培養システム

2010年03月27日 | 菌類 細菌
国際出願番号 : PCT/JP2005/023355 国際出願日 : 2005年12月20日
国際公開番号 : WO2006/068132 国際公開日 : 2006年6月29日
出願人 : 国立大学法人 筑波大学 発明者 : 田中 秀夫 外1名

【課題】マイルドな培養条件の下でのプロトプラストの連続培養を実現し、細胞壁構成成分の連続生産を可能とする技術を提供すること。
【解決手段】プロトプラストを液体培養して細胞壁成分を培養液中に拡散させることにより、該プロトプラストの状態を維持しながら培養液中へ細胞壁構成成分を連続生産させる。例えば、培養液を適度に動かすなどして、細胞壁再生を抑制しながらプロトプラストPを液体培養し、該プロトプラストPから培養液1中へ細胞壁構成成分Wを連続産生させるプロトプラスト連続培養方法、並びにプロトプラスト連続培養システムを提供する。J-Store >> 特許コード P09S000359

アデノシンA2a受容体アゴニストの投与が必要な疾患を治療又は予防するための組成物

2010年03月27日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-154237 出願日 : 2004年5月25日
公開番号 : 特許公開2005-23064 公開日 : 2005年1月27日
出願人 : 石原産業株式会社 発明者 : 加藤 文法 外3名

【課題】 アデノシンA2a受容体アゴニストの投与が必要な疾患を治療又は予防するための組成物を提供する。
【解決手段】 式(I):
【化1】


[式中、Aは窒素原子又はC-Gなどであり;R1及びR2はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、置換されてもよいアルキル基、置換されてもよいアリール基、置換されてもよい複素環基などであり;Y及びZはそれぞれ独立に、窒素原子又はC-R8であり、Y及びZが同時にC-R8をとるとき2つのR8は同一でも異なっていてもよく;Xは窒素原子又はC-R10であり;さらにYがC-R8であり、XがC-R10又はZがC-R8である場合、R8及びR10あるいは2つのR8が一緒になってヘテロ原子を含むか含まずして環を形成してもよい]で表される縮合複素環化合物又はその塩を有効成分として用いる。明細書pdf >> かんたん特許検索

KAIST(韓国)、多重病原菌診断センサーを開発

2010年03月27日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
一度の検査で複数の感染菌を同時に診断可能
 教育科学技術省(長官アン・ビョンマン)は大徳所在のKAISTのキム・ボンス教授およびイ・サンヨプ教授研究チームが共同研究を通じて感染疾患の原因となる菌株を迅速かつ正確に診断できる「多重病原菌診断センサー」を開発したと3月21日に発表した。
感染疾患は病菌が人体に侵入して生ずる疾患で、細菌感染の正確な診断により適切な抗生物資いつ投与が適時に行なわれない場合生命を落とすこともある。おはよう大徳(韓国)2010-03-23

標準研、動脈硬化血管細胞のナノイメージング分析技術を開発

2010年03月27日 | 細胞と再生医療
動脈硬化の原因を3D映像で把握
突然死の原因の一つである急性心筋梗塞は血管内に蓄積していた脂肪などの物質が破裂し血管を瞬く間にふさいでしまう疾患。これまで血管破裂の予測と診断にはMRIやCTが使用されてきたが解像度が低く、血管内の脂肪やカルシウムの蓄積の程度を詳しく知ることが困難だった。
韓国の研究グループが血管内の脂肪をナノレベルまで精密にイメージングできるだけでなく成分の分析も同時に行なえる測定技術を開発した。おはよう大徳(韓国)2010-03-22