バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

遺伝子移入ベクター、好熱性藍色細菌へ遺伝子を移入する方法

2010年03月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-347339 出願日 : 2003年10月6日
公開番号 : 特許公開2005-6640 公開日 : 2005年1月13日
出願人 : 国立大学法人名古屋大学 発明者 : 石浦 正寛 外2名

発明の名称 : 遺伝子移入ベクター、好熱性藍色細菌へ遺伝子を移入する方法とその応用、および好熱性藍色細菌の凍結保存方法

【課題】好熱性藍色細菌へ遺伝子移入するための、電気穿孔法に替わる新規な方法を提供することが本発明の課題である。
【解決手段】本発明により、好熱性藍色細菌へ遺伝子移入するためのベクター、及びそのベクターを使用した遺伝子移入方法が提供された。本発明の方法は、好熱性藍色細菌と遺伝子移入ベクターとの間の相同組み換えによる自然形質転換により、ベクターの遺伝子を好熱性藍色細菌のゲノムに組み込むことからなる。本発明の方法は、内在性遺伝子の機能を損なうことなく、好熱性藍色細菌への簡便な遺伝子移入を可能とするものである。更に本発明の遺伝子移入方法を応用することにより、好熱性藍色細菌の細胞内において目的とする有用蛋白質の大量発現系を構築したり、生物発光レポーター系を利用して目的とする遺伝子の転写活性を好熱性藍色細菌の細胞内で定量化する系を構築することが可能である。明細書pdf >> かんたん特許検索

DNAワクチンから産生される抗原量を増加させる方法

2010年03月26日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2003-179620 出願日 : 2003年6月24日
公開番号 : 特許公開2005-15355 公開日 : 2005年1月20日
出願人 : 神戸大学長 発明者 : 小西 英二

発明の名称 : DNAワクチンから産生される抗原量を増加させる方法、DNAワクチンの投与方法、DNAワクチンが産生した抗原を検出する方法

【課題】DNAワクチンの有用性を拡大するために、DNAワクチンの投与により産生した抗原量を生体内で検出するための手段を提供することが本発明の課題である。
【解決手段】針無注射器を用いてDNAワクチンを投与すると、DNAワクチンの細胞への導入効率が高まるために、投与されたDNAワクチンから産生される抗原量が増加した。よって、投与されたDNAワクチンから産生される抗原を通常の酵素抗体法の手段により生体内で測定することが可能となった。本発明の方法はDNAワクチンの有用性を拡大するために資するものと考えられる。 明細書pdf >> かんたん特許検索

外来遺伝子の効率的発現法

2010年03月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2003-191064 出願日 : 2003年7月3日
公開番号 : 特許公開2005-21089 公開日 : 2005年1月27日
出願人 : 株式会社イムノ・ジャパン 発明者 : 小谷 英治 外2名

【課題】昆虫細胞あるいは動物細胞などの宿主において外来遺伝子の発現を向上させる方法を提供すること。
【解決手段】発現すべきタンパク質をコードする外来遺伝子を導入した宿主中で蛋白発現調節関連性RNA結合蛋白質の発現を抑制することを含む、該外来遺伝子の発現を向上させる方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索

茶抽出物及び茶成分がヒトT細胞培養株のサイトカイン産生に与える影響

2010年03月26日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
浅井 和美,森脇 佐和子,神田 えみ,江間 かおり, 山本(前田) 万里
茶業研究報告, Vol. 2004 (2004) No. 97 pp.31-37
本研究では,免疫反応に茶が与える影響を解明するために,T細胞のサイトカイン産生に着目した。PMA/A23187刺激によってそれぞれIFN-γとIL-4を産生するヒトT細胞様株であるJKT-beta-delとCCRF-CEMを選抜し,これらが産生するサイトカインに茶抽出物及び茶成分(カテキン類とフラボノール類)が与える影響を検討した。 [ 抄録 ][ 全文PDF(380K) ]

肝細胞の簡単な分離法の開発とその培養への応用

2010年03月26日 | 細胞と再生医療
五十嵐 省吾, 籏原 照昌
肝臓, Vol. 19 (1978) No. 4 pp.327-331
Ca-free Hanks' solutionに溶解した0.05% collagenase溶液30mlを20ml/minの速度で無菌的に摘出したシロネズミ肝にツベルクリン針を介して直接注入した後,摂子により組織を出来るだけ細く裂開することにより簡単に肝細胞を遊離させることが出来る。 [ 抄録 ][ 全文PDF(1000K) ]

テトラサイクリン系抗生物質によるタンパク質分解制御法

2010年03月26日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP2006/318673 国際出願日 : 2006年9月14日
国際公開番号 : WO2007/032555 国際公開日 : 2007年3月22日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 三輪 佳宏

 本発明は、抗生物質に結合するタンパク質の変異タンパク質およびそれに融合した目的のタンパク質を含む融合タンパク質であって、上記変異タンパク質は、細胞内で、上記抗生物質と結合していない場合は分解されるが、上記抗生物質と結合している場合には安定化され、上記融合タンパク質は、細胞内で、上記抗生物質と結合していない場合は分解されるが、上記抗生物質と結合している場合には安定化される、融合タンパク質を提供する。J-Store >> 特許コード P09S000377