バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

齲蝕原因菌に選択的な殺菌剤、齲蝕原因菌を殺菌する方法

2010年03月14日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
国際出願番号 : PCT/JP2006/314671 国際出願日 : 2006年7月25日
国際公開番号 : WO2007/013452 国際公開日 : 2007年2月1日
出願人 : 株式会社ツーセル 発明者 : 菅井 基行 外1名

細菌壁溶解酵素に界面活性剤を添加することによって、当該酵素の溶菌効果を高めることが可能となった。その結果、細菌壁溶解酵素により齲蝕原因菌が溶菌される時間が短縮され、オートミュタノリシンなどの細菌壁溶解酵素を齲蝕予防剤あるいは齲蝕治療剤として利用する実用性を高めることができた。J-Store >> 特許コード P09S000365




抗CD38抗体を細胞表面に有する免疫担当細胞

2010年03月14日 | 医療 医薬 健康
国際出願番号 : PCT/JP2007/061386 国際出願日 : 2007年6月5日
国際公開番号 : WO2007/142241 国際公開日 : 2007年12月13日
出願人 : 国立大学法人広島大学 発明者 : 三原 圭一朗

抗CD38抗体の一部をコードするDNAを遺伝子導入し抗CD38抗体を細胞表面に発現させた免疫担当細胞、およびハイブリドーマから単離した抗CD38抗体をコードするmRNAを用いてcDNAを増幅し、増幅したcDNAをレトロウイルスベクターに挿入し、該ベクターをパッケージング細胞にトランスフェクションすることにより、抗CD38抗体発現レトロウイルス粒子を産生するパッケージング細胞を作製し、該細胞から放出されたレトロウイルス粒子を、ヒト免疫担当細胞に感染させる、該抗体を細胞表面に発現させた免疫担当細胞の作製方法。 J-Stage >> 特許コード P09S000366


抗体の可変領域を用いた新規な遺伝子発現調節方法

2010年03月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2008-310132 出願日 : 2008年12月4日
公開番号 : 特許公開2009-201504 公開日 : 2009年9月10日
出願人 : 国立大学法人神戸大学 発明者 : 乾 秀之 外1名

【課題】従来のシステムより優れた、新規で画期的な遺伝子発現調節に用いることのできる発現ベクター、形質転換体、およびそれらを用いた遺伝子発現調節システムを提供する。
【解決手段】抗体の重鎖可変領域と、DNA結合タンパク質または転写調節因子のいずれか一方とを融合させた組換えタンパク質遺伝子、および当該抗体の軽鎖可変領域と、DNA結合タンパク質または転写調節因子のうち重鎖可変領域と融合させた方とは別の方とを融合させた組換えタンパク質遺伝子を含む発現ベクターであって、前記ベクターを導入した細胞、組織又は個体内において、標的遺伝子の発現を調節するベクター。J-Store >> 特許コード P09A015317

抗癌剤と葉酸とのコンジュゲートを生成するのに適する葉酸誘導体

2010年03月14日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-92973 出願日 : 2004年3月26日
公開番号 : 特許公開2005-281138 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 独立行政法人科学技術振興機構 発明者 : 片岡 一則 外1名
発明の名称 : 葉酸誘導体の製造方法

【課題】 抗癌剤と葉酸とのコンジュゲートを生成するのに適する葉酸誘導体の効率的な製造方法の提供。
【解決手段】 2-アミノ保護プテロイルイミダゾールとグルタミン酸γ-低級アルキルとの反応工程、次いで生成物とドラッグの官能基と容易に反応しうる反応性基を有するアミノ化合物との反応工程を含んでなる方法。明細書pdf >> かんたん特許検索

細胞スフェロイドアレイを利用した遺伝子発現を検査するキット

2010年03月14日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願2004-127338 出願日 : 2004年3月28日
公開番号 : 特許公開2005-278608 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : 長崎 幸夫 発明者 : 片岡 一則 外3名
発明の名称 : 遺伝子導入解析キット

【課題】長期間培養可能な細胞スフェロイドアレイを利用した遺伝子発現を検査するキットの提供
【解決手段】パタン化した基板上に内皮細胞のような第一の細胞を培養し、その上に肝臓のような第2の細胞をスフェロイド上に形成せしめ、長期培養を可能にした細胞スフェロイドアレイへ遺伝子を導入し、長期的に発現解析できることを可能にした。 明細書pdf >> かんたん特許検索

遺伝子治療用キャリアとしてのポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子

2010年03月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-266083 出願日 : 2004年8月17日
公開番号 : 特許公開2006-56863 公開日 : 2006年3月2日
出願人 : 長崎 幸夫 発明者 : 長崎 幸夫 外4名

【課題】オリゴ核酸の生体内での安定性を向上させたポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子送達系の提供。
【解決手段】ポリエチレングリコール/ポリカチオンブロック共重合体により金属微粒子表面を保護することで分散安定化をはかり、オリゴ核酸が、メルカプト基およびジスルフィド基を介して、ポリカチオンセグメントの一部に化学的に修飾され、若しくは金属微粒子表面に直接担持されているポリエチレングリコール/オリゴ核酸共担持金属微粒子の遺伝子治療用キャリアとしての提供。明細書pdf >> かんたん特許検索

抗血栓性に優れる人工血管を製造するための人工血管用材料

2010年03月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-141838 出願日 : 2006年5月22日
公開番号 : 特許公開2007-307300 公開日 : 2007年11月29日
出願人 : 国立大学法人 北海道大学 発明者 : 陳 咏梅 外6名
発明の名称 : 人工血管用材料

【課題】 抗血栓性に優れる人工血管を製造するための人工血管用材料を提供する。
【解決手段】 ヒト血管内皮細胞により被覆されたマイナス電荷を有するハイドロゲルである人工血管用材料であって、前記ハイドロゲルがポリ(p-スチレンスルホン酸ナトリウム)又はポリ(2-アクリルアミド-2-メチル-1-プロパンスルホン酸ナトリウム)である、前記人工血管用材料。
本発明の生体適合材料は、血液適合性として重要な特性である抗血栓性に優れており、人工血管、特に口径が6mm以下の人工毛細血管の製造に好適に使用し得る。 明細書pdf >> かんたん特許検索

日本政府の先端研究支援、過去最大規模に

2010年03月14日 | 医療 医薬 健康
(上)万能細胞など30分野に1000億円投入
「国家競争力が低下しており、生存のためには必要不可欠」
最精鋭の研究チームを選定、19億-50億円を支援

 日本政府が国家の命運を懸けた超大型科学技術プロジェクトを開始した。2014年までに30の研究チームに計1000億円という巨額の資金を投入し、選択と集中を通じて世界最高レベルの技術30個を確保、未来の成長エンジンとして育成するという計画だ。朝鮮日報 2010-03-14

(下)科学界の国家代表を網羅
 今回選定された30の研究チームとそれぞれのリーダーには、日本科学界の現在と未来を代表する優秀な人物が網羅されている。まさに科学版国家代表選手というわけだ。
 支援上限額の50億円が支援される京都大の山中伸弥教授は、皮膚細胞を利用して世界で始めて万能細胞(iPS)を作り出した科学者で、日本科学界の未来を担う人物として注目されている。朝鮮日報 2010-03-14

重イオンビームが生物進化を加速する

2010年03月14日 | 生命科学 生物誌
農作物の品種改良には、X線やガンマ線といった放射線を利用して突然変異を起こさせる方法がある。理化学研究所 仁科加速器研究センターの生物照射チームが研究しているのは、「重イオンビーム」という放射線を使った手法で、これにより効率よく新品種を作り出せるという。山路達也の「エコ技術者に訊く」2010年3月12日