バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

液体クロマトグラフィーを用いたグルコシノレート類の分析及び精製法

2010年03月24日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2008-120675 出願日 : 2008年5月2日
公開番号 : 特許公開2009-103680 公開日 : 2009年5月14日
出願人 : キリンホールディングス株式会社 発明者 : 佐々木 勝徳 外1名

【課題】アブラナ科植物に含まれるGSL類は、基本構造中に硫酸基を有する。硫酸基を持つ化合物は一般的に高速液体クロマトグラフィー挙動が著しく悪いことが多いため、GSL類はミロシナーゼを作用させて変換されたイソチオシアネート類をガスクロマトグラフィー分析するか、またはスルファターゼで脱硫酸させたdesulfo体を液体クロマトグラフィー分析していた。しかし、アブラナ科植物に含まれるGSL類を十分に精製および分析することはできなかった。GSL類をC30逆相クロマトグラフィー用カラムを用いて精製する方法、さらにLC-MS分析により分析する方法を提供する。
【解決手段】C30逆相クロマトグラフィー用カラムを用い、移動相としてギ酸、ギ酸アンモニウムまたは炭酸水素アンモニウムを用いる液体クロマトグラフィーによる、グルコシノレート類の精製方法並びにグルコシレート類のLC-MS分析方法。 明細書pdf >> かんたん特許検索

新生物疾患又は免疫不全を処置するためのヒト化免疫調節性モノクローナル抗体

2010年03月24日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2004-506723 出願日 : 2003年5月22日
公表番号 : 特許公表2006-505244 公表日 : 2006年2月16日
出願人 : キュアー テック リミテッド 外1名 発明者 : ハーディ、ブリッタ 外2名

本発明は、免疫賦活性効果を有するヒト化モノクローナル抗体を提供する。この抗体は、Bリンパ芽球腫細胞に特異的に結合し、末梢血リンパ球の増殖及び活性化を誘発し、癌を罹患している対象に投与した際に抗腫瘍効果を誘発する能力を有する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

幹細胞における分化を制御する方法

2010年03月24日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-511502 出願日 : 2003年6月6日
公表番号 : 特許公表2006-505248 公表日 : 2006年2月16日
出願人 : イーエス・セル・インターナショナル・プライヴェート・リミテッド 発明者 : ペバイ,アリス・マリー 外1名

 本発明は、幹細胞の分化を調節することができる、方法、培地および組成物を提供する。出願人は、リゾリン脂質受容体のアゴニストおよびクラスIIIチロシンキナーゼ受容体のリガンドは、幹細胞の自然分化防止に有用であることを発見した。該リガンドおよびアゴニストは、単独で使用してもよく、両者が相乗作用を有する場合、組み合せて使用してもよい。また、該方法および培地を使用して製造された細胞、ならびに本明細書に記載の組成物を使用して幹細胞関連疾患を治療する方法も提供する。幹細胞分化の調節に有用な他の作用物質を発見するのに有用な化合物を同定する方法も開示する。明細書pdf >> かんたん特許検索

インスリン産生細胞のための方法

2010年03月24日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2004-508268 出願日 : 2003年5月28日
公表番号 : 特許公表2006-506047 公表日 : 2006年2月23日
出願人 : ノボセル インコーポレイテッド 外1名 発明者 : デービッド シャープ 外6名

発明の名称 : インスリン産生細胞のための方法、成分並びに成長および分化因子

 分化した非ホルモン産生膵臓細胞を分化したホルモン産生膵臓細胞に転換するための方法が開示される。本方法は2つのステップを具える。第1は、分化した非ホルモン産生膵臓細胞を幹細胞に転換する条件下で細胞を培養すること、第2は、ホルモン産生細胞への幹細胞の分化を提供する条件下で幹細胞を培養することである。本発明は、結果的にホルモン産生細胞、特にインスリン産生細胞への分化を行わせるために幹細胞に与える成長および分化因子を定める。本発明は、糖尿病治療などの治療用として現在では入手できない大量のインスリン産生細胞などのホルモン産生細胞の新たな供給源を提供する。 明細書pdf >> かんたん特許検索

HIVグル-プに属するレトロウイルスのワクチン

2010年03月24日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
出願番号 : 特許出願2004-318636 出願日 : 2004年11月2日
公開番号 : 特許公開2006-8653 公開日 : 2006年1月12日
出願人 : デイド・ベーリング・マルブルク・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 発明者 : ハンス-ペーター・ハオザー 外6名

【課題】免疫不全症候群を惹起する新規レトロウイルス及びその変異体を抑制・阻害するワクチンを提供する。
【解決手段】 MVP-2901/94なる名称を有し、欧州動物細胞培養収集機関(ECACC)に第V95012601号として寄託されている新規免疫不全レトロウイルスまたはRNAの相同性が少なくとも75%である該ウイルスの変異体を抑制・阻害するワクチンであって、抗原として前記免疫不全ウイルスの外被糖タンパク質gp41をコードする表1のDNA配列又はこの配列との相同性が少なくとも75%であるDNA配列から演繹されるペプチドを特異的抗原として調製されることを特徴とする、前記ワクチン。 明細書pdf >> かんたん特許検索

細胞培養システム及び細胞培養方法

2010年03月24日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2004-197617 出願日 : 2004年7月5日
公開番号 : 特許公開2006-14693 公開日 : 2006年1月19日
出願人 : 株式会社日立製作所 発明者 : 庄勢 亜子 外1名

【課題】細胞培養システムにおいて、生体より採取した細胞を適切に且つ簡単に培養できるようにすること。
【解決手段】細胞培養システム1は、播種するための細胞を培地に入れた細胞懸濁液の細胞数を計測する計測装置20と、播種する細胞懸濁液に新鮮な培地を供給する培地供給装置100と、計測された細胞数に対して統計的に細胞が適切に培養可能な密度になるように培地供給装置100から細胞懸濁液への培地供給量を制御する制御装置101と、細胞が適切に培養可能な密度にされた細胞懸濁液を搬送して細胞培養装置103に播種するマニピュレータ102と、播種された細胞を培養する細胞培養装置103とを備える。 明細書pdf >> かんたん特許検索

癌抗原及びその利用

2010年03月24日 | 抗体 免疫 抗原 
国際出願番号 : PCT/JP2003/011049 国際出願日 : 2003年8月29日
国際公開番号 : WO2004/020624 国際公開日 : 2004年3月11日
出願人 : 財団法人くまもとテクノ産業財団 発明者 : 中面 哲也 外1名

 本発明の目的は、膵癌・大腸癌をはじめとする各種癌や腫瘍の診断・治療に応用することができるヒト膵癌・大腸癌抗原や、それをコードする遺伝子、それを用いた抗癌ワクチン等を提供することである。本発明によれば、配列番号1に示されるアミノ酸配列からなる蛋白からな癌抗原;上記の蛋白の一部からなり、かつ免疫誘導活性を有するペプチド;該ペプチドを含む抗癌ワクチン;配列番号2に示される塩基配列又はその相補的配列並びにこれらの配列の一部または全部を含むDNA;該DNAを含む抗癌ワクチン;並びにこれらの利用が提供される。明細書pdf >> かんたん特許検索


造血幹細胞及び該細胞を使用して眼の新生血管の疾患を治療する方法

2010年03月24日 | 細胞と再生医療
出願番号 : 特許出願2005-505648 出願日 : 2003年7月25日
公表番号 : 特許公表2005-538742 公表日 : 2005年12月22日
出願人 : ザ・スクリプス・リサーチ・インステイチユート 発明者 : フリードランダー,マーテイン 外2名

 単離された、哺乳動物の、骨髄に由来する、系統陰性の造血幹細胞集団(Lin-HSC)は網膜の血管を形成することができる内皮前駆細胞(EPC)を含有する。単離されたLin HSC集団の細胞の少なくとも約50%はCD31及びc-kit細胞表面マーカーを有している。最大約8%の細胞がSca-1細胞マーカーを有し、最大約4%の細胞がFlk-1/KDRマーカーを有することができる。本発明の単離されたLin HSC集団は眼の血管の疾患を治療するのに有用である。治療上有用な遺伝子をトランスフェクトされた、単離されたLin HSC集団も提供され、これは細胞を用いた遺伝子治療において眼に遺伝子を送達するのに有用である。明細書pdf >> かんたん特許検索

タクスス属種の細胞培養からタキソールおよびタキサンを回収する方法

2010年03月24日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-262536 出願日 : 2005年9月9日
公開番号 : 特許公開2005-348751 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : フィトン インコーポレイテッド 発明者 : ブリンギ,ベンカタラマン 外5名

【課題】 本発明の目的はタクスス属種(タクスス・シネンシスを除く。)からタキソール及びタキサンを高収率で回収すること。
【解決手段】 (a)タクスス属種(タクスス・シネンシスを除く。)のカルスおよび/または懸濁培養由来の細胞を培養する工程、ここで、前記培養細胞は、培養細胞の迅速な成長のために独立して最適化された成長条件におく;
(b)前記培養条件を、独立して最適化され、かつ、タキソール及びタキサンの生合成に有利な生産物形成条件に変えることによりタキソール及びタキサンの生合成を刺激する工程、ここで、前記成長条件は前記生産物形成条件と異なるものである;
(c)生産されたタキソールおよびタキサンを前記細胞および/または前記培地から回収する工程、
を含む方法により上記課題を解決する。明細書pdf >> かんたん特許検索