バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

PPARリガンド活性を有する植物由来の組成物

2009年06月03日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2005-98342 出願日 : 2005年3月30日
公開番号 : 特許公開2006-273788 公開日 : 2006年10月12日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 田中 穂積 外2名

発明の名称 : PPARリガンド活性を有する植物由来の組成物

【課題】 安全な食品素材由来であるペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(PPAR)リガンド剤、及び、肥満、インスリン抵抗性、高脂血症及び糖尿病などに係わるメタボリックシンドロームの予防及び/又は改善・処置用組成物を提供する。
【解決手段】 本発明により、オニオン、パセリ、シソまたはナツメグのいずれか一種以上の両親媒性抽出物を有効成分とするPPARリガンド剤により、肥満、インスリン抵抗性、高脂血症及び糖尿病に係わるメタボリックシンドロームの予防及び/又は改善・処置用組成物が提供される。本発明の上記の組成物は、安全であり、肥満、インスリン抵抗性、高脂血症及び糖尿病などに係わるメタボリックシンドロームの予防及び/又は改善・処置に有効である。 明細書pdf >> かんたん特許検索

出願番号 : 特許出願2005-202459 出願日 : 2005年7月12日
公開番号 : 特許公開2007-22917 公開日 : 2007年2月1日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 本田 真一 外3名

発明の名称 : PPARリガンド活性を有する植物由来の組成物

【課題】 安全な食品素材由来であるペルオキシソーム増殖剤応答性受容体(PPAR)リガンド剤、及び、肥満、インスリン抵抗性、高脂血症及び糖尿病などに係わるメタボリックシンドロームの予防及び/又は改善・処置用組成物を提供する。
【解決手段】 本発明により、パプリカ、ホースラディッシュ、レモン、唐辛子、ゴマ、スペアミントまたは高菜のいずれか一種以上の両親媒性抽出物を有効成分とするPPARリガンド剤により、肥満、インスリン抵抗性、高脂血症及び糖尿病に係わるメタボリックシンドロームの予防及び/又は改善・処置用組成物が提供される。本発明の上記の組成物は、安全であり、肥満、インスリン抵抗性、高脂血症及び糖尿病などに係わるメタボリックシンドロームの予防及び/又は改善・処置に有効である。 明細書pdf >> かんたん特許検索

患者負担が少ないワイヤレス食道pHモニターが登場

2009年06月03日 | 医療 医薬 健康
 従来、胃食道逆流症(GERD)などの診断に利用されてきた24時間食道内pHモニタリングシステムは、pHセンサー付きカテーテルを経鼻的に食道と胃の接合部まで挿入するもので、患者負担が非常に大きいことが問題だった。これに対し、カプセル型のセンサーを用いたワイヤレスpHモニタリングシステム「Bravo」を従来のpHモニタリングシステムと比較した結果が明らかになった。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42197_90737_8

ファモチジンの予防的投与で低用量アスピリン潰瘍リスクが大幅減

2009年06月03日 | 医療 医薬 健康
 消化管出血を恐れながら服用を続けるか、それとも服用を止めて心血管イベントのリスクに怯えるか? 心血管疾患発症後など、低用量アスピリンによる抗血栓療法が必要な患者がこうした究極の選択に悩むことはもうなくなるかもしれない。英国Crosshouse病院のAli S Taha氏は、低用量アスピリン服用者に対するH2ブロッカー・ファモチジンの潰瘍予防効果を検証するプラセボ対照試験について報告。同剤の予防的投与により、食道炎と胃・十二指腸潰瘍の発生は33%から5.9%に激減したことを明らかにした。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42197_90737_7

大腸癌診断後にアスピリンを定期服用すると死亡率が半減する可能性

2009年06月03日 | 医療 医薬 健康
小又 理恵子=日経メディカル別冊
米マサチューセッツ総合病院のAndrew T.Chan氏
 以前から、シクロオキシゲナーゼ-2(COX-2)の活性を阻害する作用を持つアスピリンには、大腸癌予防効果があるのではないかと期待されてきた。このほど、大腸癌と診断された後にアスピリンを定期的に服用すると、死亡率の大幅な低下がみられることが分かった。米シカゴで5月30日から6月4日まで開催されている米国消化器学会(第40回米国消化器病週間DDW2009)のプレナリーセッションで、米マサチューセッツ総合病院のAndrew T.Chan氏が発表した。日経BP・MNonline(Webサイト)2009-06-03


アトピー性皮膚炎の検査方法

2009年06月03日 | からだと遺伝子
国際出願番号 : PCT/JP2003/009808 国際出願日 : 2003年8月1日
国際公開番号 : WO2004/031386 国際公開日 : 2004年4月15日
出願人 : 株式会社ジェノックス創薬研究所 外1名 発明者 : 伊東 幹人 外6名

発明の名称 : アトピー性皮膚炎の検査方法

 アトピー性皮膚炎患者および乾癬患者において、皮疹部と無疹部の間で発現レベルに差が見られる遺伝子を見出した。またこれらの疾患の無疹部と健常者の間で発現レベルに差が見られる遺伝子を見出した。そしてこれらの遺伝子が、アトピー性皮膚炎あるいは乾癬の検査や治療薬のスクリーニングにおいて指標として有用であることを明らかにした。すなわち本発明は、こうして見出された指標遺伝子の発現レベルの比較に基づく、アトピー性皮膚炎または乾癬の検査方法、およびこれらの疾患の治療のための化合物のスクリーニング方法を提供する。明細書(PDF) >> PatentScorp

微生物の「休眠遺伝子」を目覚めさせ、新たな抗生物質を発見

2009年06月03日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
-世界初、新薬発見に向けた革新的技術-
ポイント
・微生物とりわけ放線菌には「休眠遺伝子」 (潜在遺伝子とも言う)が多数存在す
ることを明らかにし、これらを「活性化」する技術を世界で初めて開発した。
・ 「休眠遺伝子」を活性化させた放線菌から、実際に新たな抗生物質を単離した。
・本技術は、新薬開発に向けた革新的技術となりうる。
http://nfri.naro.affrc.go.jp/research/press/090424.pdf

各種ゴマリグナンの生理活性と生体内代謝

2009年06月03日 | 健康・栄養機能性成分
[要 約] エピセサミンとセサモリンは肝臓の脂肪酸酸化を増加させたが、セサミンの作用は弱かった。 生理作用の強さは各リグナンの体内濃度に依存し、 その体内濃度の違いは、腸管吸収及び体内代謝の違いに基づいていた。
食品総合研究所・食品機能部・栄養化学研究室
http://nfri.naro.affrc.go.jp/research/seika/seikah17/pdf/p16.pdf

がん:虫下しで退治? 「副作用ない薬」開発できるかも

2009年06月03日 | 医療 医薬 健康
 すい臓がんや大腸がんの細胞と回虫などの寄生虫で、エネルギーを作り出す代謝方法が同じ可能性が高いことが慶応大先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)と国立がんセンター東病院(千葉県柏市)の共同研究で分かった。虫下しが人体に影響を与えず回虫だけを死滅させるように、副作用の無い抗がん剤が開発できるかもしれないという。毎日新聞(Web版)2009-06-02