バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

エイズワクチン

2009年06月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2002-124909 出願日 : 2002年4月25日
公開番号 : 特許公開2003-310271 公開日 : 2003年11月5日
出願人 : 株式会社インテライト 発明者 : 永田 恭介 外2名
発明の名称 : エイズワクチン

【課題】 組換え核酸配列技術を応用したエイズワクチン作製用組換え核酸、それを用いて作製されるエイズワクチン等の提供。
【解決手段】 インフルエンザウイルスにエイズウイルス遺伝子の一部を挿入し、組換え型インフルエンザウイルスを作製する。
【効果】 本発明のエイズワクチンは、例えば、(1)生ワクチンとして経鼻接種が可能である、(2)発育鶏卵を用いて、安価に大量生産できる、(3)サブタイプを変化させることによる追加免疫が可能である、(4)ウイルス感染個体において免疫グロブリン、特にIgAの誘導が可能である、(5)細胞性免疫反応の主体であるCTL活性誘導能がある、(6)感染が一過性であるため、安全性が高い等の利点を有している。

トリインターフェロンを産生する組換え植物

2009年06月02日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-255514 出願日 : 2006年9月21日
公開番号 : 特許公開2008-72948 公開日 : 2008年4月3日
出願人 : 学校法人北里学園 外1名 発明者 : 竹原 一明 外2名
発明の名称 : トリインターフェロンを産生する組換え植物

【課題】トリへの外来性サイトカイン応用の一環として、植物においてトリインターフェロンを発現できる、生物活性を示し、保存安定性がよい組換え植物を提供すること。
【解決手段】トリインターフェロンタンパク質をコードする遺伝子がゲノムDNAに組み込まれてなることを特徴とするトリインターフェロンを産生する組換え植物。トリインターフェロン-α(ChIFN-α)をコードする遺伝子が植物細胞小胞体内タンパク蓄積に優れた特定のChIFN-αKDEL遺伝子であり、植物発現タンパク質の発現量を高くする特定のトランスファーベクター;プラスミドChIFN-αKDEL-pMLHを用いるのが好ましい。明細書 >>かんたん特許検索PDF

大腸癌予防剤及び該大腸癌予防剤を含有する飲食品

2009年06月02日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2004-175017 出願日 : 2004年6月14日
公開番号 : 特許公開2005-350420 公開日 : 2005年12月22日
出願人 : 株式会社ファーマフーズ 発明者 : アブデラジズ・マハムド・アブリニーン 外6名
発明の名称 : 大腸癌予防剤及び該大腸癌予防剤を含有する飲食品

【課題】 安全性が高く、継続的に経口摂取しても副作用の心配がなく、大腸癌の予防効果が期待できる大腸癌予防剤及び該大腸癌予防剤を含有する飲食品を提供する。
【解決手段】 大腸癌予防剤の有効成分として、卵白中のタンパク質の一種であるオボトランスフェリンを含有させる。また、前記大腸癌予防剤を飲食品に配合することにより、大腸癌予防効果が期待できる飲食品を得る。 本発明の大腸癌予防剤は、良質のタンパク質源として古くから食されている鶏卵の卵白中のタンパク質の一種であるオボトランスフェリンを有効成分として含有するので、安全性が高く、継続的に経口摂取しても副作用の心配がなく、苦味などが少なく呈味性がいいので多量に飲食品に配合しても風味に影響を与えず、優れた大腸癌予防効果が期待できる。明細書 >>かんたん特許検索PDF

完全ヒト型抗体生産法

2009年06月02日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2007-253917 出願日 : 2007年9月28日
公開番号 : 特許公開2009-82033 公開日 : 2009年4月23日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 中石 智之 外2名

【課題】ヒトに投与した場合に免疫反応を極めて起こし難いヒト型糖鎖を有する完全ヒト型抗体を、トランスジェニック鳥類により高濃度に生産する方法を提供する。
【解決手段】完全ヒト型抗体をコードする遺伝子を鳥類に導入し、前記遺伝子を発現させ、前記遺伝子を導入した鳥類の卵白中及び卵黄中から前記完全ヒト型抗体を回収する、完全ヒト型抗体を生産する方法。トランスジェニック鳥類卵中に完全ヒト型抗体を大量に生産させ、それを回収精製することで、より治療効果の高い完全ヒト型抗体の大量提供を可能とした。明細書 >> バイオ塾情報創庫DB

タカラバイオ、和のハーブ「ボタンボウフウ」

2009年06月02日 | 医療 医薬 健康
HFE・新製品賞、抗動脈硬化に期待

 タカラバイオ(滋賀県草津市)が販売する屋久島産100%の「タカラ ボタンボウフウ粉末」に注目が集まっている。昨秋上市された同品は、動脈硬化抑制作用を有することが確認されており、青汁やサプリメントの原料として供給が進んでいる。20日~23日に開催されたHFE JAPAN 2009では「新製品賞」を受賞。伝承的素材の良さを科学的に解明したことが評価された。 ⇒(全文は本紙購読または有料会員登録へ・・)

国際出願番号 : PCT/JP2006/301200 国際出願日 : 2006年1月26日
国際公開番号 : WO2006/082743 国際公開日 : 2006年8月10日
出願人 : タカラバイオ株式会社 発明者 : 榎 竜嗣 外5名

発明の名称 : 治療剤

ボタンボウフウ由来の処理物を有効成分として含有することを特徴とする、治療又は予防において細胞の抗泡沫化作用及び/又はアシルCoAコレステロールアシルトランスフェラーゼ阻害作用を要する疾患の治療剤又は予防剤。 明細書 >>かんたん特許検索PDF

初のバイオ後続品‐「ソマトロピン」を薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会報告

2009年06月02日 | 医療 医薬 健康
 報告品目では、初のバイオ後続品として、ソマトロピン(遺伝子組み換え)を有効成分とする『ソマトロピンBS皮下注5mg「サンド」、同10mg「サンド」』(サンドが製造販売)が了承された。同剤は、先行バイオ医薬品「ジェノトロピン」(ファイザー)の後続品。

 効能・効果は、骨端線閉鎖を伴わない成長ホルモン分泌不全性低身長症、骨端線閉鎖を伴わないターナー症候群および慢性腎不全における低身長。  薬事日報 2009-06-02

レトロゾールはタモキシフェンよりも認知機能を維持しやすい

2009年06月02日 | 医療 医薬 健康
 ホルモン療法によって認知機能が影響を受けるとする報告はある中、アロマターゼ阻害剤レトロゾール(商品名:フェマーラ)はタモキシフェンに比べて乳癌患者の認知機能を維持していることが明らかになった。術後治療として、タモキシフェンとレトロゾールの効果を比較した大規模フェーズ3臨床試験「BIG1-98」を解析して明らかになった。5月29日から6月2日にオーランドで開催されている米国臨床腫瘍学会(ASCO)で、IBCSG および BIG1-98 Collaborative Groupを代表してKarin E. Ribi氏が発表した。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_41932_90414_5

NSAIDsは小腸での脂肪吸収を遅らせる

2009年06月02日 | 医療 医薬 健康
 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、潰瘍などの小腸障害を起こすことが知られている。小腸での脂肪吸収に対するNSAIDsの影響をプロトンポンプ阻害薬(PPI)と比較したところ、NSAIDsを投与した場合、脂肪吸収に障害があることを示す白色絨毛が明らかに多くみられ、脂肪吸収に遅れを来すことが明らかになった。
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_42073_90740_7

小型で長持ち、韓国製カプセル内視鏡の多施設臨床試験結果が明らかに

2009年06月02日 | 医療 医薬 健康
 韓国製カプセル内視鏡は「MiRo CE」と呼ばれ、2007年4月に韓国食品医薬品局の承認を得た。本体は直径11mm、長さ24mmで、ギブン、オリンパスの製品と比べて約2mm短い。重さは3.4g。1秒間に3枚のペースで静止画を自動撮影し、リアルタイムに画像を確認できる。バッテリーの持続時間は11時間以上と長い。日経BP(NMonline/.Web版)2009-06-01

新型インフル、関西の集団感染は同一ウイルスか…遺伝子解読

2009年06月02日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒
 関西での新型インフルエンザの集団感染は同一のウイルスで起きたと考えられると、製品評価技術基盤機構と国立感染症研究所が29日、発表した。兵庫県と大阪府の感染者9人から採取したウイルスの全遺伝子を解読した結果で、今月8日に成田空港の検疫で見つかった患者のウイルスとは別系統という。読売新聞(web版)2009-05-29