バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

酵母菌体マンナンを有効成分とする糖代謝改善剤

2008年09月23日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2004-305822 出願日 : 2004年10月20日
公開番号 : 特許公開2006-117566 公開日 : 2006年5月11日
出願人 : アサヒビール株式会社 発明者 : 安江 正明
発明の名称 : 糖代謝改善剤

【課題】国民の健康を脅かすであろう肥満・動脈硬化を予防・治療するにあたり、食品又は食品に準ずるものから有効成分を見いだす必要がある。本発明は酵母由来マンナンの有する生体調節機能を利用して、消化管組織におけるGLP-1の産生を促進し、ひいては肥満、高血糖の予防・治療に有効な薬剤、又は飲食品を提供することを目的とする。
【解決手段】サッカロミセス酵母の菌体あるいは培養液より得られるマンナンを有効成分とし、消化管組織におけるグルカゴン様ペプチド-1(Glucagon-1ike peptide-1、GLP-1)の産生あるいは分泌を促進する作用を有する糖代謝改善剤。明細書Text >> J-tokkyo

さまざまな「体内時間」が生まれる仕組みを解明

2008年09月23日 | 医療 医薬 健康
- 「昼」と「夜」ができる仕組みなど、時を刻む仕組みが明らかに -
 バクテリアをはじめショウジョウバエ、マウス、人など、生物には、リズムを刻む体内時計が働いています。睡眠と目覚め、体内ホルモンの調節などの生理機能は、このリズムに合わせて営みを続けています。理化学研究所(プレスリリース)2008-09-22

関節リウマチの新たな原因遺伝子「CD244」を発見

2008年09月23日 | からだと遺伝子
- 関節リウマチの原因解明に新たな一歩 -
理研ゲノム医科学研究センター疾患関連遺伝子研究グループの自己免疫疾患研究チームは、東京大学大学院医学研究科と協力し、遺伝子のわずかな違い(1塩基多型:SNP)を使って相関解析を実施し、関節リウマチの原因が、遺伝子「CD244」のSNPであることを発見しました。このSNPを持っていると、関節リウマチの発症リスクが最大1.5倍に高まることや、他の自己免疫疾患の1つである全身性エリテストーデスでも同じような相関があることがわかりました。関節リウマチの感受性遺伝子としては、すでに「PADI4」、「SLC22A4」、「FCRL3」がみつかっていますが、 発見した「CD244」遺伝子は、免疫細胞のNK細胞でも発現しており、さまざまな免疫細胞に重要な役割を持つと考えられます。このため、さまざまな自己免疫疾患の病態解明にも役立つと注目されます。理化学研究所(プレスリリース)2008-09-15

「関節リウマチ」新たな原因遺伝子 理研チーム発見

2008年09月23日 | からだと遺伝子
 理化学研究所は、関節リウマチ(RA)の新たな原因遺伝子を発見した。関節リウマチの新治療法の開発につながるものとして期待される。関節リウマチは、遺伝子的要因の関連性が指摘されている。
 理研ゲノム医科学研究センターと東大大学院医学系研究科の研究チームが、RA患者830人、健常者635人を対象に遺伝子解析したところ、「CD244」遺伝子内にある2つの一塩基多型(SNP)がRAの発現に強くかかわっていることを突き止めた。 FujiSankei Business i. 2008/9/23

グリチルリチン生合成遺伝子を発見、育種などによる生産が可能に

2008年09月23日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
理化学研究所らのグループ、甘草新世代へ夢開く
 市況が大幅に高騰する甘草抽出物市場に安定的な工業生産の可能性が見えてきた。理化学研究所をはじめ横浜市立大学や千葉大学、常磐植物化学研究所は、京都大学および日本大学との共同研究により甘草の甘味成分であるグリチルリチン生合成の鍵となる酵素遺伝子「CYP88D6」の同定に成功し、CYP88D6が創り出す酵素は植物2次代謝物の生合成において重要な「チトクロームP450」と呼ばれている一群の酸化酵素の1つであることを解明した。この酵素を用いることで、甘草根に含まれるグリチルリチン含量を飛躍的に高めることが可能となるほか、他の植物による生成や酵母を利用した発酵法による工業生産への道が開かれることとなる。砂漠化などの環境問題を背景に主原産国の中国で甘草根の収穫規制が強まるなか、日本国内で栽培に適した甘草の品種改良なども可能となることから、本研究への期待が高まっている。食品化学新聞 2008-09-18

カルシウム+ビタミンD、大腸がんのリスク低減

2008年09月23日 | 医療 医薬 健康
 カルシウムとビタミンDをともに多く摂取すると、大腸がんにかかるリスクを下げる可能性があることが、九州大などの調査でわかった。近く米国のがん予防専門誌で報告する。
 古野純典・九大教授らのグループが、福岡市とその近郊に住み、大腸がんと診断された836人と、同じ年代で大腸がんではない861人から食事や生活習慣を詳しくたずね、関連を調べた。朝日新聞(Web版)2008-09-22

HIV/AIDS治療・ケアの現況 ガイドブック編

2008年09月23日 | 医療 医薬 健康
アフリカの問題、地球規模課題の現状は?
世界の、日本の市民社会はどう取り組んでいるの?
http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/activities/publication.html

 日本でHIV感染が判明した在日のアフリカ人の方々と、その治療・ケアにあたる医療関係者・NGO・ご家族の皆さまに対して、現地のHIV治療・ケア状況に関する情報を提供するガイドブックです。
このガイドブックは、2004年から厚生労働省「エイズ対策研究事業」およびその他のご支援を得て、東アフリカのケニア・タンザニア・ウガンダ、西アフリカのナイジェリア・ガーナ、および南アフリカ共和国の6カ国について、HIV治療へのアクセス、ケア・サポートへのアクセス、およびHIV陽性者の団体やネットワークの活動状況について調査を行ったものをまとめ、最新の状況を反映したものです。また、南アフリカ共和国・ナイジェリアについては、単にHIV/AIDSに留まらず、歴史や社会情勢なども反映した総合的なリソース・ブックとしても使えるものになっています。 PDF: http://www.ajf.gr.jp/lang_ja/activities/guidebook_complete.pdf