バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

タカラバイオ、マツタケの人工栽培に向け子実体原基発生に成功

2008年06月16日 | NEWSクリッピング
 タカラバイオ<4974.T>は、マツタケの人工栽培に向けて、マツタケ本体に育つ前段階であるマツタケ子実体原基を発生させる培養技術を確立したと発表した。マツタケの人工栽培に向けて前進したもので、今後も商業化を目指して開発を進める方針。
 タカラバイオによると、同社はキノコの栽培企業としては唯一マツタケのゲノム情報を解読しているほか、マツタケと同様の菌根菌であるホンシメジの人工栽培にも成功するなどキノコの人工栽培についてのデータやノウハウの蓄積がある。 Asahi.com.,2008-06-16


これからの生物製剤に求められるものは?

2008年06月16日 | 医療 医薬 健康

 「関節リウマチの治療には、抗腫瘍壊死因子(TNF)α療法を超える生物製剤の登場が待たれる」――。欧州リウマチ学会(EULAR)の「抗TNF製剤を超えて:新規生物製剤」と題した講演の冒頭、英Imperial大学のSir Ravinder Maini氏は、抗TNF療法の現状とこれからの関節リウマチ治療の展望について、こう切り出した。

 近年、関節リウマチの治療に抗TNF製剤を含む抗リウマチ薬(DMARDs)が当たり前に用いられるようになったことで、治療効果に対する患者や医師の期待が大幅に高まっている。久保田 文=日経BP(メディカル)2008-06-16

遺伝子:生殖細胞への変化に必要な働き解明 理研チーム

2008年06月16日 | 医療 医薬 健康
細胞が卵子や精子(生殖細胞)になるのに必要な遺伝子の働きを、理化学研究所(神戸市)の斎藤通紀(みちのり)・哺乳(ほにゅう)類生殖細胞研究チームリーダーと栗本一基特別研究員らがマウスの細胞を使った実験で解明した。この遺伝子は細胞が一般的な細胞(体細胞)に変化するのを防ぐブレーキ役をしていた。さらに、生殖細胞にとって重要な、どんな細胞にも変化できる能力(多能性)の維持に関係していた。
15日付の米科学誌「ジーンズ・アンド・デベロップメント」に論文が掲載される。http://ameblo.jp/regenerative-kyoto/entry-10106631352.html

種間の知能差、シナプスの複雑さに起因 英研究結果

2008年06月16日 | NEWSクリッピング
より高い知能を持つ種への絶え間ない進化は、脳が徐々に大きさを増したからではなく、その「配線」が複雑化したことに起因する可能性があるという。8日の英科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス(Nature Neuroscience)」に発表された研究論文で明らかになった。AFP 2008年06月13日

β-ラクタマーゼCD4+T細胞エピトープ

2008年06月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-545782 出願日 : 2004年12月14日
公表番号 : 特許公表2007-519400 公表日 : 2007年7月19日
出願人 : ジェネンコー・インターナショナル・インク 発明者 : ハーディング、フィオナ・エイ 外1名

発明の名称 : β-ラクタマーゼCD4+T細胞エピトープ

本発明は、親β-ラクタマーゼに比較して低下した免疫原生応答を示す変異体と同様に、β-ラクタマーゼCD4+T細胞エピトープを提供する。本発明はさらに、β-ラクタマーゼをより低下した免疫原生にするための方法と同様に、新規なβ-ラクタマーゼ変異体をコードするDNA分子、新規なβ-ラクタマーゼ変異体をコードするDNAを含む宿主細胞を提供する。さらに本発明は、野生型のβ-ラクタマーゼより免疫原生の低下したこれらのβ-ラクタマーゼ変異体を含む様々な組成物を提供する。

Tベクター及び発現ベクターとしての機能を共に有するプラスミド

2008年06月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-504425 出願日 : 2003年12月31日
公表番号 : 特許公表2007-520191 公表日 : 2007年7月26日
出願人 : バイオリーダーズ コーポレーション 外3名 発明者 : ソン ヤンシン 外7名

発明の名称 : Tベクター及び発現ベクターとしての機能を共に有するプラスミド、及びそれを用いた目的遺伝子の発現方法

本発明は、恒常的な高発現ベクター由来のHCEプロモーターにTベクターとしての機能を付与し、簡単で、かつ速かに目的蛋白質を発現させうるTベクター及び発現ベクターとしての機能を共に有するプラスミド(pHCE-FOREX)、該プラスミドに目的遺伝子が挿入されている発現ベクター及びそれを用いた目的遺伝子の発現に関する。
本発明に係るプラスミドは、ただ一回のTベクタークローニング過程のみでも、簡単で、かつ速かに目的蛋白質を発現するベクターに転換することが可能であり、該発現ベクターに転換されたプラスミドは、再形質転換段階が必要なく、高価な誘導物質を添加せずとも、形質転換された大腸菌の培養のみで目的蛋白質の高発現が可能である。したがって、多量の目的遺伝子に対する発現プラスミドの同時製造が可能であり、特定の微生物ゲノムの発現システムの構築及び特定の遺伝子群の発現システムの構築に非常に効率的であると期待される。


組換型スクロースシンターゼを作製する方法

2008年06月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-551865 出願日 : 2005年1月27日
公表番号 : 特許公表2007-520228 公表日 : 2007年7月26日
出願人 : ユニベルシダド パブリカ デ ナバラ 外1名 発明者 : バロハ フェルナンデス、 ミレン エデュルネ 外4名

発明の名称 : 組換型スクロースシンターゼを作製する方法、スクロース測定キットの作製におけるその使用、ADPグルコースを作製する方法、並びに、高濃度のADPグルコース及びデンプンを蓄積する葉及び貯蔵器官を有するトランスジェニック植物を得る方法

本発明は、大腸菌(Escherichia coli)の株においてスクロースシンターゼをコードする遺伝子を発現させることにより、大量の活性型の可溶性組換型スクロースシンターゼ(SS)を効率的に作製するための方法に関する。発現ベクターの使用により、このようにして作製された組換型SSがその迅速な精製を容易にするヒスチジン末端を有することが可能となる。さらに、本発明は、ADPGの作製に適したSSのアイソフォームをコードする、SS遺伝子の変異型の配列にも関する。本発明は、組換型SSの野生型及び変異型を用いた、ADPG及びUDPGを作製するための効率的な方法にも関する。本発明はさらに、スクロース測定試験装置を作製するためのSSの使用にも関する。最後に、本発明は、構成的に又はその貯蔵器官若しくは葉中でSS遺伝子を過剰発現し、SSの高いADPG合成活性の寄与により、(葉と貯蔵組織の双方において)高濃度のスクロース、ADPG、G6P、及びデンプンを有するトランスジェニック植物を得る方法に関する。

デキストラン生成酵素遺伝子、デキストラン生成酵素およびその製造方法

2008年06月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-322192 出願日 : 2006年11月29日
公開番号 : 特許公開2007-181452 公開日 : 2007年7月19日
出願人 : 国立大学法人 北海道大学 外1名 発明者 : 木村 淳夫 外7名

発明の名称 : デキストラン生成酵素遺伝子、デキストラン生成酵素およびその製造方法、デキストランの製造方法

【課題】デキストリンデキストラナーゼの工業的生産が可能な程度に高いデキストラン合成能力を有する、新たなデキストリンデキストラナーゼ(デキストラン生成酵素)を提供する。
【解決手段】特定の塩基配列を有するデキストラン生成酵素遺伝子、この遺伝子を含有する組換えベクター、形質転換体およびそれを用いたデキストラン生成酵素の製造方法、デキストラン生成酵素、並びにデキストランの製造方法。この方法で製造されたデキストランおよび配糖体を含有する、食品、飼料、餌料、化粧料、または医薬品。

微生物によるゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物の製造方法

2008年06月16日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2007-101999 出願日 : 2007年4月9日
公開番号 : 特許公開2007-181472 公開日 : 2007年7月19日
出願人 : トヨタ自動車株式会社 発明者 : 村松 正善 外2名

発明の名称 : 微生物によるゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物の製造方法

【解決手段】ゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物を生産することのできる酵母菌(子嚢菌酵母類、不完全菌酵母類)、細菌、放線菌、糸状菌を培地に培養し、ゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物を菌体内外に生成蓄積せしめ、これらを採取することを特徴とする、ゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物の製造方法。
【効果】本発明によれば、テルペン類、カロチノイド類、ステロイド類の生合成中間体として有用なゲラニルゲラニオール、ファルネソール、ネロリドール生産能を有する微生物を利用して、大量にかつ安価にゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物を製造することができる。