バイオの故里から

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組換型スクロースシンターゼを作製する方法

2008年06月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-551865 出願日 : 2005年1月27日
公表番号 : 特許公表2007-520228 公表日 : 2007年7月26日
出願人 : ユニベルシダド パブリカ デ ナバラ 外1名 発明者 : バロハ フェルナンデス、 ミレン エデュルネ 外4名

発明の名称 : 組換型スクロースシンターゼを作製する方法、スクロース測定キットの作製におけるその使用、ADPグルコースを作製する方法、並びに、高濃度のADPグルコース及びデンプンを蓄積する葉及び貯蔵器官を有するトランスジェニック植物を得る方法

本発明は、大腸菌(Escherichia coli)の株においてスクロースシンターゼをコードする遺伝子を発現させることにより、大量の活性型の可溶性組換型スクロースシンターゼ(SS)を効率的に作製するための方法に関する。発現ベクターの使用により、このようにして作製された組換型SSがその迅速な精製を容易にするヒスチジン末端を有することが可能となる。さらに、本発明は、ADPGの作製に適したSSのアイソフォームをコードする、SS遺伝子の変異型の配列にも関する。本発明は、組換型SSの野生型及び変異型を用いた、ADPG及びUDPGを作製するための効率的な方法にも関する。本発明はさらに、スクロース測定試験装置を作製するためのSSの使用にも関する。最後に、本発明は、構成的に又はその貯蔵器官若しくは葉中でSS遺伝子を過剰発現し、SSの高いADPG合成活性の寄与により、(葉と貯蔵組織の双方において)高濃度のスクロース、ADPG、G6P、及びデンプンを有するトランスジェニック植物を得る方法に関する。

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