バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ニガウリの薬効について

2008年06月21日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
▼ツルレイシ(蔓茘枝、学名:Momordica charantia var. pavel)は、未熟な果実を野菜として利用するウリ科の植物である。
和名の「ツルレイシ」は、イボに覆われた果実の外観と完熟すると仮種皮が甘くなることがレイシ(ライチー)が由来である。つまり、蔓性の植物体に実るレイシの意味である。なお、ツルレイシの事を単にレイシと呼ぶのは誤りである。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

◇「良薬口に苦し」本当だった、ニガウリ薬効裏づけ
体によいとされ、漢方薬にも使われるニガウリ(ゴーヤ)の複数の有効成分と作用を、中国とオーストラリアのチームが突き止めた。「良薬は口に苦し」が科学的に裏づけられた。
 米専門誌に論文を発表したのは、中国科学院・上海薬物研究所と豪ガーバン医学研究所。ヒト細胞やマウスで実験した結果、ニガウリから抽出した数種類の化合物に、インスリンのように血糖値を下げる働きがあった。これらの物質が細胞内で脂肪燃焼にかかわる酵素を活性化させ、代謝を高めることも確かめた。 Asahi.com.,2008年4月23日

【参考資料】
出願番号 : 特許出願2005-345319 出願日 : 2005年11月30日
公開番号 : 特許公開2007-145782 公開日 : 2007年6月14日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : リバ ハリナテナイナ 外3名

発明の名称 : ニガウリ抽出物を主成分とする血糖値降下剤、および食品・医薬品組成物

【課題】天然の植物であるニガウリから高い血糖値降下作用を有する抽出物をえる。またそれを含んだ血糖値降下剤を提供する。またこの抽出物を含む食品・医薬組成物を提供する。



【解決手段】乾燥ニガウリのメタノール抽出物の生物活性指標分画により3種類の新規ククルビタン型テルペノイド(1-3)ならびに8種類の既知化合物(4-11)を単離した。主成分である5,19エポキシ-3,25ジヒドロキシククルビタ-6,23-ジエン(4)及び3,7,25-トリヒドロキシククルビタ-5,23-ジエン-19-アール(5)について、雄ddY系マウスにおいて400mg/kgで顕著な血糖値低下活性が見られた。 明細書Text >> J-tokkyo

アミダーゼ活性を有するポリペプチド及びその遺伝子

2008年06月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
国際出願番号 : PCT/JP2005/000951 国際出願日 : 2005年1月26日
国際公開番号 : WO2005/075650 国際公開日 : 2005年8月18日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 柳澤 恵広 外2名

発明の名称 : アミダーゼ活性を有するポリペプチド及びその遺伝子

本発明は、光学活性アミノ酸、特にD-アミノ酸の製造に有用な新規なアミダーゼ、ならびにその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、アースロバクター・エスピー(Arthrobacter sp.)KNK1101J株から単離・精製された新規D-アミダーゼ。、当該アミダーゼをコードする遺伝子、当該遺伝子を含む組換えプラスミド、及び当該アミダーゼ遺伝子を導入された形質転換体である。また本発明は、アースロバクター・エスピー(Arthrobacter sp.)KNK1101J株あるいは上記形質転換体を培養し当該アミダーゼを採取する、アミダーゼの製造方法でもある。

トランスジェニック植物における多価不飽和脂肪酸の製造方法

2008年06月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-500134 出願日 : 2005年2月23日
公表番号 : 特許公表2007-527716 公表日 : 2007年10月4日
出願人 : ビーエーエスエフ プラント サイエンス ゲーエムベーハー 発明者 : シルプス,ペトラ 外4名

発明の名称 : トランスジェニック植物における多価不飽和脂肪酸の製造方法

【課題】 多価不飽和脂肪酸を用いて食物および/または飼料の栄養価を高めるためには、植物系、特にトランスジェニック植物の種子において多価不飽和脂肪酸を簡便で安価に製造する方法が強く切望されている。
【解決手段】 本発明は、トランスジェニック植物の種子中に多価不飽和脂肪酸を産生させる方法に関する。この方法において、ω-3-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼ、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-5-エロンガーゼおよび/またはΔ-4-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチド、好ましくはΔ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼおよびΔ-5-デサチュラーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸を生物に導入する。核酸配列は、配列番号11、配列番号27、配列番号193、配列番号197、配列番号199および配列番号201に示されている。有利に、これらの核酸配列は、場合により脂肪酸の生合成または脂質代謝のポリペプチドをコードする他の核酸配列と共に、生物中で発現させることができる。Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-5-デサチュラーゼ、Δ-4-デサチュラーゼ、Δ-12-デサチュラーゼおよび/またはΔ-6-エロンガーゼ活性をコードする核酸配列は特に都合がよい。有利に、これらのデサチュラーゼおよびエロンガーゼは、珪藻(Thalassiosira)、ミドリムシ(Euglena)またはオストレオコッカス(Ostreococcus)に由来する。本発明はまた、増加した長鎖多価不飽和脂肪酸含量を有する油および/またはトリアシルグリセリドの製造方法に関する。好ましい実施形態において、本発明はまたアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、またはドコサヘキサエン酸の製造方法に関し、増加した不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量を有するトリグリセリドを、トランスジェニック植物中、好ましくはトランスジェニック植物の種子中で産生させる方法に関する。本発明は更に、本発明の方法に用いるエロンガーゼおよびデサチュラーゼの発現に基づいて多価不飽和脂肪酸(特にアラキドン酸、エイコサペンタエン酸、および/またはドコサヘキサエン酸)含量の増加したトランスジェニック植物の製造に関する。本発明はまた、Δ-6-デサチュラーゼ、Δ-6-エロンガーゼ、Δ-5-デサチュラーゼおよびΔ-5-エロンガーゼ活性を有するポリペプチドをコードする核酸配列を一緒にまたは別々に含有する組換え核酸分子、ならびに、これらの組換え核酸分子を含有するトランスジェニック植物に関する。本発明のさらなる態様は、本発明の方法によって産生される油、脂質、および/または脂肪酸、ならびにこれらの使用に関する。さらに本発明は不飽和脂肪酸および不飽和脂肪酸含量の増大したトリグリセリド、ならびにこれらの使用に関する。

アンジオテンシン-I-変換酵素阻害特性を有する食品成分及び食品の調製方法

2008年06月21日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2007-503198 出願日 : 2004年3月19日
公表番号 : 特許公表2007-529206 公表日 : 2007年10月25日
出願人 : カンピーナ ネーダーランド ホールディング ビー.ブイ. 発明者 : バテン カロリーナ 外1名

発明の名称 : アンジオテンシン-I-変換酵素阻害特性を有する食品成分及び食品の調製方法、並びにその方法により得られる製品

本発明は、アンジオテンシン-I-変換酵素阻害特性を与える食品成分を含有する食品に、アンジオテンシン-I-変換酵素阻害特性を与える食品成分を調製する方法に関する。前記方法は、必要に応じて1又は2以上の他の構成物質を含む、アンジオテンシン-I-変換酵素阻害特性を有する1又は2以上のタンパク質加水分解物の調製物を供給するステップと、前記ステップにより供給された調製物に、1又は2以上の種の微生物を添加するステップと、前記調製物を発酵させるステップとを含む。このようにして得られる食品成分は、ACE阻害特性を有し、もはや苦味がない。前記成分が目的とする食品において直接、苦味の除去を行うこともできる。

ロドコッカスからのニトリルヒドラターゼ

2008年06月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-504280 出願日 : 2005年3月1日
公表番号 : 特許公表2007-529231 公表日 : 2007年10月25日
出願人 : デグサ ゲーエムベーハー 発明者 : シュテフェン オスヴァルト 外7名

発明の名称 : ロドコッカスからのニトリルヒドラターゼ

本発明は、ニトリルヒドラターゼの活性、この酵素を活性化するヘルパータンパク質P15Kの活性およびコバルトトランスポータの活性を有するポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を有するロドコッカスからのポリヌクレオチドクラスタ、前記蛋白質をコードするヌクレオチド配列が増強されて存在する形質転換された微生物およびアミドをニトリルから製造するための形質転換された前記微生物の使用に関する。

組換えMVAウイルスおよびその使用

2008年06月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-62631 出願日 : 2007年3月12日
公開番号 : 特許公開2007-252374 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : ゲーエスエフ - フォルシュンクスツェントルム・フューア・ウムベルト・ウント・ゲズントハイト・ゲーエムベーハー 発明者 : ゲルト・スッター 外2名

発明の名称 : 組換えMVAウイルスおよびその使用

【課題】効率的で非常に安全な発現ベクターとして使用しうる組換えワクシニアウイルスアンカラ(Ankara)(MVA)ウイルスの提供。さらにポリペプチド(例えば、抗原または治療剤)、ワクチン用組換えウイルスおよび遺伝子治療用ウイルスベクターの簡便で効率的で安全な製造法の提供。
【解決手段】MVAゲノム内の天然に存在する欠損部位に挿入された外来遺伝子を含み、発現することが可能な組換えMVAウイルスヒトチロシナーゼ(hTyr)抗原または抗原決定基を含有し、発現することができる組換えMVAウイルスであって、当該hTyr遺伝子がワクシニアウイルス初期/後期プロモーターP7.5の転写制御下にある組換えMVAウイルス。
http://www.j-tokkyo.com/2007/C12N/JP2007-252374.shtml

微生物によるゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物の製造方法

2008年06月21日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2007-102007 出願日 : 2007年4月9日
公開番号 : 特許公開2007-252378 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : トヨタ自動車株式会社 発明者 : 村松 正善 外2名

発明の名称 : 微生物によるゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物の製造方法

【課題】ゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物の製造方法の提供。
【解決手段】ゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物を生産することのできる酵母菌(子嚢菌酵母類、不完全菌酵母類)、細菌、放線菌、糸状菌等の中、Debaryomycesを培地に培養し、該化合物を菌体内外に生成蓄積せしめ、これらを採取することを特徴とする、ゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物の製造方法。
【効果】テルペン類、カロチノイド類、ステロイド類の生合成中間体として有用なゲラニルゲラニオール、ファルネソール、ネロリドール生産能を有する微生物を利用して、大量にかつ安価にゲラニルゲラニオール及びその類縁化合物を製造することができる。 http://www.j-tokkyo.com/2007/C12P/JP2007-252378.shtml

炭素代謝およびエネルギー生産に関連するタンパク質をコードするC.glutamicum

2008年06月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2007-141360 出願日 : 2007年5月29日
公開番号 : 特許公開2007-252390 公開日 : 2007年10月4日
出願人 : ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト 発明者 : ポムペユス,マルクス 外4名

発明の名称 : 炭素代謝およびエネルギー生産に関連するタンパク質をコードするコリネバクテリウム-グルタミカム遺伝子

【課題】コリネバクテリウム-グルタミカムにおける過程(酸化的リン酸化など)による糖などの炭素化合物の代謝およびエネルギー分子の生成に関連するSMP核酸およびタンパク質分子を提供する。
【解決手段】核酸分子が特定の配列からなるヌクレオチド配列を含み、糖の有用なエネルギー分子への変換、または酸化的リン酸化の効率により、細胞が利用可能な高エネルギー化合物量を増加させることができるコリネバクテリウム-グルタミカムから単離された核酸分子、またはその相補物からなる。

P(3HB-co-3HH)を高レベルで生産する組換え微生物株

2008年06月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-85314 出願日 : 2006年3月27日
公開番号 : 特許公開2007-259708 公開日 : 2007年10月11日
出願人 : 株式会社カネカ 発明者 : 長岡 哲也

発明の名称 : 新規生分解性ポリエステルの製造方法

【課題】PHAの効率的商業生産には未だ多くの課題が存在した。本発明の目的は、工業的規模の培養プロセスにおいて、PHA、特に広範な用途が期待できるP(3HB-co-3HH)を高レベルで生産する組換え微生物株を提供すること、およびそれを利用したPHAの製造方法を提供することである。
【解決手段】従来用いられてきたPHB-4株の代わりに、部位特異的変異によってP(3HB)非生産性としたワーテルシア・ユートロファ変異株を種々作製した。これらの変異株を宿主とした形質転換体は従来株よりもPHAを効率よく生産することを見出した。 明細書Text >> J-tokkyo

変異微生物によるアルカリプロテアーゼの製造方法。

2008年06月21日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-86932 出願日 : 2006年3月28日
公開番号 : 特許公開2007-259725 公開日 : 2007年10月11日
出願人 : 花王株式会社 外1名 発明者 : 影山 泰 外6名

発明の名称 : 変異微生物

【課題】プロテアーゼの生産性がより向上された微生物、及び当該微生物を用いたプロテアーゼの製造方法の提供。
【解決手段】特定な配列で示されるアミノ酸配列における特定のアラニン残基、又はこれに相当する位置のアミノ酸がバリン残基に置換される変異を含むことを特徴とするバチルス・クラウジイ(Bacillus clausii)の変異株。当該変異株をアルカリ性培地で培養し、その培養液よりアルカリプロテアーゼを採取するアルカリプロテアーゼの製造方法。