バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

白血病治療に用いるたんぱく質、ニワトリから抽出

2008年06月11日 | NEWSクリッピング
 韓国の研究グループが、白血病などの血液疾患の治療に用いるたんぱく質を、遺伝子工学を応用しニワトリから取り出すことに成功した。
 大邱カトリック大医学部のキム・テワン教授(53)は8日、白血病の治療に用いるたんぱく質「hG‐CSF」を持つニワトリを、遺伝子操作によってつくり出すのに成功した、と発表した。キム教授の研究グループは、遺伝子操作によって「hG‐CSF」を持つひよこ17羽を孵化(ふか)させるのに成功し、さらに成長したニワトリの血液を採取し検査した結果、1ミリリットル当たりで最高3.4マイクログラム(1マイクログラムは100万分の1グラム)のhG‐CSFが含まれていることを確認した。
 キム教授は「血液だけでなく、多量のhG‐CSFを含む卵も生産できれば、採算性が確保できるようになる。今回つくり出したニワトリの2世、3世にもhG‐CSFが遺伝するよう、引き続き研究を進めている」と語った。なお、キム教授は今回の研究成果を、国際的な学術誌『Molecular Reproduction and Development』で発表した。朝鮮日報/朝鮮日報日本語版 2008-06-09

ペニシリン製造方法

2008年06月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-534685 出願日 : 2004年10月14日
公表番号 : 特許公表2007-508022 公表日 : 2007年4月5日
出願人 : サンド・アクチエンゲゼルシヤフト 発明者 : シヨルゲンドルフアー,クルト 外1名

発明の名称 : ペニシリン製造方法

本発明は、新規ペニシリウム・クリソゲヌムタンパク質をコードする単離核酸分子、かかる核酸分子を含むベクター、かかる核酸分子又はベクターで形質転換された宿主細胞及びかかる形質転換宿主細胞を用いてペニシリンを製造する方法に関する。

プラバスタチンナトリウムの生産に用いる微生物

2008年06月11日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2006-517934 出願日 : 2004年6月28日
公表番号 : 特許公表2007-508805 公表日 : 2007年4月12日
出願人 : 上海天偉生物制薬有限公司 発明者 : 梅 民権 外7名

発明の名称 : プラバスタチンナトリウムの生産に用いる微生物およびそれによるプラバスタチンナトリウムの製造方法

本発明はプラバスタチンナトリウムの生産に用いる新しい微生物およびそれによるプラバスタチンナトリウムの製造方法を提供する。本発明のピンク白色の小多胞菌CGMCC 0624はプラバスタチンナトリウムに対し強い耐性を持っており、メバスタチンナトリウムにおける転化速度が速いため、高効率、低コストでプラバスタチンナトリウムを生産することができる。 明細書PDF >> バイオ塾情報創庫DB 2008-06-11

DNAチップ上の微小有機体の迅速な検出のための方法

2008年06月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2006-530427 出願日 : 2004年10月8日
公表番号 : 特許公表2007-508811 公表日 : 2007年4月12日
出願人 : ベルタン・テクノロジーズ 外1名 発明者 : ラバサール、フィリップ 外3名

発明の名称 : DNAチップ上の微小有機体の迅速な検出のための方法

本発明は、問題の環境の微生物集団、例えば、空気中からサンプリングされた微生物集団の迅速な分析のための方法に関する。特に、本発明の方法は、DNAチップおよび放射性または化学発光検出方法の使用を具備する。

モナチンおよびモナチン前駆体の製造

2008年06月11日 | ファインケミカル 中間体

出願番号 : 特許出願2006-536714 出願日 : 2004年10月21日
公表番号 : 特許公表2007-508840 公表日 : 2007年4月12日
出願人 : カーギル,インコーポレイティド   発明者 : マクファーラン,サラ シー. 外8名 

  グルコース、トリプトファン、インドール-3-乳酸、インドール-3-ピルビン酸および2-ヒドロキシ2-(インドール-3-イルメチル)-4-ケトグルタル酸より、モナチンまたはその塩を産生するために使用可能である方法および組成物を提供する。インドール-3-ピルビン酸および2-ヒドロキシ2-(インドール-3-イルメチル)-4-ケトグルタル酸中間体を産生するための方法も開示されている。提供される組成物には、核酸分子、ポリペプチド、化学構造物および細胞が含まれる。方法には、インビトロおよびインビボ工程が含まれ、インビトロ方法には、化学的反応が含まれる。

註)モナチンは、天然に存在する、高密度甘味料である。モナチンは、4つの立体異性体形態を持つ。2R,4R(「R,R立体異性体」または「R,Rモナチン)、2S,4S(「S,S立体異性体」または「S,Sモナチン」)、2R,4S(「R,S立体異性体」または「R,Sモナチン」)、および2S,4R(「S,R立体異性体」または「S,Rモナチン」)。本明細書で使用するところの「モナチン(monatin)」は、他に言及しない限り、すべての4つのモナチンの立体異性体、ならびにモナチン立体異性体の任意の組み合わせの任意の混合物を意味する(例えば、モナチンのR,RおよびS,S立体異性体の混合)。


オメガ-3およびオメガ-6脂肪酸を含有するグリセロリン脂質

2008年06月11日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願2006-536258 出願日 : 2004年10月21日
公表番号 : 特許公表2007-509131 公表日 : 2007年4月12日
出願人 : エンジィモテック リミテッド 発明者 : ベン ドロール ガイ 外6名

発明の名称 : オメガ-3およびオメガ-6脂肪酸を含有するグリセロリン脂質

グリセロリン脂質またはグリセロリン脂質の塩、共役体および誘導体、特にホスファチジルセリン(PS)、ホスファチジルコリン(PC)、ホスファチジルエタノールアミン(PE)、ホスファチジル-イノシトール(PI)、ホスファチジル-グリセロール(PG)およびホスファチジン酸(PA)、ならびに多不飽和脂肪酸(PUFA)アシル基、特にオメガ-3及び/又はオメガ-6アシル基などの長鎖多不飽和脂肪酸(LC-PUFA)アシル基を含む脂質調製物が開示され、ここで、前述のPUFAは上述のグリセロリン脂質に共有結合されている。開示されるこれらの調製物は改善された生物活性を有しており、例えばADHDなどの認知力および精神に関する様々な状態および障害の治療、ならびに脳が関連するシステムおよびプロセスの正常な機能の維持に有用である。

免疫応答調節組成物及び該組成物を有効成分とする食品

2008年06月11日 | 抗体 免疫 抗原 
出願番号 : 特許出願2006-227564 出願日 : 2006年8月24日
公開番号 : 特許公開2007-84533 公開日 : 2007年4月5日
出願人 : プリマハム株式会社 外1名 発明者 : 秋元 政信 外5名

発明の名称 : 免疫応答調節組成物及び該組成物を有効成分とする食品

【課題】食物アレルギー等の各種免疫疾患の治療・予防に有用な免疫応答調節組成物や免疫応答調節用食品を提供すること。
【解決手段】卵白オボムコイド等の免疫調節機能を有するタンパク質、免疫調節機能を有するその分解物及び免疫調節機能を有するそれらの化学修飾体からなる群から選ばれる少なくとも1種の物質と、Th1タイプサイトカイン(IL-12やIFN-γ等)及びTh2タイプサイトカイン(IL-6やIL-10等)を誘導し、かつ、前記化学物質と協働して免疫調節機能を向上させることができるラクトバチルス属、ビフィドバクテリウム属、エンテロコッカス属に属する微生物群より選ばれる乳酸菌とを含有する免疫応答調節組成物や、該免疫応答調節組成物を有効成分とする食品を調製する。

乳酸の製造方法

2008年06月11日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-282603 出願日 : 2005年9月28日
公開番号 : 特許公開2007-89466 公開日 : 2007年4月12日
出願人 : トヨタ自動車株式会社 外1名 発明者 : 大西 徹 外6名

発明の名称 : 乳酸の製造方法

【課題】低コスト、且つ優れた収率で乳酸を製造する方法、並びにチアミンの使用方法を提供する。
【解決手段】乳酸生成能を有しない酵母に対して乳酸脱水素酵素を機能しうるかたちで導入した変異酵母サッカロマイセス セレビシエを、チアミン濃度0.05mg/L以上の存在下で培養する乳酸の製造方法、さらに、ピルビン酸脱炭酸酵素1が破壊されているサッカロマイセス セレビシエでは、エタノール生産を抑制しながら、乳酸生成を促進する方法を提供する。 明細書Text >> J-tokkyo

コリネバクテリウム属微生物を用いるバイオマスからのアミノ酸の直接生産

2008年06月11日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2005-284887 出願日 : 2005年9月29日
公開番号 : 特許公開2007-89506 公開日 : 2007年4月12日
出願人 : バイオ・エナジー株式会社 外2名 発明者 : 近藤 昭彦 外5名

発明の名称 : コリネバクテリウム属微生物を用いるバイオマスからのアミノ酸の直接生産

【課題】アミノ酸発酵し得るコリネバクテリウム属細菌の細胞表層に蛋白質を提示し、有用性をより高めること。
【解決手段】細胞表層に蛋白質を提示するように組換えられた、アミノ酸発酵能を有するコリネバクテリウム属細菌が提供される。蛋白質として糖質分解酵素を用いると、バイオマスを炭素源として培養でき、アミノ酸が効率的に製造される。明細書Text >> J-tokkyo

炭疽病に抵抗性の市販のトウガラシ品種を開発

2008年06月11日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方
出願番号 : 特許出願2005-285696 出願日 : 2005年9月29日
公開番号 : 特許公開2007-89525 公開日 : 2007年4月12日
出願人 : 錦湖石油化學 株式會▲社▼ 発明者 : キム ヨン スン 外5名

発明の名称 : 病原関連タンパク質およびその使用

【課題】炭疽病に抵抗性の市販のトウガラシ品種を開発すること。
【解決手段】本発明は、Capcicum baccatum由来の病原関連タンパク質10をコードする、配列番号1の、単離された核酸分子を提供する。さらに、本発明は、cDNAクローンによってコードされる、配列番号2の、単離された病原関連10(CbPR-10)タンパク質であって、該CbPR-10タンパク質は、ホスフェート結合ループ(P-ループ)モチーフGly-X-Gly-Gly-X-Glyをさらに含み、ここでXは任意のアミノ酸を意味する、CbPR-10タンパク質を提供する。