バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

Tベクター及び発現ベクターとしての機能を共に有するプラスミド

2008年06月16日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-504425 出願日 : 2003年12月31日
公表番号 : 特許公表2007-520191 公表日 : 2007年7月26日
出願人 : バイオリーダーズ コーポレーション 外3名 発明者 : ソン ヤンシン 外7名

発明の名称 : Tベクター及び発現ベクターとしての機能を共に有するプラスミド、及びそれを用いた目的遺伝子の発現方法

本発明は、恒常的な高発現ベクター由来のHCEプロモーターにTベクターとしての機能を付与し、簡単で、かつ速かに目的蛋白質を発現させうるTベクター及び発現ベクターとしての機能を共に有するプラスミド(pHCE-FOREX)、該プラスミドに目的遺伝子が挿入されている発現ベクター及びそれを用いた目的遺伝子の発現に関する。
本発明に係るプラスミドは、ただ一回のTベクタークローニング過程のみでも、簡単で、かつ速かに目的蛋白質を発現するベクターに転換することが可能であり、該発現ベクターに転換されたプラスミドは、再形質転換段階が必要なく、高価な誘導物質を添加せずとも、形質転換された大腸菌の培養のみで目的蛋白質の高発現が可能である。したがって、多量の目的遺伝子に対する発現プラスミドの同時製造が可能であり、特定の微生物ゲノムの発現システムの構築及び特定の遺伝子群の発現システムの構築に非常に効率的であると期待される。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。