バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

酸化ストレスに伴う老化関連疾患を示すトランスジェニック動物

2007年05月09日 | 生命科学 生物誌
国際出願番号 : PCT/JP2004/012797 国際出願日 : 2004年8月27日
国際公開番号 : WO2005/020681 国際公開日 : 2005年3月10日
出願人 : 学校法人日本医科大学 発明者 : 太田 成男 外2名

発明の名称 : 酸化ストレスに伴う老化関連疾患を示すトランスジェニック動物

老化および老化関連疾患、特にアルツハイマー病を含む神経変性疾患、糖尿病、眼疾患、白髪、生殖器の異常、筋萎縮および骨粗鬆症、またはミトコンドリア病のモデル動物を提供する。 ALDH2*2遺伝子を非ヒト動物に導入したトランスジェニック非ヒト動物を作成する。 ALDH2*2対立遺伝子を導入することにより老化および老化関連疾患モデルとなるトランスジェニック動物が作成された。該トランスジェニック動物は、骨粗鬆症、筋萎縮症、および/または糖尿病様の形質を示した。

癌に特異的に作用する細胞死誘導融合遺伝子及びその遺伝子産物

2007年05月09日 | 細胞と再生医療
国際出願番号 : PCT/JP2004/003956 国際出願日 : 2004年3月23日
国際公開番号 : WO2004/085653 国際公開日 : 2004年10月7日
出願人 : 学校法人日本医科大学 発明者 : 太田 成男 外1名

発明の名称 : 癌に特異的に作用する細胞死誘導融合遺伝子及びその遺伝子産物

本発明は、強力な細胞死誘導作用を有するタンパク質、すなわちGFPをN末端に融合した改変型Baxタンパク質のN末端側にさらに癌細胞へのホーミング作用を有するホーミングシグナルペプチドを融合させた融合タンパク質、該融合タンパク質をコードする遺伝子、および該融合タンパク質を含む癌細胞増殖抑制剤を提供する。本発明は、癌細胞に特異的に作用する細胞死誘導遺伝子を含む融合遺伝子であって、癌細胞に特異的なホーミングシグナルペプチド配列をコードする遺伝子、グリーン蛍光タンパク質(GFP)をコードする遺伝子およびヒトBaxのBH3領域を含むN末端配列を除去したΔNBaxをコードする遺伝子をこの順番で融合させた融合遺伝子および該融合遺伝子がコードする融合タンパク質である。

薬物の簡易分析方法

2007年05月09日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-71452 出願日 : 2005年3月14日
公開番号 : 特許公開2006-250886 公開日 : 2006年9月21日
出願人 : 信和化工株式会社 外2名 発明者 : 和田 啓男 外4名

発明の名称 : 薬物の簡易分析方法

【課題】 タバコ、覚醒剤等の依存性薬物使用者の生体試料中に蓄積されるニコチン、その他の薬物を簡便、迅速、安価に分析することができる方法を提供すること。
【解決手段】 注射針に生体試料を収納し、クロマトグラフのインジェクターに差し込み、キャリヤーを注入してクロマトグラフィー処理を行うことを特徴とする生体試料中の蓄積薬物の分析方法。

水素で有害な活性酸素を撃退 日本医科大が発見

2007年05月09日 | NEWSクリッピング
 水素が体に有害な活性酸素を取り除き、急病の治療などに使える可能性があることを、日本医科大の太田成男教授(細胞生物学)らが細胞や動物の実験で見つけた。米科学誌ネイチャー・メディシン電子版で8日発表する。酸化を招きやすい活性酸素は病気や老化を引き起こすとされている。Asahi.com.,2007年05月08日

血圧調節:尿へ食塩を排せつする仕組み解明 大学研究班

2007年05月09日 | NEWSクリッピング
 腎臓で尿が作られる際に、尿へ食塩を排せつすることで血圧を調節する仕組みを、東京医科歯科大などの研究チームが突き止めた。日本では、この仕組みが十分に働かないことが原因とみられる高血圧患者が多いとされ、新たな降圧薬の開発につながる可能性がある。研究成果は米科学誌「セル・メタボリズム」5月号に掲載された。毎日新聞2007-05-09