バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

秋田銘釀、米糠由来ギャバGABA刷新

2006年10月04日 | NEWSクリッピング
 「爛漫」ブランドの酒造メーカーである秋田銘醸(秋田県湯沢市)は、秋田県農林水産技術センター総合食品研究所と共同開発した「γ-アミノ酪酸高含有米糠発酵エキス」をこのほどリニューアルし、「爛漫ギャバ液GBX」の商品名で本格販売を開始した。食品化学新聞>2006年09月28日号

出願番号 : 特許出願2004-226423 出願日 : 2004年8月3日
公開番号 : 特許公開2005-65691 公開日 : 2005年3月17日
出願人 : 秋田県 外1名 発明者 : 戸枝 一喜 外6名

発明の名称 : γ-アミノ酪酸含有組成物並びにその製造法

【課題】添加するグルタミン酸もしくはその塩の残存量が少なく、且つGABAを高濃度で含有する組成物並びにその製造法の提供。
【解決手段】発芽玄米糠、米糠、米、脱脂米糠、ふすま、大豆種皮、小豆種皮及び竹小豆種皮よりなる群から選ばれた少なくとも1種のものとグルタミン酸もしくはその塩を含む培地で乳酸菌、例えばラクトバチルスブレビスIFO12005株を培養し、必要に応じて固-液分離するγ-アミノ酪酸含有組成物の製造法、及び該γ-アミノ酪酸含有組成物。更にグルタミン酸を除く上記原料の少なくとも1種のものの加水混合液に酸を添加し、pH4.6以下とし、加熱殺菌後、グルタミン酸もしくはその塩を添加した培地で前記と同様に培養してもよい。

広島大大学院、たん白質使ったアスベスト検出法開発

2006年10月04日 | NEWSクリッピング
 広島大学大学院先端物質科学研究科の黒田章夫教授らの研究グループは、アスベスト(石綿)に特異的に結合するたん白質を発見するとともに、同たん白質を利用したアスベスト検出法を開発した。同たん白質に発光酵素を結合させ、検査対象試料と反応させて発色によりアスベストの含有を調べる。特殊な装置を必要としない低コストの簡易検出法として実用化を進める。アスベストの検出には位相差顕微鏡やX線などを利用する方法があるが、いずれも特殊な技能や大型装置が必要であり、時間もかかる。黒田教授らの開発した方法は、1時間以内でアスベストを検出できる。化学工業日報 2006年10月3日

ヤマハ「アスタキサンチン原料工場」が完成

2006年10月04日 | 菌類 細菌
 ヤマハ発動機は、静岡県袋井市に建設中だった「アスタキサンチン原料工場」が完成し、10月26日から量産開始すると発表した。
 工場の生産能力はアスタキサンチンの原料であるヘマトコッカス藻の乾燥藻体ベースで年間約20t。工場で生産された原料は、油脂メーカーによって抽出精製され、アスタキサンチン製剤『PURESTA』(ピュアスタ)オイルとして、10月末からサプリメント・食品・化粧品などのメーカーに販売する。RESPONSE 2006年10月3日

◇ヤマハ発 抗酸化色素成分を販売 ライフサイエンス事業本格化
 ヤマハ発動機は3日、身体に悪影響を与える活性酸素をなくす抗酸化機能がある天然色素成分「アスタキサンチン」を食品や化粧品などのメーカーに今月下旬から供給すると発表した。これにより、1997年から研究を始めたライフサイエンス事業が本格的に動き出す。 FujiSankei Business i. 2006/10/4