バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

ピルビン酸の製造方法及びL-バリンの製造方法

2006年01月25日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-154989 出願日 : 2004年5月25日
公開番号 : 特許公開2005-333855 公開日 : 2005年12月8日
出願人 : 味の素株式会社 外1名 発明者 : 和地 正明

発明の名称 : ピルビン酸の製造方法及びL-バリンの製造方法

【課題】エシェリヒア属細菌を用いてピルビン酸またはL-バリンを効率よく発酵生産する。
【解決手段】ピルビン酸生産能を有し、リボヌクレアーゼGの活性が低下するように改変されたエシェリヒア属細菌を用いてピルビン酸を生産する。また、L-バリン生産能を有し、リボヌクレアーゼGの活性が低下し、かつ、cra遺伝子の発現が欠損または弱化するように改変され、さらに、L-バリン耐性が付与されたエシェリヒア属細菌を用いてL-バリンを生産する。

変異型イソプロピルマレートシンターゼをコードするDNA、L-ロイシン生産性微生物

2006年01月25日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2000-198835 出願日 : 2000年6月30日
公開番号 : 特許公開2001-37494 公開日 : 2001年2月13日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : グシャチネル ミハイル マルコヴィッチ 外4名

発明の名称 : 変異型イソプロピルマレートシンターゼをコードするDNA、L-ロイシン生産性微生物、および、L-ロイシンの製造法

【課題】 L-ロイシン生産能に優れた微生物を提供し、そして安価かつ効率的なL-ロイシンの製造法を提供する。
【解決手段】 L-ロイシン生産能を有し、かつL-ロイシンによる阻害が解除されたα-イソプロピルリンゴ酸シンターゼをコードするDNAにより形質転換された微生物を培地で培養し、該培地中にL-ロイシンを生成蓄積せしめ、該培地からL-ロイシンを採取することによって、L-ロイシンを製造する。

高温耐性コリネ型細菌の耐熱性リジン生合成系酵素遺伝子

2006年01月25日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平11-311148 出願日 : 1999年11月1日
公開番号 : 特許公開2001-120270 公開日 : 2001年5月8日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 板屋 寛 外3名

発明の名称 : 高温耐性コリネ型細菌の耐熱性リジン生合成系酵素遺伝子

【課題】コリネバクテリウム・サーモアミノゲネス由来のL-リジン生合成系酵素、好ましくはコリネバクテリウム・グルタミカムよりも高い温度で機能する酵素をコードする遺伝子を提供する。
【解決手段】 目的とする遺伝子に対応する種々の微生物の既知の遺伝子配列の間でアミノ酸レベルで保存されている領域に基づいて設計した複数組のプライマーとして、コリネバクテリウム・サーモアミノゲネスの染色体DNAを鋳型としてPCRを行い、増幅断片が得られたプライマーをスクリーニング用プライマーに用いて、コリネバクテリウム・サーモアミノゲネスの染色体DNAのプラスミドライブラリーから、目的とするDNA断片を含むクローンを選択する。

出願番号 : 特許出願平11-221468 出願日 : 1999年8月4日
公開番号 : 特許公開2001-46067 公開日 : 2001年2月20日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 辻本 信晴 外3名

発明の名称 : 好熱性バチルス属細菌由来のL-リジン生合成系遺伝子

【課題】 好熱性細菌のL-リジン生合成系遺伝子であるジヒドロジピコリン酸合成酵素遺伝子及びジヒドロジピコリン酸レダクターゼ遺伝子を提供する。
【解決手段】 バチルス・メタノリカスの染色体遺伝子ライブラリーを用いて、ジヒドロジピコリン酸合成酵素又はジヒドロジピコリン酸レダクターゼを欠損したエシェリヒア・コリ変異株を形質転換し、最小培地で生育可能な形質転換株を選択し、同形質転換株からジヒドロジピコリン酸合成酵素又はジヒドロジピコリン酸レダクターゼをコードするDNAを含む組換えDNAを得る。

血圧を7日間下げるパッチ薬、米中独の共同研究で完成

2006年01月25日 | NEWSクリッピング
「親指大ほどのパッチ薬を耳の後ろに貼るだけで、高血圧症患者の血圧を7日間下げることが可能となった」という。これは山西瑞福莱薬業有限公司および米国とドイツの科学者が10年間にわたる共同研究開発を経て完成させた複合基質膜状透皮技術システムの最新成果として紹介された。日中グローバル経済通信>>日経BP2006-01-24

テロメラーゼ阻害剤及び食品組成物

2006年01月25日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願2001-256589 出願日 : 2001年8月27日
公開番号 : 特許公開2003-61615 公開日 : 2003年3月4日
出願人 : 新潟県 発明者 : 大坪 貞視 外2名

発明の名称 : テロメラーゼ阻害剤及び食品組成物

【課題】 これまで食品として摂取されており、安全性の面で問題のない農産物などの植物から、腫瘍の治療や予防に利用できる医薬,医薬部外品及び食品として安全に使用可能なテロメラーゼ阻害剤等を提供するものである。
【解決手段】 テロメラーゼ活性を阻害せしめるものであって、桑,スイカ,マタタビ,菊,タマネギ,ナツメ,モモから選ばれる1種以上の植物、若しくは、これら植物の抽出物を有効成分とするものである。

◇テロメラーゼ阻害活性の検定
  http://gantoku-shien.jfcr.or.jp/telomerase.html

有効成分を多く含む桑葉粉末の製造法

2006年01月25日 | 医療 医薬 健康
 凍結真空乾燥した桑葉をヘキサン等で脱脂後、気流粉砕機等で微粉砕とすることにより、従来の通風乾燥法に比し有効成分を多く含み食品への利用性の高い桑葉粉末が調製できる。 新潟県農業総合研究所食品研究センター>>研究成果

出願番号 : 特許出願2002-318837 出願日 : 2002年10月31日
公開番号 : 特許公開2004-147605 公開日 : 2004年5月27日
出願人 : 新潟県 発明者 : 中島 正晴 外2名

発明の名称 : 桑の処理方法,桑微粉末の製造方法,桑抽出物の製造方法及び桑含有食品

【課題】ポリフェノール成分の減少が抑制され、結果的に血糖値の上昇を抑制する作用を少量でも発揮する桑が得られる実用性に秀れた桑の処理技術を提供するものである。
【解決手段】桑を洗浄及び冷凍した後、凍結乾燥して該桑に含まれる血糖値の上昇を抑制するポリフェノール成分の減少を抑制するものである。

カスピ海ヨーグルト純正乳酸菌

2006年01月25日 | 菌類 細菌
―家庭での安全な手作りを目指して3年、平成17年11月達成しました―
【カスピ海ヨーグルト純正種菌】

<長寿の国からやってきた-カスピ海ヨーグルトとは?>
 今や、日本全国で定着した感のある『カスピ海ヨーグルト』は、京都大学名誉教授・家森幸男先生がWHO(世界保健機構)の協力のもとにすすめた、世界各国の食と健康に関する疫学調査のなかで、長寿で有名なコーカサス地方から日本へ持ち帰ったのが始まりで、そこから『カスピ海ヨーグルト』と名づけられました。日経ネット・プレスリリース2006-01-24
◇カスピ海ヨーグルトに含まれる3つの乳酸菌
 ヨーグルトは、乳酸菌が牛乳の乳糖から乳酸を作ることによってできます。多くの市販のヨーグルトでは、ブルガリア菌、サーモフィラス菌やビフィズス菌などの乳酸菌のうち、複数の菌株を種菌として用いています。ところが、カスピ海ヨーグルトには、2種類の乳酸菌と、1種類の乳酸菌ではない菌が含まれているのです。そのなかで最も多く含まれているのがクレモリス菌(学名ラクトコッカス・ラクティス亜種クレモリス)という乳酸球菌です。http://homepage3.nifty.com/bsi-helth/kasupi/nyusankin.htm

ProteinDiscovery:-タンパク質立体構造予測技術を基盤に-

2006年01月25日 | 創薬 生化学 薬理学
北里大学薬学部梅山秀明教授を中心に培われた基盤技術を活かした ProteinDiscovery製品群の開発・販売・サポートを行っています。その中核を担うのがタンパク質構造予測ツールPDFAMSシリーズ ソフトウェアであり、様々なオプションモジュールを追加することで多彩な機能や世界トップレベルの予測精度を実現することが可能です。詳細>>Silico Sciences Inc.

インフルエンザ封じ込めへ、たんぱく質立体構造DB化

2006年01月25日 | 創薬 生化学 薬理学
インフルエンザウイルスの増殖にかかわるたんぱく質ノイラミニダーゼの立体構造のデータベースを理化学研究所が作成、公開を始めた。 1603パターンの構造を網羅しており、脅威が迫る新型インフルエンザを封じ込める新薬開発への活用が期待される。
読売新聞2006-01-23

◇参考資料◇
1. ゲノム工学--プロテオーム編(6)タンパク質の立体構造予測
竹田 志鷹,真由子;梅山,秀明 ゲノム医学 5(4) 399-402 2005/8 13464671

2. 抗SARS薬開発におけるホモロジーモデリング
竹田(志鷹) 真由子;梅山 秀明 薬剤学 = Journal of Pharmaceutical Science and Technology, Japan 64(3) 168-171 20040501 03727629

3. FAMS : 配列からのタンパク質立体構造ホモロジーモデリング(<特集>ゲノム・プロテオーム検索と解析のネットサイト)
岩舘,満雄;梅山,秀明 生物物理 42(6) 282-284 20021125 05824052

クワの葉、蚕以外の幼虫には毒 医薬品へ有用成分も

2006年01月25日 | NEWSクリッピング
 蚕の餌となるクワの葉には、ほかのガの幼虫には毒になる成分が含まれることが、農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などの研究で分かった。毒の成分の一部は、人の医薬品として使うことができる。Asahi.Com.,2006年01月24日

◇クワは乳液で昆虫から身を守る
  -植物の乳液に農薬・医薬の宝庫としての可能性-
  農業生物資源研究所プレスリリース2006-01-23
◇クワの葉 カイコ以外寄せ付けず
   農業生物資源研と食品総合研が発見
 独立行政法人の農業生物資源研究所と食品総合研究所(つくば市)は、クワの葉を傷つけた時にしみ出る白い乳液に、カイコ以外の昆虫を寄せ付けない強い毒性があることを突き止めた。今週の米科学アカデミー紀要(オンライン版)で発表される。詳細>>中日新聞2006-01-24 RIIBS Japan資料