バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

エイズ新薬へ一歩 抑制物質を人工合成 長崎大グループ

2006年01月05日 | 医療 医薬 健康
 海洋生物に微量に含まれ、エイズウイルス(HIV)の増殖抑制効果があるとされる天然有機化合物「ラメラリンα20―サルフェート」を人工的に合成する方法を、長崎大工学部の岩尾正倫(まさとも)教授(53)=有機合成化学=らの研究グループが世界で初めて開発した。近く特許を申請する。岩尾教授は「自然界ではごく微量しか採取できないが、人工合成なら一定量を確保できる。新薬開発に向けた第一歩」と話している。Yahoo>>西日本新聞2006-01-05 RIIBS Japan DB>>資料

アクチノマデュラによるコンパクチンのプラバスタチンへの変換

2006年01月05日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
出願番号 : 特許出願2005-134915 出願日 : 2005年5月6日
公開番号 : 特許公開2005-278649 公開日 : 2005年10月13日
出願人 : マサチューセッツ・インスティチュート・オブ・テクノロジー 発明者 : デメイン,アーノルド・エル 外3名

発明の名称 : アクチノマデュラによるコンパクチンのプラバスタチンへの変換

【課題】コンパクチンをプラバスタチンに変換する方法を提供する。
【解決手段】アクチノマデュラ由来の因子(チトクロームP450システムとは異なる独立のヒドロキシラーゼ)と当該コンパクチンを、当該因子がコンパクチンをプラバスタチンに変換する条件下で接触させる。さらに、アクチノマデュラの一株、アクチノマデュラの細胞不含抽出物、アクチノマデュラのヒドロキシラーゼおよび哺乳類のコレステロールレベルの低下方法も提供する。

武蔵野化学研、中国でD-乳酸を生産

2006年01月05日 | 腸内細菌 プロバイオティクス
 武蔵野化学研究所は中国・江西省の乳酸関連会社で、医薬・農薬向けにD-乳酸および同メチルの生産を開始する。すでに新開発に基づく技術を導入して製造設備の建設に着手しており、近く完成させ、2月からの試作品製造を経て、今秋には本格的に市場投入する予定。化学工業日報2006-01-05

出願番号 : 特許出願2001-279110 出願日 : 2001年9月14日
公開番号 : 特許公開2003-88392 公開日 : 2003年3月25日
出願人 : 東レ株式会社 発明者 : 耳塚 孝 外1名

発明の名称 : D-乳酸の製造方法

【課題】安価にD-乳酸を製造する。
【解決手段】資化可能な炭素源から光学純度90%以上のD-乳酸を生産する能力を有するバシラス属(Bacillus)に属する微生物を31~45℃で培養する。培養条件として、二酸化炭素、窒素あるいはアルゴンを通気しながら嫌気的条件下で行い、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムあるいはアンモニアでpH4.5~7.0に維持し、発酵培地中の酵母エキス濃度0.1%以上0.5%未満の低濃度で培養する。この培養物から高収率、高光学純度かつ高化学純度でD-乳酸を採取する。

「化学物質のリスク評価及びリスク評価手法の開発」

2006年01月05日 | 環境 自然  生態
新エネルギー・産業技術総合開発機構 技術評価委員会

本プロジェクトは、化学物質総合評価管理プログラムの一環として、化学物質排出把握管理促進法に基づくPRTR 制度(以下、「PRTR 制度」という。)対象物質のうち、特に人の健康リスクが高い恐れのある高生産・輸入量の化学物質を中心として、化学物質の有害性情報、暴露情報、リスクに関する情報を収集・整備するとともに、評価手法を開発し体系的に整備するものである。詳細>>本文PDF (平成15年)

経口用組換え乳酸桿菌ワクチン

2006年01月05日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2001-524624 出願日 : 2000年9月18日
公表番号 : 特許公表2003-509469 公表日 : 2003年3月11日
出願人 : ネーデルランドセ・オルガニザテイエ・フール・テゲパスト-ナトウールベテンシヤツペリーク・オンデルツエク・テイエヌオー 発明者 : ショウ,デビット,マイケル 外2名

発明の名称 : 経口用組換え乳酸桿菌ワクチン

ワクチンとして用いるための組換えもしくは改変ラクトバチルスについて述べている。該細菌は異種抗原を細胞内もしくは細菌の表面上のいずれかに発現し、免疫応答を引き出す。該ワクチンは経口投与に適している。好ましい細菌はラクトバチルス・プランタルム(Lactobacillus plantarum)の種、特にL.プランタルム(L. plantarum) 256である。

乳酸菌由来NK細胞活性化剤

2006年01月05日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願2004-203601 出願日 : 2004年7月9日
公開番号 : 特許公開2005-194259 公開日 : 2005年7月21日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 牧野 聖也 外2名

発明の名称 : NK細胞活性化剤

【解決手段】 乳酸菌由来リン酸化多糖類を有効成分とするNK細胞活性化剤。
【効果】 Lactobacillus bulgaricusOLL1073R-1株(FERM P-17227)から得られたリン酸化多糖類は優れたNK細胞活性化能を有していることが明らかになった。本発明のリン酸化多糖類は安全性に優れ、その上NK細胞活性化効果が高いことが確認され、優れた免疫賦活用飲食品及び/又は医薬品を提供することができる。したがって、本発明によりインフルエンザなどの感染予防、癌の予防、進行の防止などが可能となった。

BSE発症実験、国内で初成功か 北海道の試験場

2006年01月05日 | 飼料 水畜産
 牛海綿状脳症(BSE)を人工的に発症させる実験をしている北海道立畜産試験場(北海道新得町)で、数頭の牛にBSEの初期症状とみられる兆候が確認された。今月中に牛を解剖し、感染の有無を確定する。同様の実験は英国で成功しているが、国内では確認されていない。BSE発症メカニズムの解明や、生前の診断法の確立などにも役立つという。 Asahi.com.,2006-01-04