午後、健介とれいに2005年度神戸大学の英語。
幼少時に字児童虐待の経験を持つ父親と、それを知った息子との話。
小説の一部分を抜き出した英文。
こんな英文の場合は全てがそこに書かれていない以上はそれなりの類推が必要となる。
この点で、現代文や古典の読解とは一線を画す。
砂保と星哉の姉ちゃんへ。
昨日みたいなリズム、まあスィング・ジャズめいたものか、それで良ければ試験まで毎日でもいいからいらっしゃい。
その時は古典と英語の教科書、それに日々の宿題を持ってくるように。
征希が来てくれた。
さっそく治療。
昨夜は家に帰って風呂に入るという征希の言いつけを守らず、やたら酒を飲み征希から買ったベッドに沈没した。
アキラの親父がくれたヘルストロンもつけてだ。
腰痛の場合、ついつい横になって寝てしまう・・・しかし、それでも仰向けになって寝るのがベストだと常々征希は言っている。
風呂の言いつけは破ったが、こっちの言いつけで勝負した。
ゆえにヘベレケ・・・腰痛の痛みを酔いで麻痺させて寝てやろうとの魂胆。
この自暴自棄、なかなかに成功。
さらには征希の治療でほぼ復調・・・夏ごろの熊やな。
これでなんとか嬉野・松阪のツアーはしのげるはず。
しかし、大事をとって福島先生んちへの訪問は来週に延期するつもり。
今日もまた郁(津商業1年)襲来。
津商業の中間試験は5教科、英語と数学と国語の3教科に簿記とビジネス基礎が加わる・
ビジネス基礎とは電卓での計算らしい。
今日もまた荒野を行くような数学が続く。
あげく飛び出しちまう、「こなつ(中3)!、先輩に因数分解を教えてみるか」
しかし数学とは違い、英語はよく分かるとのこと・・・ほんまかいな。
まあ、中間試験の範囲は be動詞 だ。
このあたりなら大丈夫だろう。
夜の高校生の授業・・・神戸大学の英語が終わる。
ほとんど全員が熊のプーさんでやられる。
熊のプーさん・・・3番の問題。
主人公とプーさんのやり取りの会話形式。
俺もまた、なんで熊がしゃべるねん!と罵りながら解いたのだが・・・。
1番の小説と2番の世界の気象のネットワーク化を推進する話では高3健闘。
しかし3番のプーさんなんぞでやられた。
瞭(津高3年)なんぞ全滅である。
4番の英作文・・・徳川家康の遺訓。
「人の一生は重荷を負うて遠き道をゆくがごとし」
「勝つ事ばかり知りて負くる事を知らざれば、害その身にいたる」
これもまた惨状を極める。
高3にとり、人の一生と同様、英作文もまた遠き道のようだ。
嬉野の亜里(津高1年)から、砂保と星哉を松阪に送るツアー。
今日は定員が一人増えた。
砂保と星哉の姉ちゃん(松阪高1年)だ。
古典と英語を勉強していた。
暇な時を見計らい英文構造を教える。
名詞節と副詞節の違いやVt(他動詞)とVi(自動詞)の違いなんぞの小難しい理論を興味深かそうに聞いている・・・英語は伸びるやろな。
砂保や里恵は里恵の授業。
それが終わったら二人はここ最近やっていない数学の因数分解。
90点は取れそうな星哉に比べ、砂保の仕上がりは悪かったはずが・・・予想外にいい。
単純な因数分解だが正答率9割以上。
「学校でやってるんか」と俺。
「まだ入ったとこで因数分解はやってへん」
帰りのエスティマの中でも砂保に質問・・・「ドイツのえらい人」「ヒトラー」・・・「じゃあ、イタリアのえらい人は」「ム・・・ムッソリーニ」・・・「じゃあ、イタリアが侵略したアフリカの国は」「エ・・・エ・・・エチオピア」
少しずつだが進歩している。