南郊中3年の試験範囲で予想外勃発。
国語の範囲に中2の枕草子が入った・・・なんで?
数学の確率は想定内だったが、枕草子にはまいった。
「片っ端に問題集を解け!」・・・芸のない指示である。
ともかく、あと1週間だ。
高校1年の英語だが・・・日常に流され始めている。
つまりは宿題に振り回されているのだ。
宿題は最低限すればいい。
それでも時間がないと言うのなら、器用ではないのだ。
素直に何がしかを削っていくしかない。
それができないのなら大学を望むべきではない。
津高に入っただけの化石になればいい。
少し前は出席率が悪い高3に怒った。
しかし、それは高3になって初めて怒ったということだ。
あ奴らの高1時は1年間走り続けた。
だから今、余裕をもって理系教科を勉強することができる。
過酷な受験期を過ごしてきたと自負し、誇りにも思っていた22期生・・・それが高1の今の段階で出席率が悪いと怒ることになるとは・・・正直思わなかった。
塾への出席率はいい、しかし宿題に追われて授業への出席率が悪いわけだ。
中学が中間真っ只中、それをおして英語の授業に踏み切った。
心意気は踏みにじられた。
現代文読解の裏側にあるものがよく読めるのに、こと生身の人間の気持ちとなると読めない。
まいった・・・。
午後11時半。
鬱々たる俺の視線の向こうで、あいと真耶と中2の真梨奈が勉強している。
明日で東中の中間試験が終わる。
午前0時30分、真梨奈が帰る。
焼酎を飲みながら、ずっと文字の展開に付き合った。
なんとか8割の出来。
果たして俺は、全力を尽くしたのだろうか・・・。
悩みながら夜が往く。