昨夜は白菜を買って家に帰る。
てっきり俺が鍋をつくるものだと思っていたら、奥さんがつくってくれる。
ギックリ腰に配慮してくれたんだろう。
家に帰らない理由の一つとして予習ができないことが挙げられる。
まあ、奥さんが信じるかどうかは分からない。
普段なら、未明にかけて焼酎をBGMに2大学の英文を解く。
気分が乗らないと日本史の難度の高い問題を解く。
『楊令伝』は五巻まで読み終わったので読書に逃げるわけにはいかない。
英単語のプリントはもち論、古典単語や地理のプリント等、打たねばならないプリントは目白押しだ。
征希からは止められているが・・・。
つまり、家に帰ると何もできない。
怠惰に寝そべっている俺がいるだけなのだ。
ここ最近、午前10時からの授業や高校生の授業に滞りが出始めている。
11期生の剛が当時の広告の作文に書いている。
『凍える夜、今日も風呂場の床に身体を横たえて眠る』
こんなひたむきな生徒を俺は神戸大学に落とした。
やはり今夜からは塾で眠ることにする。
東中の修学旅行が今日で終わる。
2泊3日の最終日だけは好天・・・ついてない。
帰還次第、中間試験までの2週間が始まる。