５月１１日・Ⅱ

砂保はクラブが休みらしく、午前中からやって来ては俺が作った歴史のプリントと格闘している。
そのプリントは去年の中部中の問題を見ながら俺が作ったもの。
決して難度が高いわけではない。
ただ、去年の問題から引用した「ニューディール政策を具体的に説明せよ」と「なぜアメリカで世界恐慌が起こったか」の２つの記述には砂保だけでなく、ほとんどの中学生が手こずるだろうが。
しかし、それ以外の問題を着実に解いたら90点はいく。
今の仕上がりは花の２区あたり・・・とにかく時間が足らない。

久しぶりに森下（立命館大学院生命倫理）がやって来る。
２年目を迎えた映像学部が活気があるという。
毎日のように夜遅くまで学生達がミーティングをやっているそうな。
山田洋二を初め、蒼々たる講師陣を揃え、さらに近々松竹とタイアップして太秦の映画村近くにかなりの規模の劇場を竣工するそうな。
まあ、映像学部の学費は法学部や経済学部のほぼ２倍だ。
それくらいの恩恵がないとね。
いっぽう、今年度創設の生命科学部。
先日新聞を賑わしたばかりだ。
合格者数は定員の140％を越えてはいけない。
ところが150％も合格者を出してしまったことから文部科学省からクレーム。
立命館への援助金が止まってしまうという事態になった。
さすがに強気でなる立命館も平身低頭。
援助金停止を回避するために採った施策、140％を越えた10％分の生徒を他の学部に転部させることにした。
ところが、転部先は自由、どこでもかまわないとなったから、第一志望に落ちた学生達の間で不満続出。
まだまだ火種はくすぶっているとか。
といっても、今では品行方正の大学である。
かつての大学闘争、京大と並んで西の拠点だった立命館の面影皆無。
今でも他大学でなら時折見かける政治色の強い立て看板、あれすらない。
なにしろ、清掃担当者をディズニーランドへ研修に行かせるようなお利口さんの大学に変貌しちまっているのだ。
雀荘『エース』は今いずこ・・・。


森下の英作文＆リスニングの授業は今月の31日から始まる。
時間は未定、いや土日ということで６月１日の日曜日かもしれぬ。
詳細はまた。

今週水曜日実施の英語を解く。
今週は神戸大学・・・奈々子の第一志望の大学。
あまりにもレベル上げ過ぎかとも思ったが・・・かるい。
かなり軽い・・・首都大学東京のほうが手こずった。
さあて、この軽い問題を着実に得点していけるか・・・水曜日は見ものだ。

５月１１日・Ⅰ

西と東で午前中からアップしとる。
西は言わずとしれた橋本ドクター、先週の土日を休みにしたことを少々後悔していたようだが、昨日は通院患者数の新記録を樹立し今日に期待がかかるところだ。
さて、東はというとユタカ（７期生・三重銀行勤務）。
新幹線の中からの更新。
今日から東京での生活が始まる。
奥さんと娘を残しての単身赴任。
今回の赴任に関しては何の感慨もないらしいのがあ奴らしい。
それでも東京、人に、街に、様々な刺激を受けて一回り大きくなって戻ることを祈る。
夏には『梁山泊』で東京の話をアテに飲みたいねえ。