らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

孫の日

2012-10-21 | 雑学

今日10月第3日曜日は「孫の日」だそうです。
孫と言えば、大泉逸郎さんが歌った歌に「孫」がありますが、この歌は、孫を持つ祖父母の気持ちをよく表しているように思います。
今日は「孫の日」に因みその由来と歌詞をご紹介します。

         作詩:荒木良治 作曲:大泉逸郎

〽 1 なんでこんなに 可愛いのかよ
     孫という名の 宝もの
     じいちゃんあんたに そっくりだよと
     人に言われりゃ 嬉しくなって
     下がる目じりが 下がる目じりが えびす顔

   2 もみじみたいな 小さな手でも
     いまにつかむよ 幸せを
     仕事いちずで 果たせなかった
     親の役割 代りの孫に
    今は返して 今は返して いるところ

   3 つよく育てよ おお空泳ぐ
     5月節句の 鯉のよに
    親の背よりも 大きくなって
    一人立ちする 二十才がきたら
    祝い言葉を 祝い言葉を かけてやろ



孫の日は、孫へのプレゼントで消費を喚起し、売り上げの増加を狙った日本百貨店協会が販売促進策の一つとして平成11年(1999年)7月に提唱し、「お孫さんと、おじいちゃん、おばあちゃんがコミュニケーションを深める日に」という目的で制定されました。
スタートから十数年経った現在では、「高齢化社会の中で、祖父、祖母と孫のコミュニケーションを深めるという社会的な意義は大きい」とする評価を得ているそうですが、結局のところ、百貨店やスーパー、玩具メーカー等の営業戦略の一つとして作り上げた記念日と云うことになります。

孫の日の由来は兎も角、全国のおじいちゃん、おばあちゃん、営業戦略に乗せられてもいいですから、今日はお孫さんにプレゼントを贈ってコミュニケーションを図っては如何でしょう。

「孫」の歌詞の3番にある “一人立ちする 二十才がきたら 祝い言葉を かけてやろ” は、おじいちゃん、おばあちゃんの気持ちをよく言い当てており、10歳と4歳の孫を持つ私達老夫婦もこの歌詞を目標として、これから十数年先のその日まで元気でいられるように健康管理を十分に行いたいと思っています。


SBOからBSOへ

2012-10-20 | 雑学

いま行われているプロ野球のクライマックスシリーズは、パリーグでは昨日、日本ハムが日本シリーズ進出を決め、セリーグでは中日が巨人に3連勝して日本シリーズ進出に王手をかけました。
プロ野球のボールカウントの表記は、御存じのように昨年3月から変更になっています。
一昨年までは「ストライク・ボール・アウト」の『SBO』の順番でしたが、これがアメリカをはじめ国際基準となっている「ボール・ストライク・アウト」の『BSO』の順番に変わったものです。

なぜ、アメリカは『BSO』方式で、日本は『SBO』方式だったのでしょうか?
調べてみると、その理由をはっきりと示す文献や資料はありません。
しかし専門家によれば、その違いは日米の野球のとらえ方の違いにあるのではないかと言われています。

即ち、アメリカの場合は、ベースボールを【打つゲーム】と受け止め、バッター側の視点で試合を見るということです。
バッターにとっては、ボールの数が増えれば出塁しやすく、ボールの次には打ちやすい球がくると考えるため、ボールのコールが早く知りたいこと。

逆に日本は野球を【守るゲーム】として受け止め、ピッチャー側の視点に立っており、ストライクが先行すれば、ピッチャーにとって有利に働くために、ストライクの数が大事であるとのことです。

野球を【打つゲーム】ととらえるか【守るゲーム】ととらえるのかが、『BSO』と『SBO』の違いに現れたとしています。

この日本の『SBO』は、外国のスポーツに独自の加工をして、日本のものとして受け入れやすくしたということで、よくベースボールと野球は別のものだといいますが、野球はまさに日本で進化した日本独自のスポーツとも評していました。


「まんまと」の語源

2012-10-19 | 雑学

「うまく騙された」と云う時に「まんまと騙された」などと言いますが、今日はその「まんまと」の語源について調べました。

「まんま」とは、「まんまとだまされた」「まんまとひっかかった」などと使われ、【上手にとか、ものの見事】にという意味ですが、このことばの語源をたどると味覚の表現にたどりつきます。

この言葉、実は、【味が良いこと】をいう『うまい』に由来しいるそうです。
即ち、「うまい」と同じ意味で『うまうまと』ということばがありますが、これが「うまうま→んまんま→まんまと」に変化したようです。

江戸時代には、「うまうまと食わせる」「まんまと食わせる」両方の表現があったようです。
しかし、なぜ本来【味が良い】という意味のことばが【ものの見事に】という意味でも使われるのか。

「うまい」や「うまうま」の“うま”は熟した果実の味をいう“熟(うむ)”が由来で、そこから味が良いことをいうようになりました。
味が良いと感じると心が満たされますが、そのため、味覚だけでなく他の出来事でも心が満たされるときに使われ、その意味を広げていったようです。
【上手、ものの見事】と感じるのも、何かが成功したり、巧みなやり方で思い通りに事が運んだりと、心が満足するからなのだそうです。

野田総理は18日夜のテレビ番組で、谷垣自民党総裁と交わした「近いうち信を問う」という合意について、「首相問責決議が出てきたという状況の変化があり、「近いうち」の合意が白紙になる可能性を示唆したともいえる発言をしています。

しかし、8月8日の「近いうち信を問う」の約束は、マスコミを通じた国民との約束でもあり、これが白紙に戻ると言うことは、60%近い国民が年内解散を求めている人たちとの約束をも白紙にすることを意味しています。
そうなると、自民党、公明党の党首は勿論、国民の皆さんも野田総理に「まんまと」乗せられたことになります。

ネット上では野田総理を「やるやる詐欺」と揶揄する書き込みもみられるようになってきています。
総理が詐欺師にならないことを願います。


辛(つら)いと辛(から)い

2012-10-18 | 雑学

今日は同じ漢字で読み方も意味も異なる文字、「辛い(つらい・からい)」について調べました。

元となった中国語の漢字では、「辛」に「からい」「つらい」の両方の意味があったようです。
即ち、味の種類を表す言葉として「五味」がありますが、中国式の「五味」では、酸(さん)、苦(く)、甜(てん:あまい)、辛(しん)、咸(かん:塩からい)と言い、
日本式では、酸(さん:酸っぱさ)、苦(く:にがさ)、甘(かん:あまさ)、辛(しん:からさ)、鹹(かん:しおからさ)といいます。
つまり、元々の中国語で「辛」には「からい」の意味があったということです。

次に「つらい」ですが、これも「辛苦(つらいめにあって苦しむこと)」とか「辛酸(つらい苦しみ)」という漢語があることから、中国語でも同様の意味があります。
この両者に「やまとことば」(日本の固有語)を当てはめたのが「辛(から)い」であり、「辛(つら)い」という訳ですが、送りがなまで全く同じであるため、文脈がなければどちらかは全く分からないという珍しい例となっています。

なお、「辛」という漢字は象形文字で、針や刃物など先の鋭いものでピリッと刺すということや、刺された時のような痛い感じを表しているそうで、味覚としての「からい」=(舌を刺す)も、状況や経験の「つらい」=(身を刺す)も、この「ピリッと刺す」ような感じから来ているものと思われているようです。



「銀行」名称の由来

2012-10-17 | 雑学

今日は貯蓄の日だそうです。
年金生活者の私には貯蓄をする余裕がありませんが、貯蓄の日に因み銀行と云う名称について調べました。

「銀行」の名称の由来
お金を扱う機関がなぜ名称に「金」を使わずに「銀」を使った「銀行」なのでしょうか?

調べてみると、元々「銀行」という名称は、英語「BANK」の訳語として19世紀の中頃に中国でつけられた言葉だそうです。
その由来は、「銀本位制」を採用していた中国では、「銀」を取り扱う場所ということで「銀」とし、「仲介業、仲買商」という意味の語である「行」を用いて、”銀の仲介業”ということから「銀行」という言葉が出来たようです。

日本では明治初期に、英語の「BANK」を「バンク」とそのまま用いたり、「両替屋」「両替問屋」「為替会社」など様々に訳していたようですが、当時の日本は、中国にならって「銀」を通貨の基準とする「銀本位制」を採用していたこともあり、最終的には中国で用いらえていた「銀行」の名称を採用したといわれています。

なお、「金行」と言う名称も検討されたようですが、「ぎんこう」の方が発音しやすかったことから採用されなかったと云われています。
また、英語の「BANK」は、イタリア語で「腰掛け、カウンター」を意味するバンコ「banco「に由来するようですが、これはお金を勘定をするために使った道具からの命名だそうです。

ところで、”金は天下の回りもの。今は無くてもいつかは回ってくる。” と、昔からよく言われます。
一方で、”お金は淋しがり屋。少ないところには寄らず、多いところに集まるもの” とも誰かが言っていたのを記憶しています。

“天下の回りもの”と云われているお金は、我が家の傍にバイパスでもできたのでしょうか、一向にその気配が窺えません。
思うところ、矢張り誰かさんが言っていたように”お金は淋しがり屋”なのかも知れません。


イチゴ栽培(定植)

2012-10-16 | 家庭菜園

今日はイチゴの定植をご紹介します。

イチゴの苗は、親株から伸びたランナーが発芽・発根した芽を育てて作りますが、夏の高温と乾燥が大敵です。
特に乾燥には十分注意し、潅水を欠かさず行うことが大切です。

我が家の場合は、田んぼの水が漏れてくる場所に春先の収穫が終わった株を植え替えて育てていますが、それでも水漏れによる畝の湿りが全面に行き渡らないのでないので毎日の水遣りは欠かせません。

・これが植え替えて育てたイチゴの苗です。この中から太くて根がよく伸びている苗を定植に用います。


今年は、JA京都の大西氏が指導している栽培方法に沿ってイチゴ栽培をしたいと思い、9月中旬に指導通りの畝を作って準備しておきました。
指導では120㎝の畝幅に、植え付けの2週間前までに10㎡当たり堆肥30㎏、BMようりん600g、苦土石灰1㎏、油粕3㎏を目安に施用し土となじませるなっていたので、その通りに畝を作りましたが、畝間の溝を作ると出来上がった畝幅は90㎝になりました。



9月中旬に準備していた畝に、株間30㎝、条間60㎝の二条植えとしました。


定植後、葉は中心芽を含めて3枚程度に減らし、毎日の水遣りを欠かさず行っている事から10日余りで新しい芽が伸び出しました。
昨日時点では順調に生育しています。


この後、10月下旬と2月に畝の両肩に追肥を施し、3月初旬の新芽が伸び始める頃にマルチをします。


ベランダとバルコニーの違い

2012-10-15 | 雑学

昨日の「踊り場」に続き、今日も住宅の用語を取り上げます。

新聞の折り込み広告の中には殆ど毎日と言っていいほど戸建住宅やマンション販売のチラシが入っています。
間取りを見るとバルコニーやベランダの表示がありますが、皆さんはこの違いがお分かりでしょうか?
そこで調べてみました。

ベランダとか、バルコニーなどは室外に設けられているもので、
「ベランダ」は、外に張り出した縁のことで、屋根のあるものを言い、雨でも洗濯物が干せます。
「バルコニー」は、室外に張り出した屋根のない手すり付きの台を言い、殆どが下の階の屋根の上の部分にあたります。

ホームメイト・NAVI シティーのHPからもう少し詳しく説明すれば、
「ベランダ」とは
家の外まわりを巡る、縁側・廊下・回廊と言う意味を含んでおり、日本家屋で言えば下屋(母屋に差しかけて造った小屋根や、その下の部分)で、洋風建築の場合にベランダと呼ぶ場合が多いようです。
ただし、特にマンションなどの場合は、隣家のベランダと薄い壁一枚で仕切られており、火災などの非常時は避難経路としての役割も持っています。
また、分譲住宅の住んでいる人に人気なのが、ベランダを改装して、オリジナルの空間を造ること。
ウッドデッキを敷いてテーブルを置き、ちょっとお洒落に演出したり、じゅうたんを敷いて子ども部屋の延長にすることもできます。

・マンションにおけるベランダです。
ベランダ

「バルコニー」とは
建物の外に張り出した、屋根のない床縁のことである「露台」と言う意味を含んでいます。
ベランダより広い面積の場合が多く、物干しの場所としても利用されています。
また、鉢植えなどを置く人も多いようですが、その際、子どもの落下事故に注意しなければなりません。
建築基準法などで手すりの高さは110cm以上と定められていますが、物干し台やプランターに子どもが乗ってしまうと、乗り越えられる高さになってしまいますので、近くに物を置かない、子どもに気を付けるように言うなど、普段から安全対策を心がけましょう。
階段状のマンションなどで、下の階の屋根部分を利用したバルコニーを“ルーフバルコニー”と呼ぶ場合もあります。

・庭に張り出したバルコニーです。
バルコニー
以上、(ホームメイト・NAVI シティーHPより)


「踊り場」の由来

2012-10-14 | 雑学

階段の途中を広くして足休めとしたところを「踊り場」と言いますが、何故この場所を「踊り場」と呼ぶのでしょうか?
今日はこの「踊り場」の由来について調べました。

「踊り場」の由来については、西洋建築が生んだ言葉とする説があります。
江戸時代には階段というと、梯子のように一直線に伸びた真っすぐなものしかありませんでしたが、踊り場つき階段は明治時代に西洋建築の伝来と共に社交場など貴婦人・麗人が集まる場所で採用されました。
彼女たちが階段を上り降りする時には、途中に設けられた平らな場所で体の向きを180度回転させることになりますが、その時に貴婦人が着ていたドレスの裾がちょうどダンスでターンをしたように広がって見えたことから、その場所を「踊り場」と言うようになったという説です。

他の説では、古く日本では階段を上りきった所を「踊り場」と言っていたという説があります。
京都などに今も残るお茶屋さんには、急な階段を上りきったところに広めの板敷きがあり、そこで芸妓さんや舞妓さんが踊りを披露したことから、踊りを踊るその場所が「踊り場」の由来になったという説なのだそうです。

因みに「踊り場」という表現は日本独自のもので、英語では「Middle Floor(中間階)」と言うそうです。


水引草

2012-10-13 | 

読者のみなさんは水引草をご存知でしょうか?
先日、テレビの季節のスポットで水引草を取り上げ、花の表が紅色と裏が白色であることから水引草と云われていると説明していました。
水引草は初めて聞く花でしたが、映像を見ると我が家にも咲いている花だったので早速確認しました。

水引草はたで科の多年草で日本、インドシナ、ヒマラヤ、中国の高山地帯が原産地です。
草丈は30㎝~80㎝、花茎は細く、葉は広卵形をしており、茎の先に2~3ミリほどの紅い小花を穂状につけます。



名前の由来はTVで説明していた通り、上から見ると紅、下から見ると白に見える花穂を、紅白の水引に見立ててつけられました。
本来「草」は不要らしいですが、紙糸の水引と紛らわしいため「水引草」と呼ばれることが多いようです。


実には鉤(かぎ)状の刺があり、動物や人の衣服に付着して運ばれます。


4弁の花弁は3枚が赤くて下の1枚が白色です。


・花の裏側は白色です。





「のんき」の語源

2012-10-12 | 雑学

戦後初の衆議院選挙で当選し、タレント議員第1号となった石田一松(1902年~1956年)と言う芸能人がいました。
彼が歌った「のんき節」は社会風刺を取り上げて一世を風靡し、世相を「「はは、のんきだね」としゃれこみました。
子供の頃、意味も分からずに「はは、のんきだね」と歌ったことを記憶しています。

参考までにその歌詞の一部を書いておきます。
「のんき節」
〽むかし郭(くるわ)で  一番稼ぐのは
 オショク女郎といいました
 今は官吏で 一番稼ぐのを
 汚職官吏と申します
 はは、のんきだね

 のんきな父さん お馬の稽古
 お馬が走り始めて 止まらない
 子供が面白そうに 父ちゃんどこへ行く
 どこへ行くのか お馬に聞いとくれ
 はは、のんきだね

今日は私の性格が「のんき」な事もあって、「のんき」の語源について調べました。
「のんき」とは、ご存知のように【気分や性格がのんびりしている】【苦労がなく気楽なこと】をいいます。
漢字では「呑気・暢気」と書いていますが、これは当て字で、本来の書き方は「暖気」と書きます。
「暖」を「のん」と読むのは、室町時代頃に中国から伝わった読み方で、例えば「暖簾(のれん)」も、「のんれん」から変化した読み方なのだそうです。

ところで、この「のんき」と云う言葉は、元々は今と意味が違っていました。
「暖気(のんき)」の「暖」は【日光で暖めてゆとりを与える】ことで、“体を温めれば心もゆるむ”ということからか、日本では【気晴らし】の意味になり、室町時代には野山に遊びに出かけることを「のんきをする」といったようです。
江戸時代後期になると、気晴らしをして気楽になった状態も「のんき」というようになり、人柄を表す言葉として定着したそうです。

人柄の「のんき」は微笑ましくて良いにしても、政治の「のんき」は国民が不幸になります。
「のんき節」に歌われているような汚職官吏はいないと思いますが、政治家には大衆受けするようなパフォーマンスに走ることなく、国家・国民のための政治を機敏に願いたいものです。