今日はイチゴの定植をご紹介します。
イチゴの苗は、親株から伸びたランナーが発芽・発根した芽を育てて作りますが、夏の高温と乾燥が大敵です。
特に乾燥には十分注意し、潅水を欠かさず行うことが大切です。
我が家の場合は、田んぼの水が漏れてくる場所に春先の収穫が終わった株を植え替えて育てていますが、それでも水漏れによる畝の湿りが全面に行き渡らないのでないので毎日の水遣りは欠かせません。
・これが植え替えて育てたイチゴの苗です。この中から太くて根がよく伸びている苗を定植に用います。
今年は、JA京都の大西氏が指導している栽培方法に沿ってイチゴ栽培をしたいと思い、9月中旬に指導通りの畝を作って準備しておきました。
指導では120㎝の畝幅に、植え付けの2週間前までに10㎡当たり堆肥30㎏、BMようりん600g、苦土石灰1㎏、油粕3㎏を目安に施用し土となじませるなっていたので、その通りに畝を作りましたが、畝間の溝を作ると出来上がった畝幅は90㎝になりました。
9月中旬に準備していた畝に、株間30㎝、条間60㎝の二条植えとしました。
定植後、葉は中心芽を含めて3枚程度に減らし、毎日の水遣りを欠かさず行っている事から10日余りで新しい芽が伸び出しました。
昨日時点では順調に生育しています。
この後、10月下旬と2月に畝の両肩に追肥を施し、3月初旬の新芽が伸び始める頃にマルチをします。