今年初めて「つくね芋」を栽培しました。
菜園仲間が毎年つくね芋を栽培しており、彼から種イモを7個貰って植え付けたものです。
このイモは蔓性の植物で支柱に蔓を蒔きつけて生長しますが、先日来のたび重なる強風により、その都度支柱が倒れることから収穫することにしました。
今日は先日行った「つくね芋」の収穫をご紹介します。
ツクネイモ(捏芋)はヤマノイモ科ヤマノイモ属に属する中国原産のツル性多年草で、春に種芋を植え付け、晩秋に地上部が枯れた頃、地中から肥大した芋を掘りあげて収穫するのが栽培サイクルのようです。
芋の形状は主に塊形・丸形で、長芋と比べると芋の水分は少なく粘りは強いようです。
・倒壊した支柱を取り除いたものですが、蔓はこのように支柱に絡まって伸びています。
・これがつくね芋の蔓です。
・蔓を取り除いた株です。この株の地下茎にイモがついています。
・つくね芋はこのように株元にかたまってついています。ひげ根がこんなにたくさんあるとは知りませんでした。
・これが7株全てを収獲したつくね芋です。この中の小さいイモは来年の種イモになります。
つくね芋は、京都では高級料亭の食材として、また老舗和菓子店の京菓子原料として珍重されている ようです。
家庭においては、磯辺揚げ、山かけそば、ウナギと合わせたうなとろ丼や山かけマグロ丼、とろろ汁、たこやきやお好み焼きなどの食材として利用できます。