今日は第45回衆議院議員総選挙の投票日です。
今回の選挙は、小泉郵政選挙から4年が経過し、自民・公明連立政権の政権運営を評価し政権維持をするのか、それとも民主党が主張する政権交代をして日本の舵取りを民主党を中心とする野党に委ねるのか、国民がどちらを選択するのか注目されており、今までにない盛り上がりをみせています。
マスコミの報道によれば、昨日までの世論調査では、民主党が300議席を超える勢いを保っているとのことでしたが、自民・公明が逆転するのか、「政権選択」が焦点となった選挙の投票が午前7時から始まりました。
そこで今日は、50数年前に中学校で習った「衆議院議員総選挙」の知識の記憶を紐解いてみたいと思います。
「衆議院議員総選挙」
衆議院選挙は、正しくは「衆議院議員総選挙」と言い、国会議員のうち衆議院議員を選ぶための選挙です。(参議院選挙は「参議院議員通常選挙」といいます)
この総選挙が行われるのは4年の任期が満了したとき、または解散によって満了前に任期が終了したときに、日本国憲法第45条の規定によって行われます。
当然のことながら、再選挙や補欠選挙は総選挙には含まれません。
また解散の場合は憲法54条の規定に基づいて、解散の日から40日以内に総選挙を行い、その選挙の日から30日以内に国会を召集しなければならないと規定されています。今回の選挙は7月21日に衆議院が解散され、その日から40日目が今日の8月30日に当たります。
一方、任期満了による総選挙の場合は、任期満了の日の前30日以内に行うことが規定されています。
「選挙権及び被選挙権」
・選挙権
公職選挙法9条1項の規定により日本国民で、満年齢20歳以上の者は衆議院議員の選挙権を有します。
・被選挙権
公職選挙法10条1項の規定により日本国民で、満年齢25歳以上の者は衆議院議員の被選挙権を有します。(参議院議員の被選挙権は30歳以上)
「戦後の総選挙」
戦後行われた総選挙は、1946年(昭和21年)4月に行われた第22回総選挙から4年前の第44回総選挙(所謂、郵政選挙)までに23回行われています。
そのうち任期満了選挙は1976年(昭和51年)12月の1回だけで、これ以外は全て解散による総選挙となっています。
「戦後の最高投票率」
戦後23回行われた総選挙の中で、最高投票率は1958年(昭和33年)5月の76.99%で、最低投票率は1996年(平成8年)10月の59.65%となっています。
因みに4年前の郵政選挙のときは67.51%の投票率でした。
今回は「政権選択選挙」で関心が高まっているので投票率も上がるのではないかと思っています。
「国民主権」
憲法第1条では、天皇の地位と国民主権について規定しています。
総選挙の主役は候補者ではなく、主権者である私たち国民一人一人です。国民主権を深く認識できるのは選挙のときだけだと思います。
日本の舵取りを委ねるに相応しい政党はどこなのかを決める大事な選挙です。
有権者の方は棄権することなく、主権者の意思を1票に込めて投票に行きましょう!
「最高裁判所裁判官国民審査」
なお、衆議院議員総選挙の場合には憲法79条の2項の規定により最高裁判所裁判官国民審査が同時に行われます。
この最高裁判所裁判官国民審査は最高裁判官任命の後、最初に行われる総選挙で国民の審査に付し、その後10年を経過した後、初めて行われる総選挙で更に国民審査に付し、その後も同様に行うこととなっています。
「投票をお忘れなく!」
今日の「衆議院議員総選挙」の投票時間は原則午前7時から午後8時までです。
お出かけの方は投票を済ませてからお出かけください。
投票はお済になりましたか?
投票をお忘れなく!