らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

気になる木の「クリの木」

2009-08-04 | 家庭果樹
今日は、6月18日にご紹介しました「この木、何の木、気になる木・・・・・・・」の「クリの木」の50日後をご紹介します。

クリは6月に花を咲かせます。この時期は樹木全体に雄花が咲いているので、遠くからでも一目でクリの木と判別できます。

・これが6月18日のブログでご紹介しました気になる木の「クリの木」です。


先月末、所用があって再び家内の実家を訪れました。そして、現在の気になる木の「クリの木」をフォーカスしてきました。

・同じ位置からの映像です。満開だった大きなクリの木の花は、たくさんのクリの幼果に変わっています。


・これは6月18日にご紹介した時のクリの花です。
 手前が咲きかけの雌花(茎から伸びている最初の丸い咲きかけの蕾)と雄花です。風媒介或い虫媒介によって受粉し、クリに生長していきます。

・50日後の先月末には、下の画像のように雌花が毬栗(イガグリ)に変わっていました。


・クリの幼果です。既に、形は立派なイガグリです。10月には大きなクリの実が収穫できる予定です。


・このクリの木1本で10~20㎏の栗が収穫できるようです。


「クリ」はブナ科、クリ属の落葉樹で、日本、朝鮮半島、中国東北部が原産地といわれ、中国では6000年前から食べられており、日本でも縄文時代の遺跡である三内丸山遺跡(約5000年前)の中で栗が栽培されていたことが確認されているそうです。

「栗の栄養と健康効果」
 栗の主成分は、でんぷん質ですが、他にもたんぱく質やビタミンA・B群・,C、カルシウム、カリウム、鉄分、ミネラル、食物繊維などの成分が豊富に含まれています。
 健康効果としては、高血圧の予防、疲労回復、滋養強壮、老化防止、美肌効果、便秘の改善などに期待できるそうです。