仕事やスポーツの後に飲む冷たいビールは美味しいですね。
そして、そのビールに付き物といえば枝豆が定番です。
今日はその枝豆についてご紹介します。
・ビールのおつまみの定番となっている枝豆です。
枝豆は未成熟な大豆を収穫したもので、日本では大豆の代表的な食べ方であり、最も典型的な調理法は塩茹でのようです。
この食べ方は、奈良・平安時代には既にあったとされ、江戸時代には夏になると路上に枝豆売りの姿があったといわれています。
当時は、現在のように枝から莢を外した状態ではなく、枝についたままの状態で茹でたものが売られ、その状態で食べ歩いていたそうです。
「名前の由来」
枝豆の名前の由来は、この枝についたまま茹でたことから、「枝つき豆」または「枝なり豆」と呼ばれ、それが「枝豆」になったと言われています。
・我が家で栽培している枝豆の畝です。
枝豆は近年海外でも消費量が増加しているようです。
健康志向に伴う日本食ブームの影響もあって、塩茹で枝豆は北米、ヨーロッパなどでも食べられるようになっており、イギリスの日本食レストランでは注文量が10年間で20倍に拡大しているといわれています。
イギリスなど英語圏では枝豆のことを「green soy beans」または「edamame」と呼ばれており、枝豆がそのまま通用するところもあるようです。
・各株にはこのように大豆が実ります。
枝豆に限らず作物は全般に、日中は光合成により養分を体内に蓄積し、夜間はその栄養を消費します。
このため、、栄養の面からは朝よりも夕方の方が高くなり、夕方収穫したものをその日の晩の食卓に出すことが一番望ましく、その分美味しく食べられると言われています。
・毎日収穫している枝豆です。
一般に販売されているものはもう少し早く収穫していますが、我が家ではできるだけ大豆を太らせて収穫し、その日のうちに食するようにしています。
・塩ゆでした枝豆です。毎晩ビールのおつまみになる量だけ収穫し茹で上げています。
取りたての枝豆は美味しく、夕方収穫の美味しさを実感しているところです。
「栄養と健康効果」
枝豆にはたんぱく質、炭水化物、カリウム、カルシウム、 ビタミンB1、B2、更に大豆にはないビタミンCも豊富に含まれています。
たんぱく質などはアルコールの分解を助ける働きがあり、ビールのおつまみとしては理にかなっているそうです。
また、ビタミンB1は炭水化物の代謝を促し、エネルギーを作るのに大事な栄養素といわれており、これが不足すると夏バテを招きます。
このことから、枝豆は夏ばて防止に効果的な食材といわれています。
他にも、動脈硬化や高血圧、高脂血症、がんなどの予防に有効といわれ、美肌効果などにも期待できるようです。