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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

「終戦の日」と「終戦」の定義

2009-08-15 | 時事
今日8月15日は、64回目の「終戦の日」で、「終戦記念日」です。

そこで今日は「終戦の定義」について調べて見ました。
終戦とは、戦争を終えることで、国際法的には戦争の終結が当事者双方の間で成立した状態を指します。

我が国における「終戦の日」とは、太平洋戦争が終わった日で、現在、日本では、昭和天皇が国民に終戦を告げる「玉音放送」が行われた8月15日を指しています。
このことから、この日は「戦没者を追悼し平和を祈念する日」として、一般には終戦記念日」や「終戦の日」と称し、政府主催の「全国戦没者追悼式」や政治団体、NPOなどの主催で平和集会が開かれています。

今朝の新聞にも、日本政府は
  「本日は、戦没者を追悼し平和を祈念する日です」
  「国民の皆様には職場や家庭などで戦没者に対して正午から一分間の黙祷をお願いします」
と広報しています。

ところが、「終戦」の定義には、次の4通りがあり、国際的には必ずしも8月15日が「終戦」ではないようです。
1.1945年(昭和20年)8月15日
  先に書いたように、日本軍の戦争当事者である昭和天皇が、戦争の終結を国民に告げる玉音放送が行われた日で、日本では、この日を一般的に「終戦記念日」
  や「終戦の日」と称しています。
  イギリスでも、この日を「V-JDay」とし、韓国では光復節と称して、日本の植民地支配から解放された「祖国解放記念日」としています。

.1945年(昭和20年)9月2日
  連合国に対してポツダム宣言受諾の降伏文書に正式に調印した日で、この日が終戦の日であるとしている国もあります。
  日本では、米軍の占領下にあった1952年(昭和27年)4月27日までは、この日を「降伏の日」、「降伏記念日」、「敗戦記念日」と呼んでいたようです。
  反対に、アメリカやフランスではこの日を、対日戦勝記念日としており、カナダでもこの日を「V-JDay」としています。

3.1952年(昭和27年)4月28日
  日本本土において、第二次世界大戦後の米軍占領が終わった日で、日本では、この日は「主権回復の日」とも言われています。
  国際法上の戦争終結は、日本国との平和条約(サンフランシスコ講和条約)が発効したこの日をもって正式に終戦の日とされます。

4.1972年(昭和47年)5月15日
  沖縄においては、第二次世界大戦後の米軍占領が終わった日です。
  上記(3)の日本本土における米軍の占領が終わっても、更に、その後20年も米軍の占領が続いたことから、沖縄では「屈辱の日」と呼ぶ人もいるようです。

「学校の教科書における終戦の日」
 学校の教科書における終戦の日については小・中学校と高等学校で異なっているようです。
 小学校や中学校の社会科教科書の多くは、戦争終結を8月15日と記しているようですが、高等学校の日本史の多くの教科書では、戦争終結を9月2日としている
 そうです。

このように「終戦」を意味する対日戦勝記念の日は各国によって異なっていますが、少なくとも敗戦国の日本は、学校の歴史教育の中では、「終戦の日」は8月15日に統一して欲しいものです。


(一口メモ)
 「玉音放送」とは
 「玉音」とは天使の声のことで、「玉音放送」とは天皇陛下の肉声(玉音)を放送することです。
 昭和20年8月15日の「玉音放送」の冒頭は、「朕は帝国政府ヲシテ、米英支蘇四国ニ対シ其ノ共同宣言ヲ受諾スル旨通告セシメタリ・・・・・・・・・・・・」
 「堪ヘ難キヲ堪へ、忍ヒ難キヲ忍ヒ」の部分が特に印象づけられて有名です。