ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

妬み

2013-09-26 23:02:49 | 身体のこと
透析中、寝落ちする前にみたテレビ番組の内容なので
事実と違っていたらごめんなさい。



最初、病気の副作用についての悩みの話から
始まったような気がする。

見ながら、生きてきてまるもーけなのにと
少し軽蔑した感じでみていた。

薬の副作用で爪が割れてしまう人がいた。
ネットの口コミで保護薬を使ったところ
日常生活に支障が出るようになったとか。

結局、副作用で悩む人の会(?)にて
よい薬を紹介してもらった。

別に日常生活に支障がないのなら
そのままでもよかったのにと思った。


もうひとりは骨肉腫の女性。
病人とは思えない内なるエネルギーにあふれた人だった。
にこにこしていて、それが作られた笑顔でないのだ。
毎日が充実していますって感じ。

そんなエネルギーをあふれさせて病院にいくなんて
と思う。
病んでいる人にとって妬ましいとかうざいとか
そんな風にしか見えない。
(今の私でも)
そんな健康な人は病院に来るなといいたい。


副作用による脱毛のため、
自分で合うかつらを探して着用していて
成人式の着物に合うかつらを探しているということと
指の関節が黒ずんでいるのでそれを隠す方法を
探しているということだった。


生きているだけでまるもーけと思う私にとっては
「別に今のままでいいじゃん」と思う。
かつらや関節の黒さなら、誤魔化す手はあるかと思う。
ムーンフェイスは隠しようがなかったんだから。

彼女は、副作用で悩む人の会(?)を通じて、
成人式用のかつらと特殊なファンデーションを
借りることができた。



しかし、最後に
「これで治療と戦うことができます」といった。

てっきり、骨肉腫の治療は終わっていて
経過観察だと思っていた。

だから、いきているだけでまるもーけでなく、
まだまだ戦っていたのだ。


その中であのエネルギーは凄いと思った。

以前、里中満智子さんが体験談で
「がんになったとき
 以前よりも明るく元気にしてガンをぶっとばした」といっていた。

もしかしたら短い生涯かもと
毎日を充実させようとしてもどこか焦りが出てしまう。
それが表情とかに出てしまう。

そうでなくて、本当に
充実しているという感じった。
いきているだけまるもーけという妥協でなく。

すごいなと思った。



運もある。

病人らしくしていたくないと笑っていたら
「病人らしくない」と叩かれて
病人らしく振舞うようにしなくてはいけなくなり、
そのまま病気がどんどん悪くなっていった私。

でも、そんなことのめげないで
笑っていた人が、病気に打ち勝ち、
最終的には幸せを得ると思う。

あのかつらに悩んでいた彼女は
病気を理解してくれる彼に出会えて
幸せになるんだろうな。


妬んでごめんね。

私も幸せを探しをしなくちゃ。
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