ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

北森鴻さん

2010-01-26 23:56:09 | Weblog
作家の北森鴻さんが25日に心不全のため亡くなりました。
48歳でした。

この人はいつもご指導をうけているお寺さんから
勧められて知りました。
「京都の嵐山の大悲閣が古くなって
 再建するために小説に大悲閣を書いたんだ」
ということで、その作品
「支那そば館の謎(光文社)」読みました。

そして、大悲閣までいってしまいました。
京都で人力車マンに
「そんなところにいくの。
 すごい山の中だよ」
というくらい外れたところにあり、
本堂もなく、
大半の建物にはブルーシートやホワイトシートが
かけられていて、
台風・地震に遭えば、
間違いなく倒壊しそうながたがたな状態でした。
窓もなく、真冬なのでコートをきて
ノートに軌跡を書いてきました。

北森さんは民俗学を得意とした小説を書くそうです。
残念ながら大悲閣を扱ったものは
民俗学でなく、北森さんのだいご味がわかりませんでした。

先週、続編の「ぶぶ漬け伝説の謎」を
とりよせたばかりなのに。。

もっともっと大悲閣シリーズを書いて
お寺の再建のため観光客が集うようになってほしかった。

ご冥福をおいのりします。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« おばさん談義 | トップ | 吐き気対策 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事