ら族の歳時記

「道が分かれていても人は幸せになる道を選ぶ能力がある。」
能力を信じ、心の安らぎの場を求めて、一歩一歩。

祈り

2011-03-22 07:06:30 | Weblog
病気持ちには災害はつらいですね。

糖尿病の人は少ない食事で
低血糖で倒れる人もいると思います。

寝たきりの人は
底冷えする床に寝かされて、
お布団も十分にかけてもらえず
低体温の状態が続いているかと思われます。

ステロイドや免疫抑制剤を飲んでいる人。
あまり流通している薬ではないので
被災地にすぐに届けられる薬剤には
入っていない。
副腎皮質ホルモンの不足でショック死も
ありえる。。。
腎臓移植ならまだしも
心臓・肝臓移植に人は、
急性の拒絶反応を起こしてすぐに死に結び付く。

脳障害、筋肉神経障害の人。
たんの吸引をしてもらわないと
窒息死してしまう。
電気がないので、どうやって吸引していますか。。。

病気を知っているだけ
リスクを知っている。。。。。


透析している人。。
病院までのガソリンがなくて病院に
いけない人がいるとか。
もっとも車を失った人もいる。

「災害が起きたら、対策本部に駆け込めば
 優先的に透析病院まで運んでもらえる」
と以前、教育を受けましたが。。。。。
ガソリンがないために、物資が届かないのに、
とりにいけないのに、
また、役所の人も多数死んで、
システムが回っていないときに
対策本部に駆け込んでも。。。。。。。


みなさんは、いつも車にガソリンは
一杯入っていますか?
ら族は、いつもからからになってから
ガソリンをいれています。
からからのときに災害がきたら。。。。。。
移動手段がなくなりますね。
反省。


物資も少なくなっている今、
どこまでいけば透析できるのか
情報を得ることも難しいことでしょう。


東京地区も輪番制で停電をしています。
停電や節電による間引き運転で
公共交通機関は乱れに乱れています。
こちらは車がないと生活ができないところですが、
東京方面は車でなく、公共交通機関を使い
透析に行く人が大半でしょう。
駅前に長蛇の列を作って電車をまつ。
「病院の予約時間があるから」といっても
割り込みさせてくれるはずもない。
あの長蛇の列にならぶ体力もない。

何時間もかけて病院についても
透析時間が終わっていて
時間変更をしようとしても停電タイムにあたったり、
帰りが停電タイムにあたり
帰れなくなったり。。。
または、停電タイム回避のため
透析時間を短くしたり。。

透析患者に
いろいろな負荷がかかっていると思います。
透析不足、通院による疲れ。
物資の不足による買い物時間の増加など。


失ってしまった原発はすぐには作れない。
この停電は数年単位で続くかもしれない。。
冬はガス、灯油などを使う暖房器具があるけれど、
夏の冷房器具は電気だけ。
冬以上に需要が増える。
しかし供給が追い付かない。

日本の経済はどうなるんだろう?
病人はどうなるんだろう?


とりあえず、
被災地への燃料の供給が急務です。
燃料が届けば、物資も人も運べます。
暖房用の灯油も手に入ります。
また、病人を県外の病院・施設に運べるだけの
輸送手段を確保できることを祈るだけです。

コメント
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